宮崎市友好都市締結5周年記念「中国からやってきた小演奏家との演奏会」

葫芦島市副市長の挨拶  平成21年8月8日(土)、宮崎市とNPO法人宮崎市日中友好協会の主催による宮崎市と葫芦島市との友好都市盟約締結5周年を記念して「中国からやってきた小演奏家との演奏会」が宮崎市民プラザオルブライトホールで開催され約350名の市民が訪れた。
ピアノ、フルート演奏   この演奏会は、中国と宮崎市の青少年が文化交流を通じて友好交流を図ろうと開催されたもので、中国から、葫芦島市実験中学校一年生の趙菘さんと同実験高等学校三年生の孫月さんの二人が招待され、宮崎市の宮崎学園高等学校等の生徒5名と吹奏楽部生徒たちによる演奏が行われた。
  一部は、宮崎の高校生によるピアノとフルート演奏、声楽、漢詩の吟詠、民謡と津軽三味線が行われ、高校生らしい闊達とした演奏や宮崎の民謡「いもがらぼくと」、熱さを忘れ心弾む「津軽じょんがら節」などを披露してくれました。 孫さんの笛
  中国の趙菘さんと孫月さんは簫や葫芦絲(ひょうたん笛)を得意とし全国大会で金賞を受賞するなど将来有望な芸術家のたまこで、二人は「春到湘江」「姑蘇行」など6曲を披露し、観衆を幻想的な中国古典音楽の世界に誘い、優美な笛の音としなやかな古典の舞いに観客から大きな拍手がおくられていた。 ひょうたん笛を演奏する二人
宮崎学園高等学校吹奏楽部   また、宮崎学園高等学校吹奏楽部80名は「篤姫のメインテーマ」など5曲をエネルギッシュに演奏し観衆と中国訪問団に感動を与えていた。演奏を終えた宮崎市の高校生と趙菘、孫月さんたちはお互いにプレゼント交換を行い中国での再会を約束していた。
なお、10月には、宮崎市の高校生が中国葫芦島市を訪問して日中共演による演奏会を行うことにしている。 
訪問団のみなさん   演奏会を無事終えた訪問団は、青島やフローランテ宮崎、一ッ葉臨海公園などを訪れ宮崎市の様子を興味深く視察されていた。訪問団の敖副市長は「今後とも文化芸術やスポーツなど青少年交流を進めなければならない」と述べられていた。

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