平成23年7月10日(日)、九州中国帰国者支援センター(福岡市)の主催による中国帰国者交流・相談会(宮崎県日中友好協会共催)が宮崎県福祉総合センターで開催され、帰国者等60名程が参加した。帰国者の相互交流と生活相談などを目的に、例年九州各地で開催されている。 今回は、日本の伝統的な和菓子づくりを帰国者に体験してもらうことにより、帰国者の相互交流を図ろうと企画された。 |
和菓子づくりは、熊本県の和菓子専門店から講師を招いて、桔梗の花、ミカン、キティーの3種類を作りました。講師は、和菓子が唐の時代に中国から伝わったことや和菓子づくりの実演を帰国者に披露された。職人技でつくるウサギや鳥、花などの和菓子を精巧で鮮やかに次ぎ次と作成され、帰国者は、できあがる度に歓声を上げていた。 |
この後、講師の指導の下、帰国者は和菓子作りに挑戦し、あんこの丸め方や整形の仕方、彫刻など丁寧にひとつひとつ講師に教わりながら作成していた。出来上がると他の人と比べながら楽しそうに話していた。一番難しいと言われたミカンの和菓子づくりでは、ミカンの房がむいた皮から少しだけ見えている形に仕上げました。 |
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職人が作ったような和菓子が出来上がり、帰国者の皆さんは、大喜びしていた。帰国者の一人は「講師は、何年くらい和菓子を作っているのですか、あんこはどうやって作りますか、日本の和菓子は本当に美しいです」などと述べていた。 |