宮崎県日中友好協会

  宮崎県日中友好協会は、昭和52年(1977年)に、中国との友好を願う県民の期待に沿って、その友好促進を図るために設立され、歴代県議会議長を会長として、官民一体の国際友好団体として、積極的な活動を行っています。
当協会の主な活動として、
 @中国帰国者への日本語教室等の支援活動
  中国帰国者日本語教室の開催は、昭和60年から開催し、毎週、日曜日に県福祉総合センターで開講しています。
  この日本語教室は、日本語の勉強だけでなく、児童の夏期学習会や中国帰国者のための施設見学会などを行うほか、帰国者の方々の情報交換や生活相談などの場としても利用されています。
  また、1年のしめくくりとして、中国帰国者日本語弁論大会を開催しています。この他、県が任命する生活相談員、自立指導員などを派遣し帰国者の方々への支援を行っています。
A中国訪問団の派遣及び中国公式訪問団の受入れ
  これまでに、多くの方々が当協会の支援の基に中国各地を訪問され、中国の方々と友好交流が行われています。
  平成14年7月に宮崎県日中友好交流団が遼寧省や吉林省人民政府を訪問し、本県との友好交流促進について意見交換を行いました。また、本県への中国公式訪問団の受入れでは、中国各省の人民政府の方々を始め、各種の視察団等の受入れを行い、相互交流に努めています。
B本県と中国との友好都市の締結促進活動
 平成11年度に、都城市では、中国重慶市にある江津市と友好都市盟約を締結されて、現在様々な交流が図られています。 
 当協会では、各自治体が行う友好都市締結について協力を積極的に行っています。
宮崎市に対しても、友好都市交流を進めるよう側面的に支援しています。
 C中国からのホームスティーによる青少年の受入れ協力
 香港城市大学等から宮崎市内の家庭にホームスティし、日本文化や日本語の勉強を行っています。
ホストファミリーや学生から好評で、毎年、是非宮崎にホームスティしたいと希望されています。
 中国側や宮崎公立大学から高校生や大学生などの青少年交流も行いたいと相談が寄せられています。
今後も、このような青少年の受入れを積極的に行いたいと考えています。
D県市町村などの機関が行う日中交流事業等における通訳派遣や翻訳協力及び小中高等学校な どへの国際交流人材派遣、県や市などが行う文化事業への協力
  本県では、友好都市を結んでいるのは、日向市と山東省維坊市、串間市と河北省安国市及び都城市と重慶市にある江津市のみであり、当協会としても更に多くの市町村が友好都市締結促進に努力されるよう願っています。
  また、本県と中国との文化及び産業など各方面の交流を促進させるために、当協会は中国訪問に際しては、機会あるごとに中国各都市に本県のPRに努め、また、中国から宮崎県を訪問される時は、県民が更に中国への理解が深められるよう、県民との友好交流や経済界との意見交換など、その機会をつくるべく努力したたいと考えています。
今後とも、皆様のご協力とご理解をお願いいたします。

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