おわりに 

 〜I・N・G→
 
〜long love letter for〜







「その日の夜な〜、同じく“卒業ケジメ告白”で撃沈した友人Sとジョイフルいったん。
入学式用のスーツを買いに青山に行った帰りやってんけど、
『今日だけはスーツが似合ってほしくなかった。』・・・なんてね。」


「また相変わらずクサいこと言うなぁ。笑」


「だろ?(苦笑) まぁ、最後まで聞けよ」。





「・・・これが“世界行脚釣行録”の始まりの日のお話なんだからよ。」





「席座るとさ〜『今日はありがとうございました☆楽しかったです!でも・・・』そんなメールが届いててね。
・・・ジョイフルで一番安い焼き鮭定食を食いながら、俺はメールを返したわけ。」



「またクサいこと返したんだべ?」


「ったりめーだろ!!」


「なんて返したと思う?」


「さぁ?」




「・・・『5年間好きでいられて本当に幸せでした』ってね。ハハハ・・・(滝汗)」



「(爆笑)」





「想像してみ、Sも俺も、二人して泣いとったんやぞ!
ジョイフルで定食を食いながら泣いとる男子高校生2人・・・悲惨な図や(笑)」


「周囲のおばちゃんとかめっちゃ見てくるでしょ?」


「そうそう(笑)遅れてきたタナコーっていう別の友人を『とりあえずおせぇよ!』って頭殴って、またうっぷして泣いてた」


「おわってんな〜。」


「・・・だって俺の初恋やねんもん」

「2回目の告白で付き合うことなった高2とき、まじ天に上る気持ちやった。
周りの男が全部愚民に見えた。だからすべてに優しくなれた。
・・・でも破局→即神戸へママチャリ旅〜死に場所教えてくださいツアー〜に出て死に切れなかったから、
俺は驚くべき暴走と暴力性を有し始め、今に至ってるわけなんやちゃの、ウン(笑)
まぁ小心者やからあくまで“言葉のナイフ”やけどね。」


「くり返すけど、ホント、おわってんなぁ〜笑」


「ま、ともかくその日俺は一つピリオドを打ったってわけよ。
さすがにその後4回、計6回もアタックしてあかんかったらあきらめもつくでしょ?
で、『宣言しちまったらやるしかねぇべ』って思ったわけ」


「宣言って、その“5回の海外釣行の末、ガキどもの遊び場を守る!”ってやつ?」


「そうそう(笑)『釣旅と自然保護と何の関係があるのよ?』って感じだけどね」


「言われたほうも困ったやろうな(笑)」


「究極ウザかったとおもう(笑)」


「というかね、別れ際のホームで告白とか、ドラマの見すぎやから!(汗)」


「でもやってみたかってんよ(笑)」































「で、バイト始めたと」


「そうそう、とりあえずさ、バイトでも始めんと精神崩壊おこしそうやってん。」


「といいますと?」


「なんかさ〜、その日(3月28日)以降、数日熱出してさ〜、
4月1日の入寮予定日が遅れて3日にようやく仙台ついたのね。
で、その日に寮の新歓コンパやったんやけど、
いきなり先輩たちを正座させて、ギターかき鳴らして絶叫したらしい。」


「は?」


「いやさ、友人のワタルにたのんでさ〜、お別れソングって奴を作曲してもらってアコギで練習してたんよ。
話せば長いからかいつまんで言うけど、まぁ当然、演奏するまでもなく闇に葬られた歌ね(汗)」

「アホすぎやろ?」

「ちなみに作詞は俺ね!」

「・・・。」

「まぁ、目的を達成することなく仙台に来てしまったものだから、
せっかくの練習がもったいないし、酔った勢いで先輩たちを無理やり正座させて聞かせたってわけさ。」


「・・・ウザいな」

「ヤバいくらいな。汗」


「翌朝、“血圧”じゃなくて純粋な“ケツ圧”、おしりの圧力で携帯の背面液晶割れてた。
ギターもゲロまみれやったわ・・・。」


「・・・汗」


「ちなみにその数日後、軽音楽サークルの新歓で
『こんなもんなくても友情は代わりねー!思い出など足かせだー!』
とかなんとか言って、アホな友人共々ケータイ叩き折った!
今度こそ、完全に携帯は死亡したよ。笑」


「・・・汗」


「全部実話なのが怖いな・・・」


「ちなみに、ちょっとだけ所属した軽音楽サークルでの俺のバンド名、なんていうと思う?」


「さぁ?」


「“BLUE SPRINGS”訳して“青春”」


「・・・(汗)」


「とりあえず笑うとこだから、ここ(笑)」


「あいご(汗)」


「笑えよ?笑わねぇと殴るぞ?笑」




























「『なんのためにそこまでして旅に出るの?』とかよく言われるわけ。
休みぐらい実家に帰れよ、って。
『主義は何?表現したいものって何?』
たまに、そういう風に聞かれることもあったよ」



「ほぅ」


「もう何でかわかるよな?」


「聞きたくねぇよ、そんなヌルヌルな話(笑)」


「・・・言わせろよ?笑」












「いくらカッコつけても“やってってきた”に打ち間違えてりゃ世話無いな、お前らしいけど(笑)」


「・・・(汗)・・・ご愛嬌だろ?画像ファイルだで、直すのめんどくせぇ(笑)」


























「・・・みんな気になってるとおもうんやけど、その子とはその後どうなったの?」




「『5回放浪後まで会わない』そう心に決めてたんやけど、人間とは弱いものでさ(笑)
いや、俺が大学2年なった冬ごろからちょくちょく連絡は取り合うようなって、
去年の夏ごろ、俺が当時の彼女とうまくいってなくて相談してたら、今度上京するなら飲むべ!って話になったの。
で、6月半ばに飲みに行った。奴も大学生になって上京しとるんよ」


「もしや、それがロドリに書いてあった“東京デート”!?」


「そーゆーこと(笑)」


「いや、昔は俺のタバコにしかめっ面してたけどさ、その夜は二人でパプアのタバコを巻いたわ(笑)
お互い“白いため息”を吐きながらイベリコハムでビールをあおったとき、
一応ロドリから送られてきた計画書には
“新橋のロドリ本社にに22時の集合&早朝の出発まで編集部で仮眠”、
ってスケジュールやってんけど、どうでもよくなってきてさ〜、
『お前が酔っ払ったことにして家まで送ってかなきゃならんくなった、ってことで口裏合わせとけ!』
『オッケー!笑』・・・みたいな(笑)
『すんません、連れが酔ってしまって、送ってから1時までには行きます〜』と担当者さんに留守電入れたとき、
『おそらく明日はボウズだろうな』と思ったわ。」


「・・・そして案の定そうなった、と(笑)」


「そゆこと♪一睡もしてないし、超ハイテンションやし(笑)
あの日、本社で仮眠とってたクロダやバンセーには一睡もさせなかったから、悪いことしたわ(笑)」


「そういや黒田&マンセーも初日の結果は死んでるな(笑)」


『さすがに・・』って神田駅の終電で見送ったあと、
待ち合わせ場所の新橋の本社に向かいながら
『あーあ、すっぽかして飲み続けりゃ&帰さなけりゃよかった』とまで思ってた。
釣りなんかよりも、たとえそれが雑誌の取材であったとしても、
俺にはこっちのほうが1億倍も大事やけんね(笑)」


「死ね(笑)どこまで不真面目なんよ!」


「え?だってさ、酔ってたし(笑)
すべて酒に流そうとおもって(爆笑)」


「お前、酒で何回トラブル起こしてきた?」


「・・・さぁ(汗)」


「でも言い訳させてよ!!
何よりびっくりしたのは“仮眠室で朝まで休息”ってメールに書いてあったのに、
どう見ても“普通の会議室”に“寝袋”がいくつかあるだけだったことよ!」


「どこも苦労してんだな…」


「ヤケ起こして寝るのを放棄したよね(笑)」
でも、最高の3日間だったわ。ロドリさんにはマジ感謝してる。」


「うまいことまとめるなぁ(笑)」


「高校時代、策士とよばれてましたから(笑)」


「・・・そんな流れの中で、帰国後、
自分の力でつかんだ筈のロドリ記事だからこそ、悔しかった。
許せなかったよね〜。
子供っぽいなぁと思うよ。普通に考えれば、怒らないほうが、得策やん。
ただ、この話だけは、“世界行脚釣行録”関連の話だけは、
俺の温度、テンションは、あの高校時代そのままやでな。」



「こいつに代わって、ご迷惑をおかけした皆さんにお詫び申し上げます・・・」


「俺は死んでも謝らん!笑」


「さすが“最大の小者”・・・汗」








「ま、俺みてーなアクの強すぎる奴はいらねぇんだとよ(笑)
何年も先なんざ知るかヨ!


今、この一瞬に生死を賭けたい。
そこに精子をぶっかけたい。
命短し恋せよ乙女

GoingSteady ミネタカズノブ


・・・やっぱりミネタくんはサスガだよ。嘘のないものは届くんだ。

どれだけかシコシコやった後のその一瞬、
ほんの一瞬のための、無理、無駄、無謀・・・
それをぶっ飛ばす一瞬の快楽、エクスタシー。

俺の釣り旅は、射精みたいなもんや!


男の子ならゼッテーわかってくれるはず!!
そんないきり立った俺サマを“飼いならしてぇ”なら、金でもプラチナでももっと上等な鎖が要るよ(笑)
・・・いや、若いってスバラシイ♪(笑)」



「まさに“性春時代”(笑)」


「先調子のカチカチ&ビンビンの超高感度ロッドでありたいよね(笑)
だからバス釣りって若い子に人気あるんじゃない?
胴調子の、のっぺりした竿使う釣りって、おっさんに愛好者多いじゃん(笑)
・・・俺はこういう下らんことを常に考えながら、水辺に立ってます。
何でも哲学してしまいます。
半分以上シモネタやけども(笑)」




「おいといて」




「ま、全部いまやどうでもいい過去の話よね。
そう割り切ってるから、割り切れてないフリしただけだよ。
『おめー、ここでキレとかなきゃ後悔するぞ!』
って、頭の中で誰かが言ったんだ。」

















「・・・諦めてほしくないなぁ。」




「うっせ!絶望したんだよ。人類なんて絶滅すればいい。
“滅亡”なんて特別扱いスンナよ?他の生物と同じく“絶滅”だ。」




「・・・。」




「ま、これだけの覚悟でやったからこそ、達成できたと思フわけでよ、

だから大自然も俺に微笑んだ。偶然が故の必然なのサ。

もう1回やれといわれても、もう出来まいて。

それほどの魚たちだったんだ。命だったんだ。

・・・爆発寸前の火薬、俺の存在自体がギャンブルなんだから。」










「存在自体がギャンブル・・・ねぇ。」





「疎まれてナンボ、嫉妬されなくなったらオワリ。でもネ・・・」





「でも?」






「『全国誌に載ったよ』って言って、『すごいね』って言われたかっただけ、
その“一瞬”が全て。それだけで大満足やねん(照)

・・・まぁ、そんなもんだろ。すっげーシンプルなもんだ。
そんなシンプルな理由だからこそ、俺は一切に躊躇しないのさ。

俺を不愉快にした奴は犯罪者、喧嘩売った奴は死刑囚!

・・・どうだ、まいったかぁ〜!笑」















「(爆笑)」




















「・・・大物なんだか、情けない奴なんだかわかんねぇな、お前(笑)」


「だろ?“やわらか戦車”とか大好きやもん(笑)」


「退却ぅ〜、ってやつ?笑」


「そう、それそれ(笑)
なんのせ“超2流の下から6番目”・・・そんな意味わからん奴でいたいねんナ(笑)
夏のマンホールにのせられたヒルみたいなカンジ?
・・・意味不明すぎる例えやねんけど(笑)」





「牙を抜かれて身の振り変えるぐらいなら、猫のように人知れず死んでやるよ。

・・・ 気の振れた経験のない“精神の童貞野郎”にはちょっと難しすぎたか? FUCK!笑」









「またデカいこと言いやがって!」


「ごめん、眠くなってきたから寝るわ・・・」


「逃げんなよ(笑)」


「・・・土下座の準備はいつでも出来ております(笑)」























「・・・あ、いますっげー名言浮かんだから言っていい?」


「どうぞ」



「俺に喧嘩を売った罪は、“あの子への想い”の次に重い!」







「相変わらず脳みそがアンタレスだな〜おぃ」

「あくまで“次に”ね(笑) これ重要。」
























「もう一つの行脚釣行録」、これがその全貌である。







































「ってなわけでおわったわ。」

「ほんまにアホやんな」

「俺にとって“アホ”は最大の賛辞だ」

「(笑) ホンマしょーもねぇ奴やの〜」

「ま、高校時代に言ってたとおりだべ?」

「おみそれしました」

「あの、毎日詩をかいてワタルと批評しあってた高校時代が懐かしいな」

「マジ、終わってる日々やった(笑)でもあれがコトバアソビも原点やな」

「今はもう、別に引きずってもないけどね」

「またやせ我慢を」

「いや、これほんとにマジな話。」

「ウソや!」

「ほんまやって!笑」

「まじ、このHPをあのアホやった昔の俺に読ませてやりてぇぞ!」

「○○子ちゃんにも、だろ?」

「ちゃかすな!笑」

「うるせぇ!死ぬか生きるか二つにひとつ!(小野田風)

「意味不明(笑)」

「バカは死ななきゃ直らない、ってか?」

「そんなとこ」

















「でもバカはなかなか死なないぜ?笑」








「…加えてバカはうつるでね、」


「少なくても毎日見てくれてる数百人には馬鹿がうつったと思うゼ(笑)」




「みんなが大好きだから告白するヨ・・・」










「バ〜カ(笑)いっぺん顔でも洗って来い!笑」









・・・最大のお礼の言葉だよ。





































「放浪の末、何か学んだ?」

「いきなり堅苦しい話題をふるなよ!
マジうぜ〜(笑) チ○コ洗って出直して来い!笑」

「“首”の間違いな・・・」



「・・・とりあえず、行脚釣行録をもういっぺん“はじめに”から読みなおせ、でしょ〜?笑
まぁ、ちょっとニュアンス変わるけど、
放浪の果て、俺に残ったものって言ったら・・・
最高の“思い出”と、、国内外問わず俺を支えてくれるたくさんの人々と・・・」



「と・・・?」





「ちょっとシャレにならない借金だな(笑)」


「・・・釣り旅だけじゃないけど、大学生活の生活費とかもろもろ含めて
現段階で約100万!
まぁ奨学金っていう無利子借金だし、何年かかってもコツコツ返しますワ(汗)


『わがままやると決めた以上、受験費もったいないから私立大学他滑り止めは受けない。
意地で国立大学一本勝負で、1年の授業料約50万×4年間
んでもって水道ガス電気代に家賃あわせて9000円のボロ寮に住み、生活費家賃コミで1月あたり5万以上は受け取らん。(5×48ヶ月)
・・・ってなわけで風呂共同にて事実上“楽しき大学生活”崩壊、という禁欲生活を敷いてまでも
“大学を一人卒業させるには1000万かかる”ってタブーを破るべく、その半分以内で卒業する!
それ以上は俺の責任(=奨学金と言う名の借金)で活動する!』



みたいな、“なんだかんだでスネカジリ生活”だから、
ちょっとだけ裏で意地見せてもいたんよね〜。
自由への代償を、自分で十字架あえてせおったんよ。
追い込めば追い込むほど、魚は釣れるという、まぁ俺の“精神開拓釣旅論”や。
俺、お金持ちって大嫌いやねん。楽しそうにしてる奴見ると殺したくなる。
だから、決してボンボンでないから金に糸目なく使えるわけじゃないけど、
でも我慢することはやめようって。
今使う金と、20年後に使う金って同じ額でも価値が違うと思うからさ。」






「・・・だから今日のパンツも3日間かえてないんやぞ!!笑」


「それとこれとは話し違うだろ(笑&汗)」


「寮は彼女おらん言い訳にも使えるしなっ!笑」


「もう喋るな、イタすぎる…笑」


「ま、本気なったら楽勝やけどな♪」


「“本気なったら”とか、ダメ人間の常套句やん(笑)」









「ま、不幸自慢する超幸せ者ってことやわ(笑)
両親健康やから旅にでてられるわけやし、あいつらは俺が心配かも知らんけど、
俺にとったら
『あの年寄りども、死に目に会いにこんだら悲しむやろな』
って長期の旅先では俺が心配なるねん。
さっさと往生してくれたらもっと暴走できるんにな、ってヨ〜。」




「また罰当たりなことを(笑)」



「だから土産なんてまず買ってこんのよ。
『お前らのほうが心配じゃボケ!俺の元気な声で十分だろ?』ってね。笑
あ〜、オカンの南蛮漬け食いてぇ〜富山帰りてェ〜。」






「(爆笑)」







「俺もオヤジ見習って、息子をマザコンに出来るぐらいのイイ女GETせんなんわ(笑)」


















































「・・・ねぇ、これぐらい持ち上げといたらお小遣いくれないかな?」



「・・・(汗) またひと言多いな。せっかくいい話やったんによ(笑)」














「…ま、まーよ、100万ぐらい車一台、事故ってパーにしたとおもえばいいってこった。
まとまった時間って、社会にでたらいくら金出しても確保できんらしいでね。
ホントかどうか、その“タブー”も確かめてみよう思うけど(笑)
ブルハの『no no no』の歌詞やないけど、
“戦闘機が買えるくらいのハシタ金なら要らない”。な〜んてね(笑)」





「・・・100万円なんて借金、そんなもんなどハシタ金さっ!」








「Cost of my freedom 、自由への代償ってやつか?
お前見てると、軽い代償だな〜って羨ましくなるよ(笑)」





「だろ?笑」



























「でもなんだかんだで単位もとり終わって、
来年卒論出せば卒業ってトコまでこぎつけたのは、やっぱ大学の仲間達のおかげやな。

『俺は俺の出来ることをする、だからお前が得意なことは任せた!』

ってなわけで完全分業、“Mr.他力本願”ってやつだ。
実習中俺が下手なことすると進行が遅れるでね、こぼれた薬品をふくのが俺の仕事やった。

で、ついたあだ名が“ティッシュ小塚”・・・(汗)」




レポートとか、全面的に協力してくれたMr.FUCK他、クラスメイトに心から感謝します。
必死の反省文に、情けで単位をくれた教授たちに感謝します





「ダメダメだな〜笑。ならお前の役割って何だったんよ?」




「う〜ん・・・飲み会の段取りを取り付けたり、とか?」




「・・・税金を払ってるすべての社会人のみなさん、こいつに代わってごめんなさい。汗」





「卑屈になんなよ!」


「バカ、お前も謝れ。」







「ごめんなさい、来年は税金を無駄遣いしないよう真面目に勉強します・・・笑」















「でもな、かつての超天才拓矢様は世界のどっかキモチイイ場所で爆発して死んだけどよ、

まわりのクラスメイトみたいに英語論文とか訳せなくなったけどよ、

これだけは絶対の自信があるぜ!


俺はな、絶対他の友人たちより、外国で笑いを取れる!


ってな。

言葉以上に大事な、間や、表情や、ジェスチャーや・・・」






「暴走具合、酔っ払い方・・・笑」






「・・・ま、そんなトコだ(笑)

東大をさ、ホントに気持ちよく落っこちて思ったんだよ。

俺より頭のいい奴なんて、いっぱいいる。

難しいことは、全部彼らに頼んで、押し付けちゃえばいいねん(笑)って。

俺は、彼らを笑わせて楽しませて、相互扶助。

ギブ アンド テイクで、

俺だけは思いっきり楽しんじゃおう!ってさ〜。

小馬鹿にされたら殺してあげれるぐらいの“懐刀”を秘めた上でね♪

ホンマのバカでは、やっぱりちょっと敷居高い連中やねんな。

だからこその天才的“ピエロ”、世に言う愉快犯ってやつだ(笑)」




「・・・ちょっと負け惜しみカ?笑」




































「あ、ついでにまた名文句浮かんだから言っていい?」


「どうぞ」







「死ね(笑)」




「ほんま、どこまでもおめでたいやつだな。」

「でしょ?笑」







「・・・たまに己の熱さに、己で胸焼けするよ(笑)」

「ハハハ。俺はヤケドしたよ(笑)」




「あとさ、もう1つ学んだことあるわ〜」

「ほぅ」

「最近さ〜、オヤジが無駄に宗教にこっててさ、マジやばい方向に向かってると息子ながら心配してるんやけどさ、
この前富山に帰省したとき『お前の“天上天下唯我独尊”って使い方まちがっとるぞ!』って指摘されてね、」

「ほぅ」

「俺は純粋にヤンキーや暴走族と同じ意味で
“どこへ行っても、誰にも指図されること無く、わが道を行く”
って意味で使い始めたんやけどね、
仏教的には違う意味やそうやねん。」


「天上天下、世界広し幾多の人あれど、
みんな“唯”だ、“我”にしか出来ない、“独尊”がある。
“独尊”って“たった一つの尊いこと”、言わば“使命”みたいな意味でさ、」



「ようするに・・・

“広い世界、何億の人あれど、誰もが自分にしか出来ない使命を持っている”

っていうのが、“天上天下唯我独尊”のホントの意味なんだってよ〜。
・・・正に俺の事を言われている気がしない? うんうん(笑)」




「あとづけ的なのがすっげームカつく(笑)」







「でも結構そういうことって多いよね。何年もたって分かることって」

「まぁな〜。」

「そしてそれが、ガッチリはまることってさ♪」









「何のために生まれて 何のために生きるのか
分からないまま終わる そんなのはいやだ」


「・・・アンパンマン、幼稚園児対象にしては深すぎるって(笑)」

「まさに今聞き返すと、って曲だよね。」




「今を生きることで 熱い心燃える だから君は行くんだ ほほえんで
時ははやく過ぎる 光る星は消える だから君は行くんだ ほほえんで・・・」





「・・・・なんか涙出てきた。こんな熱い奴に、愛と勇気しか友達がいないなんてよ・・・笑&涙」








人はいつか変わる 青い星も褪せる だからボクは行くんだ 竿持って・・・



by俺












「ってなわけでこれだけハデにやりゃ俺の“使命”も終わったっしょ?(笑) 明日死んでもいい?」


「もっちょい頑張れって!笑」




「ならあと60年ほど頑張ってみるよ♪(笑)」





「大爆笑のお葬式には、まだ60年ぐらいはネタ集めしないとね♪」




















「あ、ちょっとマジメに語るよ。」

















「な〜んかさ、自分でも“死ぬ”って言葉よく使ってるって思うけどさ〜

これも旅して感じたことなんかなぁ〜?

かなり“命”ってものを身近に感じたっていうか、

上手くいえないけど“簡単な”、“シンプル”なもんに感じるようになったよね。

日本でいる限り、まぁ普通に考えれば10年先、20年先のビジョンってみえるじゃん?

まぁ健康体の俺だから言える贅沢だな、って1リットルの涙みて思ったけどよ。あまりに沢尻エリカが可愛くて、けなげでよ。

でもね、旅ってみょーに“命”がリアルだったんだわ。

タイの市場で両手両足なしで、イモムシみたいに這い回りながら金乞いしている乞食。

中国で、タイで、事故って死んでビニールシートをかけられる現場を何回か目の当たりにしたよ。

アフリカの汚い市場の隅で、ゴミみたいにゴミの中で転がって死を待ってるオッサン。

中国の西安では痙攣(けいれん)しながら寝ているオジさんがいたから、

不思議に思って反対側に回ったら、

反対側の目がエグらてて、無くて、もう血ではなく白い膿?体液?が流れ出てた・・・

「眼孔って意外に広く、深い」、気持ち悪かったけど妙にはっきり見えたよ。

そばにきちんとそろえておいてあった靴が、妙に印象的だったナ。

自分自身もパプアのラスカル(強盗団)に逆上してたら、もしかしたらどうなってたかわからんし、

全身にブツブツがでて、発熱&動けなくなった第1回のパプアとか…

このまま日本に帰れないかも…って、でも苦しくても日本語じゃ何も伝わらないし、

英語に直したくても頭がくらくらして出来なくてさ、一人蚊帳の中で孤独でよ、

関節痛で動くこともできなくなってもうて、そのままちょっと泣いちゃったサ。

アフリカで撃たれた時も、窓を眺めているときに運悪く1発目が額に当たったら、きっと死んでたでしょう。

『マラリア薬よりビール!』・・・そう宣言して見事にかかった武さんは自業自得だけれど(笑)、マラリヤだってバカにできない。

崖から転落、水死、ワニ、そんな恐怖は釣りを楽しむためには避けれない税金だとしてもね・・・


『 ヒトの命なんて“軽い”、あっさり死ぬ 』


そう思ったから、

だからこそ今一瞬一瞬をしっかり生きてこうって思えたよね。

“人間様の命”だけが特別ではない。

人間も、あの鬼と同様、他の生物と同列で、結構あっけない。」













「それが8章の“命の分母”って詩か?」




「そんなトコ。」












「・・・たまにはいいこと言うじゃん?」


「俺はいいことしか言わないぜ?笑」







「・・・俺の終末思想、無常感の根底かな。」








色即是空 空即是空








「“天上天下唯我独尊”の後釜は、こいつのような気がしてる。」







「小さなことが、大きな事へ、そしてまた小さなことに回帰する。

そんな無限ループの日々、無限ループでありながらひとつの大きなループの中に、

俺は綺麗な水と、愛しきお魚ちゃんが関わってきて欲しいダケ。」










「釣竿でパンクロックを叫び、パンクロックで念仏を唱え、念仏を唱えて釣りをする・・・


『我、水とひとつ』


・・・それが俺の“天上天下唯我独尊”、与えられたループや。5回の旅で、それだけはわかったよ。」











「・・・たまに想像することない?宇宙人が急にやってきて、

奴らは俺たちがアリに見えるほどに強く大きく、圧倒的で、核すら効果なかった時・・・

俺たちが昔、アリの行列を1匹1匹殺したみたいに、

ただの“愉快犯”として大虐殺始めたらどうなるかな、って。

指先で一人ひとり潰してくんだ。『プチっ』って音立ててさ。」








「シリアスになりすぎるからこの話はそのぐらいにしとこうぜ・・・汗」








































「・・・ところでこのHPどうすんのや?」

「ヤリ捨て御免〜!って感じ?笑」

「マジメな話だよ!」

「そやな〜。いい話あったらtakuya198597@hotmail.comまでメールください、ってトコかな?」

「・・・どこかの国の、安宿のベッドで読んでもらえたら最高だよね。」

「熱帯雨林とか、とにかく湿気の多いところだとなおよし。笑」




「もし儲かっちゃったらどうすんの?」

「まずは借金返済!克っ!」

「・・・一気に現実に引き戻される話だな(笑)」

「まぁその後は、ベタだけど家族で温泉行きたいな。」

「弟をつかまえるのが大変そうやけどな」

「あいつもあいつで世界中フラフラやっとるでよ(笑)」

「両親連れてパプア旅行とかどうよ?」

「二人とも今年で還暦やぞ。・・・そんなん悪質な保険金詐欺やろ?笑」


「ワハハハハハ」


「あ〜お金持ちになりたい!笑」

「またそんな身も蓋も無いことを(笑)」

「とりあえずアマゾン行きたいなぁ〜。もうバイトはコリゴリだけど。」

「・・・ダメ人間(笑)」










「ただね、ズット思ってたのはね・・・

“釣りをやらないヒトのための釣りのHP”

ってあっていいんじゃない?ってさ。

釣りをやらない人でも読めて、なんか感じるものがあって、

釣りをやる人が読んでも、釣りをやらない人にまで勧めたくなるような、



こういう言い方もカッコつけすぎだけどなんだけど、


釣りをしない人には、釣りのすばらしさを、

釣りをやりこんだ玄人にも、釣りの可能性を、


そんな孤高のHPでありたかったよね。



俺、いたずらっ子だからさ

いわゆる“業界人”、お高くとまってる連中をイラっとさせたいっていう、

そんなパンクロックもあったけどよ(笑)」






「でも・・・」







「出会ったばっかりの女の子にさ、

趣味は釣りですって胸張って言ってさ、

『え〜釣りぃ?』

なんてネガなリアクションきたとき、

『とりあえずこれ読め、でしょ?』

って差し出せる、



釣りって趣味の名刺がわり”



そんなHP、そんな“本”に・・・

“MONSTER KISS”って文字が載ってたらうれしいなぁ。」



















































「ってよ(笑)」




























































「・・・そろそろまとめるぞぃ。」


「うぃうぃ」


「スペースの関係で、ってことにしといてくれ(笑)」


「ハハハ(笑)了解しやした。」





















「ま、とにかくおわったってこったな。」


「なにもかも、くすぶってたもんもすべてな。」


「今死んだら最高の気分で灰になれるぞ。フワフワしてぇ。」


「・・・危ないな、お前。もうちょい頑張れって!笑」





「これからの抱負とかあるんか?」


「あるなぁ。だってよ〜、世界にゃ何万種も魚おるわけでよ、
ルアーでヨーロッパオオナマズとか、ロシア&アラスカのトラウト族、
そして何より北南米・・・さっきも言ったけどアマゾン!
釣らずに死ねるか!行かずに逝けるか!・・・ってね笑」




「・・・とまぁ海外もいっぱい行きたいけどさ、“岸スタ”を終えて、ちょっと考え変わったよ。
やっぱ、日本を軽んじてた気がしてさ〜。

『日本でもオーパは存在する!』

それを実証すべく、
モンゴルから帰った後は徹底的に日本の釣りをやりこんでみたんよね。

『国内で、魅せる!』

それをキーワードにスモール、ケムケム、ベッコウ他・・・特にスモール祭り!!
俺が朝いちで案内役以外で行けば、すごい確率で50アップ捕ったでね(笑)ラージが下手な俺の、ささやかな誇りよ(爆笑)
来年はさ、今度はソルトをやりこんでみよ〜って思ってるわけさね。」






「まぁ後悔チ○コ立たず、っていうしね♪」


「“先に”、でしょうが!」


「え?先走り・・・か、カ○パー!?イヤン♪」


「もういいよ。汗」













「あと抱負といえば“パパ”かなぁ。子供すきやでね。

富山の気の会う連中と、子育ての愚痴言い合いながら、富山でゆっくり暮らしたい。

仲間内の会話ってめっちゃ楽しいねん。

1回も店で飲んだこと無い、全部まったりと宅飲みやねんけどな。」








「どーせぐっだぐだなはなししてんだべ?」











「世の中みんな闘争心強過ぎるけぇ、ゆる〜く行こうぜっていつも言い合ってる。向上心無し、傷を舐めあうのがキモチイイ(笑)」


「ほとんどが医者やら弁護士になりますけどもな(苦笑)」



「東京のことを“凍狂”、仙台のことを“賎die”…最近は東京を“トン・キン”(中国読み)して忌み嫌い始めたよ・・・」


「素直におわってんなぁ〜おぃ」


「みんな都会に憧れ、すぐに絶望してしもた。
始めのうちは“OiOi”を“マルイ”って呼ぶことを学んで嬉しくなって、春夏のバーゲンとか楽しみにしてたけど、
今やそん頃買った服、日焼けしてクタクタなった服を着まわすだけやぞ。
『標準語話すジジババみとったらシバキた〜なる、ジジババは字幕入るような方言しゃべってナンボ!』
・・・そんな感じや」


「仙台寒いぞ。これをかいている今日、最低気温-4度やぞ!?秋田が自殺率1位の理由わかるわ。
裏日本&寒い、日照時間が全国最低いうたら、もう、行くとこは屋上やろ?」


「・・・ほんとにそんなこと話しとるんか?」


「当たり前。そんな問答が何時間でも。話は人種差別やら民族紛争やら学問やらにまでおよび・・・ここに書けるんなんて序の口やぞ。」


「『もっともっと、とか向上心は毒や。ある程度の満足、妥協を探らんと、俺みたく人生失敗するぞ!』ってボクはシレっと言ってます(笑)」


「“合コン省”作れ!それなら税金払うぞ!!ってハナシから、宇宙の真理まで・・・」



「汗」



「あれやの、

目的は絶対に達成する。でもその後は、もにょもにょと、まったりと墜ちる。
ゆる〜くいこうぜ。どーやってもビルゲイツよりお金持ちにはなれへんねんから。


・・・そんな、仲間内の“諦めの美学”が好きやわ。
“裏”日本、そんな日本海側の田舎の、バカタレたちの自己防衛思想がね(笑)」




「『がんばるなんて嫌いだ。がんばると疲れるからな!』

『世の中に遠慮して生きてこうぜ!』

『でもマッカーサーに奪われた、先祖代々の土地は絶対買い戻す!』

・・・そんなかんじ(笑)

志は高く、でも低姿勢にダメダメでいこうって(笑)

意志と意死、虚栄と鬱、うなじと陰毛、そんな感じや。」




「笑」




「俺はな・・・

言うだけ言って、すぐ謝る。
都合よく、自分の意見をころっと変える。
ヒューマンドラマに感動し『命は地球より重い!』と叫んだ直後のコンビニで、エロ本立ち読み親父に殺意を抱く…

そんな人間らしい奴が好きや(笑)」





「(爆笑)。お前そのまんまやもん(笑)」






「・・・釣りとか、剣道とか、
女おらんところでチャーミングでありたいんよね。
試合中、相手の両足つかんで裏投げしたり、「邪剣」とか呼ばれてた俺の無茶苦茶すぎる剣道やけど、
むか〜しから剣道が好きな理由聞かれたとき言ってるけど「面つけたときぐらいカッコつけさせろ!」みたいな(笑)
女の子の前で“カッコイイ”のは当たり前、紳士のたしなみ・・・それはまぁ“墓前の花”、そんなかんじや。」



「・・・意味わからん(汗)」


「おまえにはわかるまいて(笑)」


「性格悪いよね」


「おれもそーおもう(笑)」



「結婚して、所帯もったあとさ、どれだけイカしたオヤジであり続けれるかやな。
『結婚しても恋しろ』いうのは俺はなんか好かん、奥さんに悪い気するから。
“本能の小競り合い”の終わったあと、いかに美しく馬鹿やり続けられるのかな、って。
燃え尽き症候群日本代表の自信あるからさ(笑)、自分の将来が怖いんやっての。
一人暮らしベッドより、お墓のほうがよく眠れそうな気がするゼ(笑)」




「・・・1回な、受験のときな、すべてやーなって(嫌になって)、『図書館で勉強してくる』って家でてよ、
爺さん婆さんの墓の前でボケーっと1日すごしたことあるんやわ。
そんときひょいと思ってよ、墓あけて見たんよ。
いざあけようとしてちょっと動かすと石の継ぎ目からシロアリ?がいっぱい出てきてな、
うわっ!っと思いながら、えいっ!って開けたらさ、
誰のかわからんけど、ご先祖様の骨壷のいくつかが崩れて、骨は地面に溶けていっとった。
俺、それ見て不思議なんやけどすっげー元気でてさ、急いで図書館行って勉強始めたよね。」




「・・・。」




「・・・旅ばっかしとって富山あんま帰ってないからの、これから俺の“土台”、富山の全てを大事にしよう思うわ」







「ってなわけでまた話とんだケドもすんませんでございますですアルヨ〜(笑)」



「なぜにラーメンマン?」



「腹へったからさ。」






























「・・・なんのせまた忙しくなるってこっちゃな」



「そーゆーこと(笑)」



「ならラーメンでも食いにいこか?」



「お前のおごりでなら(笑)」














「・・・とりあえず、お疲れさん。」







































































とりあえず、卒業後は2年間、大学院修士課程に進学しようと思ってる。
(また奨学金を借りなければ・・・鬱)
せっかくだし、「保全生態学」っていう分野でちょっとやってみるよ。
夏の試験までは、大学院入試への受験生。
8月以降は「東洋のガラバゴス」そういわれる小笠原諸島に長期滞在して卒業研究さ。
・・・もちろん、めっちゃ釣りすんのが楽しみや!笑

「なんとなく」じゃなくて、
しっかり知識を得た、生物保全の専門家になる。
・・・と今は思っている(笑)

パプアでフィッシングガイドとか、学校の先生とか、水族館で学芸員とか、
旅中、有り余る時間の中でいろいろ考えたんだけど、

今は、あれだけ嫌いだった勉強がしたくなったんだ。



・・・ゼニの都合さえつけば・・・
途中1年間ぐらい休学して北南米を釣り放浪してもいいかと思ってるし、
研究スケジュールを調整して、パプア通いも続くだろう。
その後はどっか海外で大学院博士課程をやれたらいいな。
もちろん、“ついで”に釣りを楽しみまくりながらね(笑)

この“ついでに”ってのが重要で、
こんな性格してるもんだから眼の敵にされることの多い俺だけど、
無頼に全部叩き潰してここまで来たし、これからもそうであろうから、
あくまで“ついで”っていう、ひといき抜いた脱力感、
この点で、釣りにだけは“依存”しちゃおっかな?


真面目な顔してNHKにでてきて
生放送でいきなり「ウンコ」って言ってしまうような
そんな品性下劣な、おもしろハカセになりたいっす(笑)


正直どうなるかわからんし、
「有言実行」はつかれたからさ(汗)、
ノリで赤ちゃんできて「や〜めた!」とか言って
サラリーマンな育児パパ頑張ってるかもしらんけど、

言うのはただじゃんね?笑

「とりあえず言っとけ(笑)」みたいな。



「子供たちの遊び場、きれいな水辺を守りたい」

目標は一つ、やり方は無限大。
言ってしまえばそこからまたなんか周りはじめる。




富山県知事にでも出馬したら、皆さんそのときはよろしく。

マニフェストは

「公共事業費は、コンクリートをはぐるのに使いましょう!」


・・・ま、言うのはタダやからね(笑)







〜蒸留水は体にわるい。豊かなアマゾンは濁ってる。
チーズみたいに、それが腐敗だとしても、おいしく仕上がってやるさ♪









ヒントは自然の中に転がってたんだ。

映画であり教科書であり、
音楽であり誓約書だった。

「芸術は音楽に嫉妬する」とシェイクスピアは言ったという。
俺は自然に嫉妬する。格好よすぎやけんね。


とりあえず30歳のときの「なりたい自分」をイメージして
ボチボチ、のんびりやっていきますわ。

人よりかなり楽しんだ自信あるから、残りの人生は余興やでね(笑)










カワセミ、ギンヤンマ、アオスジアゲハ…どれも俺がすきな、宝石たち。
バタフライエフェクト…ちいさなきっかけかもしれない。
「蝶(チョウ)の影響」なんて、そんなきれいなものじゃなくていいよ。

天上天下唯独尊

モンスターキスっていう弱々しい「蛾(ガ)」の羽ばたきが、
いつかでっかい打ち上げ花火になればいいとおもう。
キレイなキレイな、でもなんか悲しくなっちまうような
8月31日の線香花火のような、
そんな愛すべきお馬鹿なことを、体はって大真面目にやっていこうとおもってるよ。










失恋から始まった俺の冒険は
もっと大きなレベルの話に昇華した。
シンクロニシティー、
奇跡のような偶然の重なり合いに運命を信じた。

出来すぎなことがありすぎた。
でもそれは、俺が必死だったから必然だったんだと今は思える。


釣りをやる人、やらない人、すべての迷える同世代に
自分の実体験から、等身大に言う。



「夢はかなう」は真実だったよ。

「釣り」っていう、まぁこれまたマイナーな分野だけど、なんにでもいえるんじゃないかな?



「大人が本気で遊べば、それがお金になる」


雑誌の原稿料、うれしかったなぁ。
いいカメラ買って、また、いい写真撮ります。
「いい加減マトモな釣具買えよ」、って?
いやぁ、別に俺にはあれぐらいで分相応ですわ(笑)
折れたとき買い換える、そんな感じです。




「本気でやれば、“運命”を生きている人には、必ず周りが助けてくれる」

「アルケミスト(パウロコエーリョ著)」の啓示は本当だった。
バリバス様、グレイズ様他、
個人的な範囲でもありとあらゆる人が助けてくれた。
感謝感激、マジリスペクト!



「自分を一番疲れさせるのは、“自分らしさ”にこだわることだ」

とは…そんな人たちの一人、ナカジマ曹長さんの出国前の言葉だ。

釣りをやってなかったら出会えなかった、
年齢も、地域も越え、
「釣り」という「糸」でつながった沢山の人々が、
沢山の啓示をくれた。
「まさに『釣り』やのぅ」と哲学しちゃったり(笑)


そして、だから、

若い俺らは日々変わっていく

今一度タイ編からよみなおしてほしい。
・・・そんなものも、リアルタイムの更新から感じてほしかった。


自分に塗る色を決めるのは自分自身
「出来る、出来ない」はやってみてから決める。そして俺はやりぬいた。














〜誰かに押し付けられた個性なら、 押し付けてくる個性なら
俺がウンコ色に塗り替えてやるよ〜


















魚が好きなのに、魚を傷つけ、時に殺す
ユダヤがドイツ人を愛してしまったかのような
許されぬパラドックスを抱いて・・・

それでも俺は釣りをやめない。




































スエちゃんが岸スタの夜言ったっけ?


「俺、釣りが好きで好きでしょうがないんよ〜。仲間内でも浮くぐらいで、
正直、自分、少し変じゃないかな〜思ってたけど・・・安心した(笑)」



んなことないぜ!末っち!

だって

釣りってサイコーじゃんかよ!!











どうか、ごみを捨てないでください。

どうか、小さな水辺を見捨てないでください。

どうか、釣竿を振り続けてください。







そんなうざってぇキレイゴトも

世界行脚釣行録でなら、届く。

そう、信じている。



ポイ捨てすらも「価値観の違い」なんて常套句で肯定するなら、
俺はその人間すべてを否定してやる。


「ゴミ拾わないほうがいいのか?
おちてるパッケージすら“プロモーション”か?」



ダメ人間まびき許可法とか作ればいいねん。
ハンムラビ拓矢法典には満場一致で可決、既に記載されているけどさ♪


理想国家、ハンムラビ拓矢国はすごいトコだよ。
一夫多妻制が敷かれて、ダメ男の遺伝子は後世まで伝わらないから、
「財産」っていう生物界のタブー的世代間“価値”譲渡を禁止してるから、
ブタがのさばることも、ニートのせいで年金問題のしわ寄せが来ることも無い(笑)
生類憐みの令がひかれているから、ガキと俺以外釣り禁止(笑)
当然魚も水も元気だよ。

・・・これを「日本国」で施行すると、釣りできん状態に拘束されるからやめときます(笑)



妄想もこのへんにしとかんとネ♪
この「日本国」で、ワイの優秀すぎる遺伝子が絶えんように頑張りますワイ(笑)












〜メシアを消すつもりなら、俺は十字架に火を放つ〜















HPを開設してから2年、

これだけめちゃくちゃなことを書きながら、1通も批判的メールが来なかった。
奇跡的なことだ。そしてたくさんの応援メール。
本当にありがとう。

だからこそ、残念だったなぁ。
「お前消えろ」そういわれたのが、いわゆる“業界”からやったから。

負けても買わなきゃならないケンカがある。
そしてそれはまた、

きっとたくさんのトモダチを生むとも知っている。


まぁ、今回のタイメンの件はいろいろグレーゾーンだし忘れちゃる。
グレーゾーンって知っててモノの手配したのは貴方自身なのにね(笑)

俺は言った事は着実に、確実に遂行する。
驚異的なベストタイミングで現れる。
受けた恩も忘れないけど、屈辱も絶対忘れはしないから。
この執念深さと言う一点において、俺をただの21歳だとナメないほうがいい。

そして“負けた”ままじゃシャクだから、
1発だけ“リベンジ”かますのを宣言する。みんながHAPPYになれる方法でね。
“すべての壁をぶっ壊して、サイコーに楽しんでいる姿を見せつける”

いつか俺に「ありがとうございました」って言わせてやる。
「すいませんでした」ではなく、「ありがとうございました」って頭下げさせてやるからサ。
いつかまた旨い酒が飲めるといいな。
ちゃんとお金稼ぐようになって、今度は俺が奢ります。
・・・それが俺の“幸せなる復讐”さ。

反省はしない。謝罪もしない。絶対に。
ただ、これだけ。

「ありがとうございました。」


“感謝はしているが、反省はしない”
「ご迷惑をおかけして・・・」なんてへりくだるかよっ!笑

天上天下唯我独尊

一度掲げた旗は絶対降ろさない。
鬼の命は“世渡り術”に翻弄されるほど安くねぇ!
どんな時でも、俺は俺の味方だ。
後ろ盾などいらん。自分の才覚だけを頼りに自分というものを肯定する。




・・・後は知らね。















〜夢に生き、夢破れて丸くなっていくのは
夢破れた大人たちの、情けない嫉妬が原因なのかもしれない。〜

































勤勉なタイ人と出会い、

オカマかもしれない美女の家に泊まり、

地上最後の「楽園」でナイフにおわれ、

一夫多妻国家の独身男とブアイに倒れ、

論理的&知的な原始人(生活様式の意味で)の世話になり、

ピラミッドでアニョハセヨといわれ、

パソコン技術者のマサイと出会い、

将来不安の北欧人とディスコに行き、

崩れた壁にえがかれたピカチューと、モンスターを探して旅する俺、

イギリス紳士にガンジャを習い、

国立公園で撃たれ、

快楽主義な日本人と旅をして、

おしとやかな彼女はアメリカに行ってしまい、

豪華発展した街角で一皿30円の餃子を食い、

普通の日本人は位置すらしらぬ産油国でタクシーにすら止まってもらえず、

すれ違う金髪の妖精たちに前かがみとなり、

ドイツ人とウォッカを煽り、

キャビアが赤く、

リンゴの里、CISのハンバーガーはマックより美味しく、

800年前の栄光にすがる「東」の国におりたつとすぐ「西」の軍事システムに一念発起し、

フランス人ホモの足の臭さにおののき、

騎馬民族のジープにのって、

遊牧民のログハウスに泊めてもらって…




そして疑似に魚が食いついた。









品性下劣な上質ブラックジョーク、

冗談みたいな、そんな3年間、12か国だったナ。



気づいたらいつの間にか成人式もおわり、21になっちまったけど、

俺はなーんも変わりゃせんよ。

「ま、そんなもんだろう」

そう思える事が増えただけ。










大親友が高校の卒業アルバムに書いてくれた言葉

卒業アルバムの裏表紙に高々と書かれたこの言葉。


「業界に革命を起こせる」


はは、そんなたいしたもんじゃねぇ。

ただ、ただ・・・

好きな子にいいカッコしたかっただけ。



久々に会ったとき、

「カッコヨクなったね」って、


もう、サイゼのドリンクバーじゃなく、

ちょっと背伸びした小洒落たバーで、

ショットグラスを両手で持って、ちょっと上目遣いでそう言われたい。




ホントにそれだけだったんだ。












それも、今はおだやかな気持ちでとらえられてるよ。

実際会ってる連中からは「モンゴルから帰って丸くなったね」って言われる。

ブルハじゃないけど、“爆発寸前の火薬”のような“旅人”は、

モンゴルでドカンと打ちあがったから。


・・・テルさん、きれいな花火だったでしょ?笑



















極論を言おう。








1年ぶりのパプアで思ったこと。

1年前に俺の持ち込んだ風邪で体調を壊したレンちゃんが

元気に走り回っていてくれたこと。

それだけで充分だったな。

ハイハイしかできなかったあいつが、今やもう2歳。

うるさくてかなわん、でも一番かわいい年頃やろうて。

次はいっぱい話そうな。
















釣りなんて言い訳、おまけなんだろう。

































何を特別にしていたわけじゃない。読書家でもない。


ただ、人より多くの時間を水辺で過ごし、風の音を聞いていただけ。


うまい空気と、さわやかな波音の中で、自分自身と話しをしてただけ。

















あぁ〜クセェくせぇ親父くせぇ。
じぃさんの枕みてぇな匂いがするよ。
換気だ換気っ!(笑)



















ある日、小学生のある日

今でも鮮明に記憶に残る夢を見たんだ。

ドラクエみたいに、体によろいをまとって仲間たちとパーティ組んで世界中を冒険してる夢を。



夢の中で、俺はダイの大冒険の「ダイ」みたく、

青いよろいをまとっていた。





ボクはゲームの主人公だったんだ。







細部は忘れてしまったし、脈絡や整合性はないんだけど、


ボロボロになりながら、俺たちは最終ステージ

最後の大ボスのアジトにたどり着いた。




「制限時間はあとわずか、時間を過ぎると世界すべてが崩壊」

そんな設定だった。



たどり着いた最後の城壁をあけた。

そんなラスボスがいるのかと思って、緊張してあけた。








でもね


そこにいたのは、俺の目に飛び込んできたのは、



俺たちの労をねぎらう、太っちょのやさしい王様と、

豪華な料理にあふれた、楽しげなパーティー。





そして突然登場した、

白髪になって真っ白な頭をしたオヤジ・・・。








そこで目が覚めた









10年後の今になって思うと、

現在のオヤジは白髪で真っ白、

あの夢に出てきたオヤジとそっくりになってる。






細部は違うけど・・・




なんか、正夢だったような気がしてさ。










12カ国

中学&高校、社会の授業が、

答え合わせでもするようにリアルになっていった。

パズルのように、実体験からスキマが埋まっていった。

インドや東南アジアの手桶式トイレ、

習ったときは「汚ねぇ」って思ったけど、

辛いもの食う地域のの必然だったんだね。

水で洗わないと、“お尻が辛い”もんなぁ。笑

タロイモ、ヤムイモ、キャッサバ、全部食ったよ。



















すべてのコンプレックスを、失敗や、涙を、

全部ドラマの脚色に変えてやれ。



ローリングストーンズ、 転石苔むさず











人生はネタだ。






願い続けてください

決してあきらめないでください。










俺達はただ

人生なんていうしょーもない旅の、ネタ帳広げた芸人なのさ。












時々、風の終わりを思うよ。

吹き抜けた風もまた無に帰る。




台風あけの空が高く青くあるように。
























本物のロックスターにはなれなかったけど、


釣竿でかき鳴らし続けたロックンロールも結構イケてただろ?笑











・・・でもそろそろライブも終わりです。









最後の曲です。
































































〜ふるさと富山に〆の1匹を求むること〜
















































「生き物がしがみつくように生きていた川(弟の談)」の現在。











コンクリートが似合わぬ青い鳥。











改修工事記念のマヌケなモニュメント。











それでもウグイはまたアホ面さらしてあそんでくれた。
フェンスの高低差で優しく逃がしてあげられなかったけど、ゴメンね。











絶景雨晴海岸。海岸線上に3000m級の山々が見えるのは世界でも稀有
でもね、そんなことよりも沖堤が出来てから、この辺もずいぶん浅くなったなぁと思うんだ。











拝啓 爺さん元気ですか?
12カ国を旅した赤い竹刀袋、もうボロボロです。
初めて花もってココきました。
潮風が気持ちいいっす。











つぼみふくらむ





































































これを書いてるイマ、

気晴らしでめっくったロドリの編集後記

お世話になったMさんの言葉があった。


「じゃぁここで読者諸君に問いたい。釣りたい衝動と人生の目的(≠)のどちらを優先します?」




「Mさん、俺は・・・」




釣りたい衝動が人生の目的を育ててくれたし、

人生の目的が、釣りたい衝動の動機となっている。

仕事と趣味、何であれ自分に境を作ることなく融合し、

「俺伝説」という極上の1曲を作るだけ。

最期のとき、薄れゆく意識と走馬灯の中に、

三途の川へ“釣旅”に出るその時に、

BGMにガンガン鳴らす、そんな魂の1曲を。


天上天下 唯我独尊
色即是空 空即是色



そのイントロが、

あくまでそのイントロダクションが、

“世界行脚釣行録”だったにすぎないのさ。






















HP開設当時から掲げ続けた言葉がある。


Thank you for all Monsters under water.
Some day I'll go to see you.
I’ll continue wandering on the earth.
there may be exciting“MONSTER KISS”


すべての怪魚たちよ、ありがとう。
いつか、きっと、俺はお前たちに会いに行く。
その日まで、青き星の青き水辺を彷徨い続けるよ。
だってそこにはすべてを忘れるほどの感動と
怪物たちのKissが待っているから。











目を閉じれば浮かぶ笑顔、耳を澄ませば聞こえる歓声

熱い夜風、満天の星空、水面を割る音・・・









そこにモンスターキス

それがモンスターキス












“円”は閉じる。

でも“縁”は広がっていく。


















いつかまた、どこか空気がきれいで、水の豊かなところで会いましょう!






























だって

























there may be exciting…

























「乳首のピンクがキメテだゼっ(笑)」




世界行脚釣行録  完結

※このHPはノンフィクションです。高2の夏からの全てを賭した、ムサ苦しくバカバカしい真実の記録です。
・・・でもやっぱフィクションです。そういうことにしといてください。いろんな人に怒られます(汗)


俺の前途洋々たる未来に、黙祷。
キミの瞳に、完敗。

「命短し旅立て少年☆」
応援ありがとうございました! 

Monster Kiss  拓矢@富山人


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