自家製手造り味噌 |

我が家は数年おきに自家製味噌の仕込みをします。
1度に4斗樽に2つ、つまり約4年ぶんの消費量を仕込むので
毎年作らなくてもいいんです。そのかわり大仕事だけどね(^^;

作る量が半端じゃないので(なんせ4年ぶん(笑))
屋外に釜戸を設置し、薪をくべながら昔ながらの大釜で大豆を煮ます。

始めはピッタリサイズの木蓋をして、沸騰してきたら落し蓋に代えます。

しかし、いくら落し蓋とはいえ、釜に比べて蓋が小さすぎ?!(笑)
中身の端のほう、緑色に見えるのは煮込み中の青大豆です。
|
うーん、こうして見ると 煙やら湯気やらがすごいなぁ。 これは火力の調節は難しいですが 薪なのでガス代の節約になります。 今回丸2日以上煮炊きしましたからね。 なんせ2斗(つまり20升)の大豆だったし・・・ ちなみにこの釜戸はドラム缶を半分に 切って作りました。 不細工ながら味わい深いでしょ。 |
こうして豆を煮ているすきに麹を混ぜる準備をします。
麹は醸造店に数日前から予約注文して造ってもらったもの。
本当は麹も自分で作ると面白いんだろうけど
うちは麹の材料である米も麦も作ってないので
結局買わないとならないから、麹で買っています。
|
![]() |
↑塊になっている麹を細かく手で砕いてバラして・・・
こんな感じになりました↓広げてあるのは熱を冷ますためです。
麹の熱が完全に冷めたら、粗塩とよく混ぜておきます。
ちなみに麹も大豆と同じ量で2斗。
粗塩は麹の半分ね。(つまり、大豆:麹:塩=2:2:1の割合)

ちなみにこれは麦麹です。
うちの両親が赤味噌派なので、我が家では麦麹を使います。
(同じ造り方でも麦麹だと赤味噌、米麹だと白味噌になります)
さて、味噌造りの続き。
麹の準備ができたところで、作業を大豆に戻しましょう。
煮終わった大豆は完全に冷えてから機械を使ってミンチにします。

なんか画像がぶれて見辛いですが・・・ま、こんな感じってことで(笑)

びろ〜んと、ミンチにされた大豆が麺のように出てきます。

これが味噌に普通に使われる青大豆バージョンね。
このミンチにした大豆の色は御覧の通りベージュ色。
さて、
味噌造り、この次の手順を紹介する前に
今年は黒大豆でも味噌を作ってみたので黒大豆の写真も御覧下さい。
なんでも黒大豆はシミ・シワの予防に効果があるとかで
母の強〜い希望によって作りました。
しかし母の場合、もはや壊滅的に手遅れだと思われるのですが・・・
いや、逆らうまい。

これはまだ煮る前の黒大豆。煮る前は数時間ほどぬるま湯に浸しておきます。

またしてもグツグツと煮ております。
で、煮上がった黒大豆↓

これをしばらく冷まして・・・完全に熱がとれたらまたミンチにします。

うりゃ!その様子をアップでUPだー!!(←オヤジギャグ)

うーん、どす黒い。青大豆とはやっぱり色が違います。
|
こうやって見たら、なんだか蕎麦みたいですな(笑) ぱっと見は蕎麦みたいな色ですが、 実際に手にとって潰すと小豆みたいな色をしています。 ってことは・・・・もしもこれ、白味噌になる米麹で造ったら 小豆色の味噌になるのかしら・・・? じゃあ、味噌汁はお汁粉みたいな色になるとか? うわ・・・なんだか不味そうなんですけど!(笑) うちのは麦麹で造るから 普通よりもちょっと黒っぽい赤味噌になるんだろうなぁ。 ・・・・・。 よかった、麦麹で(笑) |
|
さぁ、味噌造りの手順に戻りましょう。
大豆をミンチにしたら、麹と粗塩を混ぜたものを入れて・・・・

更に大豆の煮汁を加えて↓

混ぜます!!ひたすら混ぜます!!
これは結構な力仕事なんですよ〜。腕がだる〜くなります。

え〜と、完全に混ぜ終わったら、
ここで普通は味噌球をつくって桶に投げ入れます。
味噌球ってのは文字通り、この材料を混ぜ合わせたものを
手のひらサイズのボールに丸めたものね。
これを渾身の力を込めて桶の中に投げつけて行くわけ。
ええ、材料全部!桶が満杯になるまでねっ!(汗)
そうすることによって、中に余計な空気が入るのを防ぐんです。
でもこの方法は死ぬほど疲れるので我が家ではしません。
では、野球選手の投球練習みたいな真似をせずとも
空気をいれないようにするにはどうしたら良いでしょう?
答えは簡単。
このとき煮汁をたくさん加えてドロドロ状態にしちゃえばいいんです。
ほら、こんな具合に↓

こうすると水分が多くて中に空気が入りこめないんですね〜。
それに煮汁を多く加えると、味噌に甘味がでて深い味わいになるんです。
一石二鳥でしょ?
煮汁を多く入れすぎても、麹が水分を吸って膨らむので
出来上がりの味噌がベチャベチャになることはありません。

で、この混ぜ合わせたものを中にビニール袋を敷き入れた桶に移します。
桶がいっぱいになったら、味噌の上にサラシか昆布を敷いて
更に新聞紙かなにか大きな紙で桶の上部を囲い、密封します。
(ビニールでは味噌が呼吸できなくなるので紙か布ね。)
これで仕込み完了です♪
そしてまた味噌を仕込むのは4年後・・・なんか五輪みたい(爆)
この味噌は途中でかき混ぜたりしながら、2年ほど寝かせると食べごろになります。
ま、1年くらいで食べても美味しいけどね。
* * * * * * * * * * * * * * * *
味噌仕込み日 2004年9月2日〜4日