鍬柄山・鈴ヶ岳を歩く
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  6月10日(水)曇り
  日差しは期待できないが日中一杯天気は持ちそうだという。急遽準備をして赤城山へ出かける。何年か前に最高峰の黒檜山から駒ケ岳を歩いているので、今回は鈴ヶ岳地蔵岳にする。
 桜川市の自宅を
5時20分に出る。国道50号線で桐生へ、さらに122号線から353号線へ進み地方道4号線で赤城山の新坂平駐車場を目指す。ここに鈴ヶ岳と地蔵岳の登山口がある。西に鈴ヶ岳、東に地蔵岳だ。
 駐車場には
8時11分に着く。広い駐車場には車が4台駐車しているだけだ。平日でもあり登ってくる車も私だけだ。準備をしてすぐに登山開始だ。と、カメラの電池をセットしていてSDカードが無いことに気がつく。なんということか。ここまで来て。町に戻って購入しようかと思ったがこの時間では無理だ。あきらめて歩き出す。
 満開のレンゲツツジの群生に向けてカメラを構えている数組のカメラマンがいる。すごい花だ。ちょうど満開であることと本数の多いことに驚くばかりだ。山の一角が赤く染まっている。SDカード忘れが悔やまれる。

 白樺牧場のフィンスに沿って少し登るとなだらかな尾根道となりとても歩きやすい。駐車場の標高が1400mちょっとあるので1565mの鈴ヶ岳へは楽のようだがアップダウンの連続で結構きつい。鍬柄峠から上り返した四つ目のピークが同じ高さの1565mの鍬柄山だ。時刻は
9時ちょうどだ。ここからほぼ駐車場と同じ標高まで下りると山道の十字路があり、キャンプ場からの南回りコースと北周りコースとの交差点だ。ここから鈴ヶ岳山頂までのコースが最もきつい。岩場が多く、急坂の連続だ。危険な箇所にはロープがあり心配はないのだが。
 途中に「熊出没につき注意」という看板が何箇所かあったので鈴を出してつける。ここまで誰とも出会わないのでそれも心細い。と、その時、前方から話し声がかすかに聞こえるではないか。近づくとご婦人方の二人連れで「こんにちわ。」と挨拶を交わしながら「むしむししますね。」という。すでに鈴ヶ岳へ行っての帰り道だという。私も元気をいただいたような気がして足にも力が入る。今日出会ったハイカーは何人になるのか最初のうちは数えていたが、なんと私が戻るころになると団体さん、夫婦連れ、小グループ、単独の方など次から次へで数え切れない。これまた驚きだ。
 鈴ヶ岳山頂着は
9時44分だ。ここも信仰の山らしく祠や石碑が多い。「赤城山大神」という碑は読めたが他は残念ながら読めない。曇りでもあるが眺望はダメ。10分ほど休んで下山する。下山といってもアップダウンの繰り返しなので時間は同じくらいかかる。鍬柄山へは10時37分に戻る。往きは気がつかなかったがここからの眺めがすばらしい。特に地蔵岳の眺めはすごい。そして車には11時12分に着く。驚いたことにこの広い駐車場が満車で道路にも車があふれている。なんということはない。満開のレンゲツツジの「お花見」ということのようだ。あちこちにマットやテーブルが用意されてご馳走をほおばっているではないか。
 私は車の中で昼食をとり、
11時33分に地蔵岳に向かう。

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