
地蔵岳を歩く
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6月10日(水)曇り 鈴ヶ岳からのつづき
昼食をとり少し休んで11時33分に地蔵岳に向かう。地蔵岳への登山ルートは五ルートほどあるが、どれも1時間前後の短いコースだ。全く一つの峯で標高差200mちょっと登るだけだから。新坂平駐車場からは見晴のない雑木林の中をひたすら登るだけだ。
20分ほどで見晴山からのコースとの出合に着く。この辺から、やはり岩が多くとても歩きにくい。山裾には人があふれているがこの辺まで来ると全くいない。前方に3名のグループがいたが、私が近づいていくと道を明けてくれたので失礼して先を急ぐ。
ますます岩の多い急坂を一歩一歩登っていくと急に上の方が明るくなる。見上げると道も緩やかになってどうやら山頂のようだ。下からも見えていた何本かの鉄塔もはっきりと見えてきた。時刻は12時06分だ。
山頂には多くのアンテナがある。下から見えていた一番大きな鉄塔はどうやら国土交通省のもののようだ。その他TBC、NHK,防災行政無線赤城中継所などなどたくさんのアンテナが林立している。
山頂はとても広く山名の標示がどこにあるのかちょっと探すのが大変だ。左手の方で子供たちの声がするので行ってみると地元の小学校の子供たちだ。学級ごとに並んで記念写真を撮っているところだ。その一角に山頂の標示があり石碑や祠がある。やはり信仰の山か。写真撮影の終わった組の子供たちはグループごとに分かれて昼食をとっている。
こちらの山頂からは眺望がすばらしい。特に大沼を見下す眺め、雄大に聳える黒檜山、午前中に歩いた山並みなど曇りの中でもすばらしい眺めだ。地蔵岳は1674mで1828mの黒檜山には及ばないが赤城山を代表する山だろう。
食事をしていた児童の一人が、食事を包んできたビニールを風で飛ばされ、それが私の足元に飛んできた。「すみません!拾ってください!」というので拾って渡してあげた。「ありがとうございます。」という無邪気な笑顔が、久しぶりに昔を思い出させてくれた。
12時21分下山を開始する。登ってきた道を下るだけだ。こういう山は上りはきついが下りは楽だ。あっという間に車に着く。時刻は12時48分だ。一休みして出発だ。退勤時間の前に帰宅すればいいので、しばらくぶりに赤城神社をお参りし、ビジターセンターにも寄っていきたい。幸いお花見以外のスポットは平日でもあり駐車場も空いている。ゆっくり見学もできる。
帰路は前から考えていた地方道16号線を走ってみる。が、やはり狭いし曲がりくねった走りにくい道だ。この道沿いには「小沼」があり「忠治の岩屋」とか「血の池」など名所が多い。次の機会にまたいくつか見ることにして家路につく。来るときとは逆に353号線から122号線を経て50号線で桜川市に戻る。
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