与野公園は、バラ園で有名だ。後ろの高い樹は桜で、木立の間の後ろに見えるのが、高速道路の埼玉大宮線。
公園内に、池がある。桜の花を仰ぎ見ながら、池のほとりでくつろぐのもいいものである。赤い橋と鳥居もミニサイズでかわいらしい。
南隣りに遊具もある。地面に鉄のパイプが二本刺さっているが、滑り台である。台の部分がなく、手すり部分だけなので滑り方が難しそうだ。まだ、試してみたことはない。
北側にフランス菓子と料理のお店がある。「シャンソニエ」という。抹茶ケーキが有名なようで、今度食べてみようと思う。
慰霊碑の横にもみじが一本あった。色が鮮やかですぐに目につく。向こうの方に天祖神社の鳥居が見える。天祖神社は与野七福神のうちの寿老人である。
薔薇は、春夏秋ずっと楽しめる。ただ、背景の木が、この季節は、紅葉しているので、違った風景になる。
バラ園だけでなく、巨木に囲まれた広場もある。花見やスポーツ等がされている。
風が強いせいか、広場でスポーツをしている人も少ない。ピクニック日和でもなさそうだ。
地面が白いのは、雪じゃなくて砂でも撒いているからだろう。
薔薇の花が見られないときに水仙というのは、よくできている。
ラジオを聴いていたら「よしたけさんは、埼玉在住」と聞こえたので、田中義剛なら北海道だよねと思ったら、吉武大地さんだった。ばらまつりで生の歌が聴けるとのこと。
当日は晴天だったが、二日後は雨になった。
この場所にステージがあって歌を聞いたのがなんだか夢だったような気もする。
与野公園の北側に御嶽神社がある。
階段を上がった先に社殿があり、階段入口両脇にカシワバアジサイが咲いている。普通のアジサイと違って花が球ではなくツリーの形になっている。どういうわけか、子供のころよく食べた傘の形になったチョコレートを思い出した。
階段途中の両脇には普通のアジサイが咲いている。
降りて来る途中の方がアジサイがよく見える。
少し視線を上げると、鳥居の向こうに与野公園の木々が見える。
黄色い色の実がなっている木が目についた。
案内板を見たらムクロジとわかった。果皮が石鹸として使われたという記載を読み、子供の頃読んだ本を思い出した。サーカスの人がシャボン玉を吹くのだが、それに使ったのがこの実だったのではないだろうか。家で本を探して読み返してみた。豊島与志雄の「ハボンスの手品」で思った通りだった。
ネットで見ると関東以西でよく見られる木だという。正月テレビのかくし芸大会が東西に分かれるためか、日本を二分すると境は東京と大阪の間にあるような気がしていたが、植物に限ると日本は関東の北で二分されるようだ。北海道生まれのせいで、小説などでその名は知っているが見たことはないものがたくさんある。
子供の時に本を読んだときは、主人公の名前からして遠い異国の話だと思ったので、見たこともない木でも不思議に思わなかったが、近所のお寺で見慣れた木で、その実もなじみのあるものだったら、その話の読みようも違ったものになったのだろうかと思う。
(2012.10追記)両手に花といった感じ。
薔薇の季節に向けて手入れ中のようだ。