骨材で使っていただく機会の多い物は、やはり砂利(砕石)と川砂(山砂)だと思います。
さらに、その中で、いくつかの種類がございます。
◎砂利
主に河川から採取する丸味のある品物です。 那智砂利や伊勢砂利など特殊な品物もございますが、 主に下記の3種類、色はグレー系です。 和風の庭園に合うでしょう。ほとんど化粧用です。 |
・25mm砂利(8分砂利)一般的に砂利というとこれです。家屋周りや和風庭園に!!
・10mm砂利(3分砂利)細かめの砂利です。飛び石の周りや枯山水など最高です。
・40mm砂利 大きめの砂利、神社の境内などに敷してある物です。犬走りなどに!!
※さらに大きなものは玉石(タマイシ)と呼ばれます。
◎砕石
砂利とは逆に角があり、山から採取する品物です。
大きく分けると2種類。粉の入っている0物(ゼロモノ)と入っていない単砕(単粒度砕石)です。砂利が和風なのに対し、砕石は洋風の家屋に合います。サイズは豊富です。
C40-0 ゼロ物の代表格。 コンクリート舗装していない駐車場でよく見かけるのがこれです。 最大粒径4cmの砕石で、粉が入っていますからぬかるみなどの敷き均しに最適です。 人力で均すなら、少し小ぶりのC30-0もよいでしょう。 他にC80-0、R40-0、M30-0、コンクリートをくずした再生砕石RC40-0なんてものもあります。 |
◎単砕
主に化粧用でしょうか。 粉が入っていないので、雨水を浸透させるために使ったりもします。 ゼロ物をCで表記するのに対し、単砕はSで表記したり、号数で呼んだりします。 S-40(3号)S-30(4号)S-20(5号)S-13(6号)S-7(7号)。 5号と6号をミックスして水洗いした、2005砕石は一般の駐車場におすすめです。見た目も綺麗ですよ。 S-80、さらに大きなものは割栗(ワリグリ)と呼ばれます。 |
大きくわけると、2種類。左官用と土木用でしょうか。 砂場などには3mm〜4mm位の篩い(ふるい)砂が良いでしょう。 |
・左官砂(篩い砂) 左官作業がしやすいようにあらかじめ篩っておきます。4mmか5mmが多いでしょうか、使う方の好みが出ます。他に芝の目砂やゴルフ場のバンカーなどに使う2mm位の砂もあります。土木用よりはお高めです。
・土木用 埋戻しなどに使う為、篩うという工程はしていません。そのため、細かい砂利が入ってしまうこともあります。グランドなどには左官砂(篩い砂)の方がいいでしょう。
主に埋め戻し用です。細かいものは芝の目土に使ったりもします。粗めの真砂土(マサド)はレンガを並べる下地などガーデニングにもお使いいただいています。 |
◎その他、造園用や畑に赤土、黒土なども扱っております。