|
「虫歯になってから行く歯科医院から、虫歯になる前に行く歯科医院へ」
日本では20歳で過去に虫歯になった数が一人平均で9.2本、スウェーデンではわずか3.6本です。
この違いは何かというと予防歯科が浸透しているかどうかにあります。
学校では歯科検診というのがあります。その検診をもとに、養護の先 生は児童に治療を促してきました。児童の親御さんたちは学校からの 「治療のお勧め」に従って子供を歯医者に行かせました。
歯医者さんは子供の虫歯削って、そこに金属を詰めて治療をしました。
誰もが子供の健康とためと考えてそうしてきたのです。
しかし、できはじめの虫歯を針でつついて見つけ削って詰めるのでは、虫歯は無くなりません。
かえって虫歯をひどくしてしまう可能性さえあります。たとえ一時的に虫歯が治っても、再発すれば削った分だけの歯の破壊は進みます。
虫歯を探すこと以上に、まず教育の中で虫歯を防ぐことに精力を傾ける必要があるのです。甘い物を控えたり、毎食後歯磨きをしたり、フッ素で洗口することは歯の健康のためにどれも大切なことですが、
もっと確実で効果的なことは、子ども自身が自分の身体に関心を持って自分の身体を自分で管理することの大切さを理解することです。
歯ブラシもフッ素も、その道具として使ってはじめて生かすことができるのです。
お母さんのお腹にいるときから予防歯科は始まっているのです。
子どもの頃から大人になるまで虫歯にならずに暮らしていけたらどんなに幸せなことでしょうか。
ムシ歯は、医院での専門ケアと家庭でのお手入れで未然に防ぐことが可能です。
もし、防ぎきれずに、乳歯が虫歯になってしまっても、その原因を科学的にきちんと見つけ、歯科医院とご家族が協力して対応し、処置していけば健康な永久歯を手に入れることができます。
虫歯になる条件は人によって違いがあります。つまり、それぞれの個人のリスクに合わせた予防管理プログラムを作成し対応する必要があるのです。
|