(2004/06/26執筆開始)
(2004//最終改訂)

ロックとロボット3原則について語ろう


私は元祖ロックマンの1作目が出た頃から不思議に思っていた

ロックは自らの意志で志願して戦闘用ロボットに改造を受けたのだと言うが
これは「心が望んだ事か?」それとも「ロボット3原則にしたがっただけか?」
私がロボット3原則を知ったのは「R1」発売の1年以上前なので これはたしかな疑問だ


そもそも 「R1」でD.R.N.003〜008が暴走した時
ロックはこれを「ロボットの故障」と認識したのか「人間のワイリー博士がロボットを操っている」と認識したのか?
という問題なのですが・・・・・当時のオープニング画面をまったく覚えていません!!(だめじゃないか!!)


「ロボットの故障」とすればロボット3原則にしたがっただけだが
自分が家庭用お手伝いロボットであり 戦闘経験もまるでない自分が戦場に飛び込んだら
自分が壊れる可能性が高い可能性を認識していたか?という問題は・・・・・・・また別の話だな


「人間のワイリー博士がロボットを操っている」という認識か もしかしたらそうじゃないかと予想できていれば
ロボット3原則の1項に従えば 自分を戦闘用に改造してくれなどと言い出すのは
故障しているとしか思えない

もしワイリーマシンに乗っているワイリー博士をバスターで打ったら
ワイリー博士が肉体的に傷つく事は予測できたはずだ
・・・・いや もしかして その程度の想像力もなかったという可能性も・・・・・なくもないがそれはまた別の話だ

危険職種についている者であれば
自分の身長よりも高い場所に登る時は 可能性は低いが間違えれば死の危険性があることを知っている
だからそれなりの安全対策をとる

建築工学の知識がある人間なら 1cmの段差があれば 人間が転んで怪我をする可能性があることを知っている


どうも ロックマン時代のロボット3原則は アイザック・アシモフの初期作品に出てくるものとは違うようだ

                
BACK