(2004/06/15某氏にメイルで送りつける)
(2004/06/19HPに載せる)
(2004/06/20最終改訂)

すなおにレプリロイドの始祖が好きだと言えばいいのに・・・・・・私って一体

説教をたれているのではなく 単なる私の妄想です
いわゆる「萌えバナ」というのでしょうか?
     ・・・・・・・私だけだ、普通はこういう妄想をする奴はいない

エックスは最初旧時代ロボット3原則に支配されず
自らの意志で生き方を決める事ができる
次世代のロボットとして 理論上のみの存在であり
ライト博士でも作り出す事が不可能なはるか未来の存在であったころは
人間達にとっては期待よりも不安要素が大きい存在で
「ロボットの共存」などとキレイごとを言っている人間でも
心の奥底では「こいつは生まれない方がいいのじゃないか?」と悩ませる存在
逆にロボット達にとっては 導く者・規範となるモノ
自分たちロボットではできないことができる存在
「いつか見てみたい存在」
「自分ではプログラムの限界があるから
 想像もできないが何かやらかしてくれるのではないか」
といろいろな期待を込めて待ち焦がれる存在

エックスの開発が始まると
人間達は開発者達を学会から追放し
ロボット達は所有物としての自分に許される範囲で
エックスの開発に協力する
(本当に「X」=「未知数」という名称がぴったりだ)

ロボットとレプリロイドが切り替わる時期には
「律法とローマ帝国に支配されたユダヤの民」・・・じゃなくて
「ロボット3原則と人間に使われてきたロボット達」に
「剣を投げこむもの」=「新たな思考能力のあるレプリロイド」が現れた事により
人間と機械生命体に関する権利・刑法整備(新約聖書=神との新たなる契約書)

聖母マリアの処女懐胎というのは初期キリスト教には存在せず
のちの権力者と聖職者がイエスを「生まれる前からけがれが無いもの」
と定義づけるために追加した思想なので
(別の説では「若い乙女」と「処女」を混同したとかなんとか・・・・)

私は「さげすまれたユダヤの民の中でも
特に貧民層の職種についていた家庭から(馬小屋に泊まるくらいですから)
しかも父無き子(できちゃった結婚なのか○○なのか○○なのかただ単に父親不明なのか)
どうやら出自があやしい者」
という(当時の)世間から最もうすぎたないとしいたげられてきたものたちのなかから
救い主が現れたという解釈の方が 恵まれざるもの達への救いという意味で好きです

これを「砂の中からダイヤモンドを見つける」ではなく
「砂の中からきれいな小石をみつける」くらいに解釈すると
 
人間に使われていたロボット達の中から
いつ作られたか製作者もわからない(一部の人間は知っているらしいが)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・いいかげんエックスを認知してやれよDr.ライト!!!!
レプリロイドの始祖が生まれ そして人間と機械生命体すべての
精神的な救い主となる という夢物語みたいなストーリーが好きです
  ・・・・・・でもエックス自身は
     毎日毎日を歯を食いしばりながら駆け抜けているだけで
     走っても走っても手の届かない
     手を伸ばすとその先にある何かは見えなくなる
     宗教家みたいに理想を説くのではなく まわりの者達が色々と押しつけたり託したりするだけで・・・・
これが45度かたむいた十字架を背負って歩むレプリロイドというのだろうか?

        ・・・それじゃ「トライガン」のニコラス D ウルフウッド(彼は帰るべき場所に帰ることができた)

ダークエルフを封印していた期間の方は
「十字架にはりつけられ身動きがとれず
 肉体的精神的苦痛と孤独と絶望の中で
 ロンギヌスの槍に貫かれる時まで神の許しを祈りつづける状態」

(ロンギヌスの槍は聖書には出てこないですが
 これは「神の救い」の一つの形なので(苦痛からの解放)気に入ってます
 映画「パッション」にも出てくるらしい・・・見てないけど)


BACK