カマロ(Camaro)
      2007年実写映画よ り  

(縫い作業2008/01/15〜01/17)


ビーズ写真


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使用糸:100番透明ミシン糸 (60番よりも細い糸です)
針:絹糸用手縫い針
ビーズ:丸小ビーズ271個+丸大ビーズ4個
作成時間:設計60分+縫い約200分
全長26ミリ 世界最小のカマロかもしれません

トランスフォームはしません

今回は 映画のDVDを参考にしました


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ビーズステッチの技法に[スクエアステッチ]というのがあるのですが
縫うのに時間がかかりそうだったので その改良版を考えました [ピコットステッチ]と命名
         ・・・・・・そういう芸当ができる人は カルチャースクールには行かない方がいい

ピコットというのが何かわからない方は [ボビンレース ピコット]で検索してください
ボビンレースは 独学で道具まで作ったが リウマチに似た症状が出て以来やっていない

結局 この縫い方は ガタが出るので 今回採用を見送りました
糸をぶった切って縫い直しました
立体的な作品を縫うのに使える技ですので いつか使うかもしれません



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[クエアステッチ]の改良版 [逆クエアステッチ] 自力で考案したのは確かだが
この程度の縫い方はビーズステッチやっている人ならだれでも考えつくだろう
ニット状の質感に縫いあがります 縫っている最中ビーズが 踊る 踊る
服状の作品に使えそうな縫い方ですが 今回は途中であきらめて [交差スクエアステッチ]にしました


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[スクエアステッチ]は ビーズステッチ(bead stitch)の例に漏れず1本の糸で縫うのですが
私は両端に針をつけた1本の糸で縫うので 2本の針を交互に使います 自分の手にあわせて
[交差スクエアステッチ]を考案しました 3個〜9個くらいの巾のリボンを作るのにむく縫い方
1列縫うたびに糸を引くと ビーズがきちんと並びます
色々と考えましたがビーズに4本糸が通ります 3本に減らすことはできないようです
巾が広い作品を作るのに向くかどうかは 試してみないとわかりません


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上図が 正式な[スクエアステッチ] 詳しくは[スクエアステッチ ビーズステッチ]で検索かければ出てきます

デリカビーズ -■- で縫うと ビーズ織りと同じ作品が作れます
日本では織り機(ルーム)を使う縫い方が先に広まったため 針だけで縫う方法は[オフルーム]とも呼ばれます
オフルームというのは 屋外という意味ではありません

丸小ビーズなどのシードビーズ -●- でもこの縫い方は充分可能ですが 粒の大きさがそろっていないと悲惨です

スワロフスキーに代表されるそろばん型ビーズ -◆- で この縫い方は・・・・やめたほうがいいでしょう


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カマロのひらき ゼネラルモーターズ社の社員が見たら 腰を抜かしそうだ
欠けている場所は 丸大ビーズのタイヤが収まる場所です
この段階でサイドミラーのビーズをつけなければいけなかったのですが 忘れていて 最後につけました

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環状につないだ状態 トランスフォーマーのトイで言うところの [ガワ]に相当します


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丸大ビーズのタイヤ と 中のアンコを詰めていきます 針にビーズがちゃんと通っているのかどうかは
指先の感覚だけが頼りです 縫い方的には[7段60度基板縫い]となります

ガワの中に アンコを詰めている最中 しかしアンコが少なく 車体側面がへこんでしまった

スクエアステッチ系の縫い方は 
[横に並ぶビーズの個数]×[ビーズの大きさ] が完成巾ではなく
[横に並ぶビーズの個数]×[ビーズの大きさ]+[横に並ぶビーズの個数+1]×[糸の太さ]であることを予想できなかったのが 今回のミス
ガワはビーズが7個並んでいるのですが アンコはビーズが8個必要でした
気づいたのは縫いあがる 直前でした 縫い直すのは不可能


この縫い方を応用すれば・・・・シャコタンで四角い形の乗用車は作れると思いますが
バネット とか 18輪トラックは また別の縫い方を考えた方がよいと思います




カマロのミニカーを持っている か
自動車のカマロを所有している か
カマロに変形するトイを持っている か
カマロに変形するトランスフォーマーを家族に持っている方に限り
このページの写真に限って 写真の持ちかえりが可能です




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↓↓以下は 私の語り


会社にカマロを連れて行ったら みんなから「これトラック?」と言われてしまった
前後逆だっ つーの!
そんなに日本では ロングノーズの車はなじみがないのか?


夜遊びはしないが あまりにも小さくて 失踪しそうだったので
ひもでしばってあります


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