女性型素体

(縫い作業2010/01/27〜2011/03/05)


丸小ビーズ
  肌色 TOHO S-51F
  白部品 TOHO S-41
  タイヤホイール 銀 ロイヤルビーズ 566
  タイヤゴム   黒 ロイヤルビーズ 611
  リボン   ピンク ロイヤルビーズ 563F
  ドレス  水色 TOHO S-55F つやけし
  パンツ  コットンホワイト H5044 #421
  スカート赤 45A
  ヘッドクリスタル アイレンズ 赤 TOHO 190

特小ビーズ
  そで口に使用 パールビーズ 番号不明

コア
  12.5mm玉×1
   6.0mm玉×2
   4.0mm玉×1


使用糸
  釣り糸FireLine 4LB 他

針:
  絹糸用手縫い針 0.49〜0.54mm
  ビーズステッチ用針 0.41mm


トランスフォームはしません
元ネタは ヘケヘケシリーズから派生した同人誌のオリジナルキャラクターです


女性型素体

頭・胴体・足のバランスを決めます 実質中に入れるコアの大きさを決めるだけなのですが・・・・
この段階で どのパーツを強調して どのパーツをはぶくのか決めておかないといけません!!
写真を見ると 足の長さを調節した痕跡がある(正確に言うと車輪の大きさだが)

針金の一番下に 丸小ビーズがあるのは 作業中に針金が抜け落ちてしまうのを防止するためです
この子 完成すると芯の針金を抜いても大丈夫なはずだが・・・さすがに自信がなかったので針金入れたまま嫁に行った
筋金入りのメイドインジャパン娘である

ビーズマスコットの本には必ずTピンで芯を作るように書かれているが これワイヤーではいけないのだろうか?
今後の課題である

女性型素体

まず ウェスト部分を[ペヨーテステッチ]で縫います
腰のビーズよりは大きいですが 上下のビーズに通らないサイズにしてください

女性型素体

この胴体 白い落花生にしか見えない!!

しばらく おなごの腰のくびれを見ても コカコーラのガラス瓶のくびれを見ても
殻つき落花生を思い出すという 恐怖の日々を送る事になったのである

腰のところと パンツの部分と使っているビーズが違うのは・・・・いやそこまで凝る必要ないから

女性型素体

胴体の上部はすこしあけておきます このくぼみに頭がはまるのです

女性型素体

第一装甲(白い部分)に足 スカート リボン等を縫い付けていきます

女性型素体

実際のところ 最後の数段は 適当に粒の量を調節しないといけない
どういうわけか 何度やっても 縫ってみないと粒の量がまったくわからない

「C」と「L」が重なっている変な文字は「センターライン」の略で中心線を意味します

女性型素体

試作品 これが何個目なのかは 夜空の星にでも聞いてくれよ

女性型素体

頭部第一装甲の縫い始め[サーキュラーペヨーテステッチ]と呼ばれる縫い方です
この段階で 肌色一色だと どちらが前で後ろかわからなくなるという地獄がまっていた

女性型素体

こういう状態になる どうせ見えない場所なんだからガイドになるビーズを入れておかないと 本気でわけわからなくなります

女性型素体

頭部を縫っている途中
胴体と足が完成している状態で(この時点で肩と腕はできていない)頭部を縫うと 糸がひっかかるので
邪魔な部分にカバーをかけています
このティッシュみたいなの 口の中をぬぐうための介護用ガーゼらしく ティッシュより毛羽立ちがないので
はみ出した接着剤をぬぐったりするのに便利


作っている間中「昨日の自分を乗り越えて行け!」と(心の中で)叫びながら縫っていたような気がするよ

昨日縫った土台の上にビーズを縫い付けるたびに
「いやだー こんな複雑な形状一度も縫いあげたことがないじゃない やり直しがきかない一発勝負で縫えなんて無理だ!!」
「おまえの創作に対する熱意と愛情はその程度だったのか? 自分の腕を信じろ! 昨日の自分では無理でも今日の自分だったら縫える!
 今まで腕を磨いたのは このためではなかったのか? 自分を信じろ! お前にはその腕がある」
「コーチ 見える! 次の段のビーズが見える!」
と言うノリだった





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