尾島ねぷたの歴史

ねぷたは青森県弘前市で行われる全国に名高い祭りです。それが尾島で見られるようになったのは、昭和61年の尾島まつりからでした。その経緯は、江戸時代に津軽藩の領地が、尾島町に存在したということによります。
 津軽藩初代藩主である津軽為信は、関ヶ原の戦いの功績により、上野(現在の群馬県)の地に二千石の領地、いわゆる『飛び地』を与えられました。その飛び地が、現在の尾島町大舘を中心とした地域であり、後に津軽藩三代藩主となった津軽信義がこの地で誕生したという歴史があります。こうした歴史に興味をもった(社)弘前青年会議所が尾島町を訪れたのは、昭和60年のことでした。 歴史的な縁で同市町は平成三年(1991)友好都市の盟約を結びました。