のしろエネルギーサービス株式会社
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都市ガスの知識

 都市ガスの種類
 都市ガスは使用する原料、設備のなどの種類・燃焼性の違いから、全国の都市ガスを7グループ・13種類に分類しています。

タイプ
ガスグループ
従来のガス種
標準発熱量
MJ/m3
(カッコ内はkcal/m3)
高発熱量
12A 
12A
37.9674735〜 46.04655
(9,070 〜11,000)
13A
13A 
41.8605〜 62.79075
(10,000 〜15,000)
低発熱量
 6A
6A 
 24.27909〜 29.30235
(5,800 〜7,000)
5C
5C 
18.837225〜 20.93025
(4,500 〜5,000)
L1 
7C・6B・6C 
18.837225〜 20.93025
(4,500 〜5,000)
L2
5A・5B・5AN
18.837225〜 20.93025
(4,500 〜5,000)
L3 
4A・5B・4C
15.06978〜 18.837225
(3,600 〜4,500)
現在、のしろエネルギーサービスは、 

    13A    50MJ/m3で供給しています。

  ※ 発熱量とは、ガスが完全燃焼したときに発生する熱量のこと。
     MJ(メガジュールと読みます)/m3で表されます。


■ 都市ガスとプロパンの違いについて

 私たちの家庭で使われているガスには、都市ガスとプロパンガスがあります。
 一般的に都市ガスとプロパ ンガスの大きな違いは、ガスが届けられる方法と、空気と比べたときの重さです。
 都市ガスは、地下に埋めたガス導管と呼ばれるパイプを使って、工場から運ばれてきます。
 プロパンガスは液化させたプロパンを詰めたボンベで届けられます。
 そして都市ガスは空気より軽いのに対し、プロパンガスは空気より重い性質があります。
 都市ガス・プロパンガスともに、漏れたときに早く分かるように、臭いをつけることが義務づけられています。

 天然ガスについて
都市ガスは、クリーンな天然ガスが原料です。都市ガスを燃焼した場合、SOx(硫黄酸化物)や煤塵(ばいじん)の発生はゼロ。地球温暖化を招くCO2(二酸化炭素)や、大気汚染・酸性雨の原因となるNOx(窒素酸化物)の排出量も、石油や石炭に比べて30〜40%も少なく、地球環境にやさしいエネルギーです。

 のしろエネルギーサービスが供給する都市ガスは、秋田県男鹿市申川にある申川油田より採掘された天然ガスが原料となっています。

■ 都市ガスの製造

 申川油田から供給される天然ガスの発熱量は約54MJ/mですので、現在
のしろエネルギーサービスが供給する都市ガス、13A(50MJ/m)をのしろエネルギーサービスガス供給所で製造し、お客様へお届けしております。