フッ素コーティング

フッ素樹脂はほとんどの薬品に侵されることがありません。
塗膜が薄いとピンホールが発生しやすいですが、塗膜を厚くすることでピンホールレスに
することができます。
加工法としてディスパージョン法と静電塗装法があります。

使用目的(PTFE系)　：　自己潤滑性

動摩擦係数は0.1(ASTM)で荷重、有効利用できます。（耐熱温度は約260℃）
変性フッ素樹脂を選択することで、プラスチックにもコーティング可能です。

使用目的(PTFE/PFA/FEP系)　：　非粘着離型

食品のねり製品・接着剤の離型・及び一般有機溶剤に使用できます。

使用目的(PFA/FEP その他)　：　重耐食性（強酸・強アルカリ）

ディスパージョン、粉体塗装によりピンホールレス（厚膜加工仕上げ）に加工し、
耐食性、耐ガス透過性に威力を発揮します。