少女達は見ていた。
駆け出した少年を――
自分達を護ろうとする少年を――
不意の襲撃に動けぬ少女を庇う姿を――
そして串刺しにされ、『匣』の中に消えた事を――
「ヨコシマー!!」
誰かの声が遠くから聴こえた。
GS横島十夜
第三夜 その10 〜匣の中の少女〜 四
一瞬の出来事だった。
気がつくと敵が居た。
それも直ぐ側に。
誰もが動けなかった時の中、唯一人だけが動いた。
誰よりも早く気付いて駆け出した。
美神親子とおキヌは後姿を見送り。
優華とルシオラは肩を押されて妖蜘蛛の脚の不意打ちを避け。
シロは安全圏に放り投げられた。
そしてタマモは――。
何が起ったのだろう。
妖蜘蛛に気付き……咄嗟に動けなかった。
驚愕、硬直、死を招くには十分な隙。
振り上げられた脚は私を刺し貫くべく振り下ろされた。
死を自覚した。
何も出来なかった自分が悔しかった。
やっとあの人の側に辿り着いたのに……。
そんな私を背後から抱え込むように誰かが掴む。
抱き締められ身体ごと前に投げ出された私は、蜘蛛の脚を潜り抜けたことに気付く。
傍らにはヨコシマが居た。
初めて出会った時のように。
でも……
私が口を開く前に、ヨコシマは私を突き飛ばした。
その時の私はきっと呆然とした表情だっただろう。
急に突き放された事に不安や悲しみのようなものを感じたから。
私を突き飛ばしたヨコシマが微笑んだようにみえたから。
ヨコシマが左手を光を遮るような格好で翳すのが見えた。
一瞬の後に黒い槍が翳した左手を貫き、そのままヨコシマの頭を貫いた。
貫かれたヨコシマは、その勢いで背後の黒い『匣』の一面に叩きつけられ……消えた。
足元が揺れて、気がつくと私は座り込んでいた。
誰かがヨコシマの名を呼んだ。
叫んだのは私だったのか。
それとも他の誰かだったのか。
それとも皆だったのか。
悪夢のような光景が私の中に焼きついて――
「呼んだか?」
ヨコシマの声がした。
「「「「「「「???」」」」」」」
声も出ないほど驚いた……というより一瞬、何が聴こえたのか判らなかった。
それは皆同じだっただろう。
目を向けると『匣』があった筈の場所にヨコシマが立っていた。
ヨコシマの周りには光の粒子が漂い、足元には魔法陣が見えた。
光の粒子は妖蜘蛛の動きを封じる力が有るのか動けないようだ。
やがて横島の足元の魔法陣は影のように消えた。
ヨコシマが目の前に立っても、タマモは座り込んだまま呆然と横島を見上げていた。
ヨコシマが左の頬に血涙のような血の痕を残したまま歩み寄ってきた。
「どうした? タマモ。泣いてるのか?」
そういって手を差し伸べてくる。
聞かれて気付く、自分の涙に。
泣いてないと言うつもりだったのに声が出なかった。
言いたい事は沢山あった筈なのに……。
気がつくと手を伸ばしていた。
ヨコシマの服を掴んでいた。
引寄せて抱きしめた。
ヨコシマの顔を見つめた。
そして――
「その娘誰?」
ヨコシマの傍らに立つ少女に、他の皆も同じ事を考えた筈。
奇妙な沈黙と押しつぶされそうな重圧が辺りを満たした――。
数秒間、降りた横島にとっては地獄のような沈黙を破ったのは白い影。
「せんせぇー!!」
ぶつかるような勢いでシロが横島に跳び付いてきた。
とっさに右側にタマモを寄せて横島はシロを受け止める。
さすがは人狼。駆け寄ろうとした優華とルシオラを卓越した脚力で追い抜いたようだ。
右にタマモ、左をシロに抱き付かれ、横島は(抱きつこうと)近づいていた優華達に目線で定員オーバーな事を告げる。
その視線に気付いた優華とルシオラの頬が、ぷうと膨らむ。
それを見て横島は苦笑しつつ、傍らの少女の紹介をしようと口を開く。
「ああ、コイツは……」
「「「「「「「コイツ!?」」」」」」」
ビクッ
遠近揃ってハモった声に説明しようとした横島の身体がビクっとし動きが止まる。
「私の事より、とりあえず場所を変えた方が良いのではないか? 『匣』の欠片による結界は長くは持たんぞ」
その様子に呆れたような笑っているような声で少女――夜は皆に現状を認識させる。
妖蜘蛛の動きが明らかに鈍い。よく見ると光の粒子に邪魔されているようだ。
『匣』の欠片――光の粒子に見えるモノ――は宙を漂いながら次第に消えつつある。
振り返ると妖蜘蛛と目(?)が合った。
前(?)脚がゆっくりと振り上げられる。
「拙っ!」
横島が短く叫んでシロタマを両側に抱えて――
ぺちょ
――跳び退く前に横島の首に何か温かい感触? 首の後ろに何かが乗ってる?
「私一人ぐらい増えても構わんだろう? 早くせんと……」
背後から聴こえた夜の声に横島は慌てて跳び退く。
僅かに遅れて、先程まで俺達が居た位置に妖蜘蛛の前脚が突き立った。
跳び退いてそのまま駆け出しながら夜が『肩車』のように乗っている事に改めて気付く。
「そっか……肩車か……でもぺちょってのは……?」
横島の呟きに夜が横島にしか聞えぬほどの声で笑いかける。
「ふふふ、私の感触がダイレクトに伝わっている事か?
何を隠そう、実は私の服に見えるのは『影』に過ぎんのだ。つまり、主殿は私の裸を」
「ストップ!! 十分理解しました。暫し思考から排除するので忘れさせて下さい」
頭から肩にかけて伝わる柔らかさ、特に首に感じる感触温かさと重みをアエテ考えないようにする。
当然、こみ上げるモノを抑える為だ。
ここで流血したら文字通り命に……自分だけじゃなくシロタマ、そして夜の命に関わる。
「うむ、つれない言葉だが場合が場合なのでな……後で思い出して反芻してくれれば……」
「反芻しなきゃ駄目っスか……」
半ば諦めのような呟きに、当然とばかりに夜が頷くのが横島には見なくても判ってしまった。
「反芻って何でござるか?」
「つれないって……?」
すこし聞えたのだろう、両脇に抱えたシロタマが尋ねてくるのを横島は微笑んで応えた。
「繰り返す事、知らない振りをすることさ……」
その微笑みに、疲れた漢の哀愁が漂っていた事をシロタマは気付かなかった。
「とにかく移動しましょう。話は後で……ね」
美智恵の声に美神達は表情を改め走り出した。
「なによこれ!?」
走り出した美神達を止めたモノ……出口に向う通路には白い壁が出来ていた。
美神の声が目の前にある蜘蛛の糸によって編み上げられた壁に受け止められて止まる。
「他に道は無いの? このままじゃ……」
美神が背後を気にしながら訪ねる。
後ろからはゆっくりと妖蜘蛛が近づいて来る気配がある。
「拙いわね……ココが通れないんじゃ戻るしか……」
美智恵が素早く辺りを見回して呟く。その表情は幾分硬い。
「拙者が……」
「アンタで何とか出来るなら美神達がやってるわ。馬鹿犬は……」
シロとタマモが言い合っている。背後からの気配が二人を苛立たせる原因だろう。
「兄さま……大丈夫?」
「横島……服に血が付いてるよ……」
「流血(?)は慣れてるし(涙)。大丈夫っ!!」
優華とルシオラだけは横島だけに注意を向けていた。蜘蛛はあまり気にならないらしい。
「いざとなったら……」
「私と優華で…………」
「出来るだけ、それ以外で解決できれば良いんだけどな」
二人にとってはあの程度の相手なら……と言うことだ。
が、大きな力を使うという事は人間界で目立つという事になる。
緊張緩和の流れが神魔界にある以上、出来るだけ目立たない方がいいのだ。
「横島が無茶するよりマシよっ……私……」
俺のジージャンの袖を握り締めて横島の肩に頭を預けるルシオラ。
「兄さま……無茶しないで……あんな光景見たくないっ……!!」
絞り出すような声を出し、優華は横島を見つめながら自分の胸に横島の腕を引寄せる。
「ルシオラ……優華……ごめんな」
俺は二人の様子に謝りつつも、
(おおっ、この位置だとルシオラの胸が、胸が見えるぅ。おおぉっ腕に優華が、胸が、感触がぁー!!)
内心絶叫していた。
今の俺は夜との会話で煩悩レベルが上がっていた。
もちろん夜はそんな様子の主を見てさりげなくサムズアップを決めている。
「そこっ! 何してんの? 状況わかってる? ピンチなのよっ!!」
そんな空気が当然気に入らないヒト代表、美神が声を掛けた時――。
『皆さん、こっちです!!』
「「「「「「「おキヌちゃん(殿)!?」」」」」」」
夜を除いた俺達全員、突然のおキヌちゃんの呼びかけに途惑う。
『急いで!! 早くしないと……』
「おキヌちゃん? そっちに何が……」
『話は後です。今はココから安全な場所に行く事が先決ですから』
「……わかったわ。令子、皆、行くわよ」
「そうね。おキヌちゃんの言う事だもんね。判ったわ……横島君、後で荷物取りに行ってね」
「……そうっスね」
こんな時でも自分の荷物は忘れない美神令子。
そんな美神に、いつものノリを感じて俺はなんとなくホッとした。
おキヌちゃんに案内されて棚の谷間を駆け抜けた俺達の前に扉が現れた。
文字通り通路の途中で『扉』だけが垂直に立っているのだ。
ノブのついた重厚な木製の扉。ただ立っているだけで『重さ』を感じる。
おそらく何処かへの入り口だろう。扉を開けば別の空間があっても不思議ではない。
そんな扉に、おキヌちゃんが触れると扉は横にスライドして入口を開ける。
「引戸かよっ!?」
こんな時でも突っ込んでしまうのは元大阪人――関西人に非ず――の業だろうか?
そんな事を考えている間に、おキヌちゃんが開いた入口の奥に消える。
「私達も行くわよ」
美神さんの声に俺達は扉(?)の入口を潜った。
そこは応接間……といえば言いのだろうか、ただし和風の。
踏み込んだ部屋の土間に立つ形で入った俺達は、20畳程の畳が敷き詰められた部屋の中にいた。
「ここは……?」
『客間の一つです。こちらから管理人室へ行ける筈です』
「管理人室って……おキヌちゃん!?」
『私、思い出したんです。私がここで管理人をやっていた事を』
そう言っておキヌちゃんはゆっくりと語りだした。
『ココに来た時から何か思い出しそうだったんです。
そして横島さんが蜘蛛に襲われた時「どうして自分は何も出来ないんだろう、何も出来なかったんだろう」って。
そう考えて、何か自分に出来る事がある筈だって何故か思えて。そしたら……』
役に立たない自分……できる事は無いかと考えた結果、自分の役目、行なっていた仕事を思い出したらしい。
「じゃあ、あの蜘蛛も……」
美神さんの言葉におキヌちゃんが首を振る。
『あれは『匣』の《せきゅりてぃ》じゃないんです。あれは外からの異物なんです』
おキヌちゃんの案内で俺達は奥に進みながら、事情を聞いていた。
1ヶ月半程前、ちょうど俺がおキヌちゃんと出会う数週間前の事。
管理人室でおキヌちゃんが、いつも通り仕事に就いていると外からの侵入者が有った。
あまり無い事だが偶に居る侵入者に防犯呪式を起動、撃退した。
『でも、そのヒト、あの蜘蛛を置いていったんです』
侵入者は追い出したが置いていかれた厄介な置き土産。
「式神の一種ね……」
美智恵さんが呟く。
式神――そう呼ばれる呪的使役物の通称。
呪式により簡単な道具から疑似人格まで持つモノ、大雑把に含めれば契約により縛られるものまで含む。
その能力も一概には言えない。
管理人おキヌちゃんが気付かなかったのは、その蜘蛛が成長型であり、放たれた直後は数ミリもない小さな身体で潜伏。
『匣』内の結界を解析、解析した霊的波長を参照し、己が身体を糸で光学及び霊的に隠蔽して潜んでいたらしい。
「なるほど……あの糸にはそんな能力があるわけか。道理で直前まで気付かなかった訳ね」
美智恵の声に美神さんやシロタマ、優華とルシオラも頷く。
俺も『眼』を開いていなかったら見つけらなかったかも知れない。
『それで、ある日お掃除しようと『匣』――倉庫内を歩いていたら……』
襲われて、危うく消滅するところを《管理人緊急呪的機構》……つまり管理人用緊急脱出装置みたいなのが働いたらしい。
『気がつくと私、擬体のまま外にいて……』
「擬体って?」
『あ……えっと……ちょっと待っててくださいね。確かこっちに……』
美神さんに聞かれ、おキヌちゃんは板張りの長い廊下の途中にある部屋に入って奥でゴソゴソと何か……
『こんなんなんですけど……』
「!!」
不意に顔を出した……人形?
いや、それにしてはリアルな……おキヌちゃんの姿に似てるけど。
『擬体っていうらしいんですけど、初心者管理人用の仮の肉体なんだそうです』
そう言って笑うおキヌちゃん。
なるほど今のおキヌちゃんなら兎も角、ただの幽霊じゃモノ動かすのも一苦労だもんな。
「あれ? この学生服……」
美神さんの声に俺も気付いた。
そういえば見た事がある服装だと思ったら――。
『あっ、これですか? 何年か前に外から入って来た物の中に混じってたんです。
私、巫女服しか持っていなかったから……擬体を使う時だけでも別の服が着たいなぁって……』
それでか……最初出会った時セーラー服だったのは。
『飛ばされたショックの所為かぼんやりしてて、その時も、しばらくウロウロしてたんです。
けれど思い出して……慌ててこちらに向う途中で、また……』
途中でトラックに轢かれたらしい……だれも乗っていない筈のトラックに。
もちろん無人トラックである事から何者かの仕業だろう。
そして擬態を失った衝撃でおキヌちゃんは記憶を失い――
「で、俺が見つけて今に至るっと……」
『そうなんです。わたし2度も忘れちゃって……駄目ですよね』
寂しそうに笑うおキヌちゃん。
普通、仮初めとはいえ死の恐怖は忘れたいモノだろうから。
それに幽霊の死とは即ち魂の消滅だ。
その本能的な恐怖は、肉体を失う死よりも遥かに大きいだろう。
おキヌちゃんが記憶を失ってもおかしくはない。
「でも、思い出せたんだろ、良かったじゃないか」
『横島さん……』
俺の言葉におキヌちゃん(擬体使用中)が笑う。
なんか生身のおキヌちゃんと話してるみたいだ。
ポロッ
………笑ったおキヌちゃんの首が落ちた。
「……って首がーっ!? 首がーっ!!」
「おキヌちゃんっ!?」
「おキヌ殿!?」
俺絶叫、優華とルシオラもビクリとし、シロタマも慌てておキヌちゃんに声を掛ける。
平気そうに見えるのは美智恵さんぐらいだ。美神さんも2、3歩引いたもんな。
夜は顔は平然としているが……俺の袖を握り締めてる。
『あれ? これ古いから……』
落ちた首を小脇に抱えて首無しおキヌちゃんが笑う。もちろん抱えた首は笑顔だ。
デュラハン状態の姿……流石は幽霊といったところだ。
はっきり言って、かなり怖い。
知っている人が笑っている自分自身の生首持っている姿は、身近すぎて余計に。
「……擬体、置いていきなさい」
美神さんが顔を引き攣らせながらおキヌちゃんに言った。
そんな騒ぎを繰り広げ(?)つつ、俺達は管理人室前にたどり着いた。
その時、ズシンという響きと共に床が揺れる。
「何?」
『たぶん、さっきの蜘蛛がこちらに来てるんだと思います』
美神さんの問い掛けにおキヌちゃん(幽体)が答える。
多少の時間は稼げたが、追いついてきたらしい。
「あいつの目的は何なの?」
『多分、ココの占拠だと思います。私が居なくなった間に乗っ取るつもりだったんじゃないかと』
おキヌちゃんの話では防御呪式で妖蜘蛛もダメージを受けたらしい。
回復するのに時間が掛かった為、不在期間中も活動できなかったのではないかという事だった。
「そこに私達が現れたので襲って来たってとこか」
おキヌちゃんの説明に美神さんが考えながら呟く。
先程からの振動は、妖蜘蛛が管理人室の結界を抉じ開けようとしている音のようだ。
『ですから、今の内に管理人室で侵入者撃退用の防御呪式を起動させれば……』
「苦も無く撃退できるって訳ね」
美神さんの言葉に頷くと、おキヌちゃんは管理人室の扉に向って声を掛ける。
『私はキヌ、管理人キヌ。管理人室に入室します。開錠してください』
告げたおキヌちゃん……だが。
『《管理人》キヌは、呪式より解き放たれ《元管理人》としての権限が与えられる。
しかし、管理人室には《現管理人》が必要とされる。
《元管理人》キヌは速やかに新たなる管理人を推挙されたし』
『……えっ? どー言う事なんですか?』
響いた機械的な声に途惑った様子のおキヌちゃん。
そんなおキヌちゃんに繰り返される声。
『速やかに新たなる管理人を推挙されたし……速やかに新たなる管理人を推挙されたし……』
『……どういう事なんでしょう?』
俺達の方を向いて尋ねてくるおキヌちゃん……いや、どうと言われても。
「管理人手引書か心得とか、教科書とか説明書とかないの?」
「ちょっと美神さん、そんなモンが……」
美神さんの言葉に俺が突っ込んで――
『ああっ、そう言えば……っ!』
おキヌちゃんの声にコケル俺。
「有るのか……」
ココはボケるべきだろうか……なんて考えながら俺はぼんやりとおキヌちゃんを見守った。
タスケテるしおらー(錯乱中)
えー……長いです。
次で終わりです。
ちょっと愚痴ってみます。
延々と長くなるお話……その7が前編、その8が中編、ココまでは予想通り。
その9が長くなり……後編を前半、後半で分けようか……と考え、その9になる前半を書く、これもまぁ予測どおり。
その10後編後半……なげぇーよ……オイッ……と誰かに突っ込みたくなりました。
おまけに長くなりすぎてWordで一万文字超えちゃったので更に二つ割……その11に延長決定(涙)
おまけに後半執筆中にWordフリーズが34回ほど連続しまして……チョッピリ泣けちゃった。
一応復元した部分も有るので良かったんですが……
果たしてココまで読んでくれる人がいるのか心配です。
笑っていただければよいのですが……
最後は……締めなのでそのつもりで読んでもらえればいいかな……と。
夜:「で、アンケートはいいのか?」
あれ? 気になりますか?
夜:「いや、全く」
即答完全否定ですか(泣) じゃ、何で聞くんですか?
夜:「うむ、ここに貴様が書いた資料とやらが……」
ちょっと待て、ソレを何処で!!
夜:「当然、貴様の使用しているPCからだ」
当然って言うな、てゆうか勝手に資料を漁るな!!
夜:「いや、私と主殿の愛欲の日々が綴られていないかと……」
未だ書いてません……じゃなくて、先に読むな!
夜:「その代わり面白いものを見つけたぞ」
あぁ、ソレは駄目ーぐしゅ
夜:「……これは、童女の話の資料だな。キーワードは……【おもらし】?」
…………………………(汗)
夜:「貴様、エロだけでは飽き足らず変態にまで手を出す気か!?」
…………………………(滝汗)
夜:「その心意気や良し!!」
いいんスか!? じゃなくて、エロそっち方面じゃないですよ。あくまで……
夜:「いい訳か? 漢らしくないぞ。大体、他のエロこちら方面のSS作家さん達に比べれば遥かに温い貴様が書くのだ。
一部の方々が萌える程度のモノだろう」
そ……それに今回のアンケートのレスが最終の予定だから、見たいと言われる方が居ないと……
夜:「漢らしく削除する……と?」
書くかも知れないけど多分封印して『こんなものも書いたなぁ』みたいに残そうかと。
夜:「微妙なへたれッぷりだな。ま、最後までどうなるかわからんが……」
いや既に2通り(童子、童女)書くつもりだし。
夜:「自爆か?」
投稿は一つの予定っス。そんな力量無いっス……多分。
夜:「……まぁ私が活躍できれば無問題」
……………………………………………………頑張ります。
当時はa.童子c.息子が多かったのが私的に予想外だった後書きアンケートでしたね
夜:「当時のレスも予想通りというか予想外の結果だったな」
えぇ、私も『みんな、横島君が死に掛けてたの忘れてましたね? てゆうかやっぱ『夜』主役? 以上』なんて書いてましたし
夜:「主殿を心配せんとはかなしい限りだが、それも主殿を信じてくれていたと考えれば……」
と、いうより夜さんの人気がカナリありまして、忘れていたのではないかと今でも思っているんですが(笑)
夜:「天誅!!」
ぐばぁっ……い、いきなり何を!?
夜:「主殿の危機を(笑)とは何事だ?」
で、でも結果的には大丈夫だったわけだし(流血中)
夜:「それは、それ」
……つまりシバクきっかけが欲しかったんですね(汗
夜:「うむ。それにしばらく休んでいたのでな。その分もまとめて今から……」
タスケテるしおらー(錯乱中)