本編第二夜の番外です。

時間的には横島がシロタマ達と再会してから、美神たちが追いつくまでの数日の間の話。




GS横島

 番外3 修行篇  〜シロタマ〜 




 

「何がいけなかったのでござろう……」

「やっぱり、工夫とアイデアが必要だと思うのよね……」


前回の新技に思ったよりの効果が無かったとして反省しているシロタマ。

横島には大ダメージだった筈だが、本人達には不満だったらしい。


「だって、レスも少なめだったし……」


タマモさん、それは言わないで下さい……へこみますよ。


「まだまだ未熟者と言う事でござるな」


さらっと追い討ちですか……


「とにかく新技を磨くのよ」

「今の作者には此れといったネタは無さそうでござるからなぁ」


哀れみの視線は勘弁してください……だってギャグ系の電波受信は難しいんですよ……


「馬鹿は放っておいて、私としては今の術に磨きを掛ける事にしたの」

「うむ、拙者も只大きくなるだけではござらんぞ。

前回は先生が顔を背けたので拙者の身体が変なのかと不安になったが……今回は大丈夫の筈でござる」

「そうね……私の方は数少ないレスからヒントを貰ったし」


少ないって言うな! レス貰えるだけでも有り難いんだぞ。


「拙者は基本に戻って……更に、準備不足で出来なかった技を追加したでござるし」


あ、さらっと無視しやがった……(涙)








「と言うわけで勝負よ(でござる)……ヨコシマ(先生)!!」

「……何が、と言うわけなのか判らんが……」


前回大ダメージを受けた横島……しかし技が判っていれば耐える事は出来る筈……多分。


「前回は不意打ちみたいなモンだったし……落ち着いて考えれば二人とも身体は子供みたいなモンだしな」


その子供みたいな身体に反応してしまった過去は置いといて覚悟を決める……即ち。


ぐらいなら何とか……」


何か……後ろ向きっぽい覚悟ではある……。


そんな横島にタマモとシロは不敵に笑う。


「前回と同じに思ってたら大間違いよ」

「拙者達とて伊達に修行していた訳ではござらん」

「前の技と変わらんのだろう?」

「そう思うでござるか……なら、拙者から逝くでござるよ」

「シロ……字が違うぞ……」


横島のツッコミにも構わずシロが構える


二人の距離は数メートル。前回と同じならば………。

と横島が考えたときシロが横島に向かってニッコリと笑った。


「以前、先生が持ってきた本を更に研究しました」

「俺の本? また漫画の技か?」

「そう、その漫画でござるよ。それに拙者向けの技が合ったのでござる」

「お前向けね……また大きくなるんだろ?」

「只大きくなるだけではござらんぞ……以前の技を更に磨いたのでござるよ」


自身ありげに話すシロに横島の第六感が不吉な予感を告げた。


「油断は出来ないって事か」


「そう、拙者の動きを見切れるでござるか……いきます! 忍法ぉ……


シロが口に何かを運ぶ。


「兵糧丸か!! じゃあ、今度こそ『擬獣忍法』か……?」


すばやく先読みする横島。彼もアノ作品は好きだったりする。


「確かにシロにはピッタリだな……」

















部分倍化の術!!!


「それかぁーっ!!」


立ち上る白煙のあとに現れたのは童顔のままちちしりふともも』が大きくなったシロだった。

『どうでござる』とばかりにポーズをつけている。やっぱり『』だし……。


「グラマーで童顔……子供なのに大人……大人なのに子供……」


スパーク寸前の横島。

だが幾ら美少女でもシロは子供だ……膨らみ、括れた絶妙な身体ではあるが中身と顔は子供。

幾ら膨らんでもコレで反応したらの炉利の刻印を押されてしまう……と思う。

「なんで効かないのでござるか?」


一方、シロの方は横島に動きが無いので不審顔だ。


「かなり効くと思ったでござるのに……」


素っ裸は気にならないらしい。


「……てゆうか、攻撃技じゃないのか!?」

「まぁ、これだけで先生を倒そうとは思ってないでござるよ」


シロは素早く近くの叢に飛び込む……そこには魔法陣らしきものが描かれていた。


「魔法陣? 何だ? そんな術有ったっけ?」


考える事で気を逸らそうとする横島……目を逸らせば良いのだが逸らせたらシロが気にしそうだし……。


「これは忍法では無いでござるよ……これは人狼の里に伝わる秘儀!!」


魔方陣の中央で印を組むシロ。魔方陣の複雑さに横島の顔が引き締まる。


「部分倍加で油断させて……か、考えたな……シロ!」

「先程は前座……これが本番でござる!! 秘技――

















アルテミス化!!!


「ぶぐはぁーっ!!!」


まさに立派に育ったシロ。

大人びた顔立ち、

更に大きさを増しつつも張りを失わない胸、

きゅっと括れたウェスト、

ふくよかながら引き締まった尻、

むっちりとしながらも長く伸びた脚、

適度に生えた獣毛が良い感じ……まさに人狼の守護女神の美がそこにあった。

しかも、やっぱり『』だし……。

盛大に血を噴き出し倒れる横島……勿論鼻血だが。


「ばっちりでござるな♪」


シロが嬉しそうに微笑んだ。


「確かに……攻撃技かも……」


そんな横島の呟きにタマモがにやりと笑う。


「次は私の番ね。ヨコシマ……勝負よ」

「勝負って言っても……もう出ないぞ……」


流石に、これ以上の出血は命に関わる。

前回と同じ様な技なら、タマモの新技とはいえ今の状態の横島には大して効かない筈。


「ふふふ、甘いわねヨコシマ。なんで私がシロを先に逝かせたと思ってるの」

「タマモ……やっぱり字が違うぞ……」


妖しく笑うタマモ。横島のツッコミにも構わず構える。

二人の距離は数メートル。前回と同じならば………。

と横島が考えたとき、タマモが横島に向かってニヤリと笑った。


「前回のリーマンさんやゼフィさん、豪さんのレスからヒントを得たの」

「前回のレス!? 名前出しても良いのか!? 許可取って無いだろ?」

「大丈夫、ダメだったら削除するし」

「だめじゃん」

「ちなみにシロの技はアマド金閣さんのレスが影響してるわ」

「他の方々も有難う。作者も喜んでおります」

「ふふふ、コレは今のヨコシマにさえ絶大な効果があるはずよ……」


自身ありげに話すタマモに横島の第六感が不吉な予感を告げた。


「今の俺にさえ……つまり油断は出来ないって事か……てゆうより勘弁して」

「ダメ……私を見て……ヨコシマ。いくわよ! 忍法ぉ……

















いきなりハーレムの術!!!

「な……ななぁー!?」

「続けて変化!!!


立ち上る白煙のあとに現れたのは素っ裸のタマモ達だった……しかも!


「な……な……なにぃーっ!!!」


叫ぶ横島。

ナント今回タマモは美幼女美少女美女年齢別の姿だった。

プロポーションも微妙に違う事で、更にバリエーションを増やしている。

しかも、やっぱり『』だし……。

普段の横島なら既に血の海に沈んで居るだろう。

だが、今の横島に更なる出血は死を招く……生死が掛かっている為に横島は辛うじて耐えた……が。


「甘いわよ……ヨコシマ」


そんな横島に畳み掛けるようにタマモが印を切った。


「ちょ……ちょっと待った……いや、待って下さいタマモさん! これ以上は……」

「い・や。これが新技完成バージョン……

















コスプレの術!!!

「ぶぐはぁーっ!!!」


あたり一面、様々なコスチューム美幼女美少女美女群れ群れ群れ

そんな一群が思い思いのポーズで迫ってくる……。


「あぁ……視界が白くなってきた」


薄れ逝く意識の中、血の海に沈みながら横島は呟いた……。

















「「次は『せんがん』で逝ってみよ(でござる)〜」」

「ぎゃーす、字が違うぅ〜身体が持ちましぇーん……がくっ」






………電波の続きです。

本編第二夜その5と連動しております。シロタマの話が長くなったので番外としました。

因みにこの番外も二つに分けようかと思ったのですが、シロタマの協同作戦と言う事で一つにしました。

リーマンさん、ゼフィさん、豪さん、アマド金閣さん、掲載時はありがとうございました。

(注)この作品は以前『夜に咲く話の華』の掲示板に投稿していた作品です。レスはその時に頂きました。




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