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榛名神社(式内社)

群馬県高崎市榛名山町。榛名山頂付近に広大な神領を持つ。入口から本殿へは清流に沿って約15分を登る。以下境内由緒書から抜粋「当社は第31代用明天皇丙午元年の創祀で延喜式内社である。徳川時代の末期に至るまで神仏混淆の時代が続き満行宮榛名寺などと称えて上野寛永寺に属し、別当兼学頭が派遣されて一山を管理していたが明治初年神仏分離の改革によって榛名神社として独立した。御祭神は火産霊神(鎮火開運)・埴山毘売神(五穀豊穣)である。」
神仏混淆の時代が長く続きまた社地も渓流沿いの険しい地形であることから全体的に修験道の雰囲気を思わせる。榛名湖畔にも社地を有しており古くは榛名山自体を御神体とした在地の神様をお祭りしていたのかもしれない。