		富士山本宮浅間（せんげん）大社（式内社・駿河国一宮）考霊天皇の御世、富士山が噴火し、人民が離散し国内が荒れ果てたので垂仁天皇は富士の神霊を山麓のい地に鎮祭した。これが浅間大社の創祀である。景行天皇の皇子日本武尊が東征の際、浅間大社の神助を畏み山宮の地に篤く大神を祀られた。その後、平城天皇の大同元年、坂上田村麿が勅命により神霊を山宮より大宮（現社地）に遷し奉った。全国1300余社に及ぶ浅間神社の総本宮として崇敬を集めている。古来、朝廷の崇敬極めて篤く、延喜の制では名神大社に列し一宮として崇められた。源頼朝・武田信玄等の各武将は神領や神宝を献納そて篤く崇敬した。徳川家康は慶長9年に本殿以下の諸社殿を奉献し、更に富士山八合目以上を社地として寄進した。本殿は二層の楼閣をなし浅間造として重要文化財に指定されている。主神に木花之佐久夜毘売命。配神に瓊々杵尊・大山祇神を祀る。（駐車場前の掲示板より抜粋要約）