Kyoto Shimbun 2003.10.07 News
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 紋紙の幾何学模様も美しく
 京都西陣、夜の街を彩る
 西陣織の文様を織り上げる際に使う紋紙と和紙を組み合わせた「紋紙灯」を、京都市上京区の東千本町、西千本町、歓喜町の住民有志が作り、7日夜に試験点灯をした。明かりが入ると、暗闇に紋紙の幾何学模様が美しく浮かび上がり、見ていた人から「ほーっ」とため息がわいた。18、19日に西陣織や友禅、表具作家が開く「工芸展」で、夜の街を彩る。

 3町が面している通りに名前がないため、住民有志が今年3月、今宮まつりで用いる剣鉾にちなんで「鉾参通」と命名した。この通称名をPRしようと、工芸展を開催するのに合わせて「紋紙灯」飾りを企画した。

 「紋紙灯」は、高さ約40センチで、一灯につき25枚の紋紙を使い、内側に薄紅色や緑色の和紙を張った。工芸展の世話人を務める綜絖(そうこう)業富坂儀一郎さん(55)が手掛けた。集まった住民たちは「西陣の街にふさわしい明かり」と話していた。工芸展の当日は、展示と工房公開を行う表具、帯地、染色、木工芸店など16軒の軒先でともす。

写真=西陣の通称「鉾参通」の街並みを彩る紋紙で作った明かり(7日午後6時、京都市上京区大宮通寺之内上ル西入ル)

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