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山田 Top
地域の大部分は、山沿いの地域で、山田郵便局から淡河（おうご）、吉川（よかわ）に通じる国道４２８号線沿いに北区淡河町の境界まで伸びている。無動寺など多くの社寺・史跡がある。
山田川北側には、聖徳太子が創建したと伝えられる若王山（にゃくおうさん）無動寺、明治維新の神仏分離令で無動寺から独立した若王子神社（写真右下）、江戸時代に領主に年貢の減免を直訴した庄屋の息子の勇気をたたえた「新兵衛石」
（写真右）などの史跡が多く残っている。
無動寺の前身である福寺（創建の頃は普救寺（ふくじ））の寺領が独立して一村となり、福寺の土地、つまり福地といったのが村名の起こりであり、それだけ集落としてはよくまとまり、無動寺で行なわれる伝統行事にも全国でも珍しいほどの古式が保存されている。
《社寺・史跡》(*21)
若王子神社（写真右）（創立 北条時政(1138-1215)の時代?）
棟札は永仁5年(1297)。室町初期の神社建築の完全な遺構という事で、国の重要文化財に指定されている。本殿と同時期に作られたと見られる木造の狛犬が無動寺本堂に保存されている。
無動寺（創立 藤原期以前）
福地バス停前の道標
右 若王山無動寺 本尊國寳新四國八十？
左 播州三木志染谷街