西下(にししも、 約2.5Ku、地図、名前の由来、(*21))
山田川(志染川)南側の小さな地域。現在、地域の西半分はゴルフ場となっている。最法神社が山田川南岸にある。旧の下村の西側が東下と分かれて西下となった。
現在は東下にあり、かつての山田全村の鎮守社であった七社神社の故地である宮床では、ゴルフ場造成時に多くの石造物が出土している。(*21)
《社寺・史跡》(*21)
最法寺(開基 不明、弘安年中(1278-1288)の頃中興)
開基は大化2年(646年)に摩耶山に寺(解説)を開いたインドの高僧法道仙人といわれ、かつては温泉が湧出していたと山田村郷土史(*20)の引用する旧記にある。温泉は最近ボーリングが試みられたが見つからなかった。
本堂裏の墓地には古い五輪塔が数多くあり、墓地の北出口付近の宝篋印塔(解説)は室町中期のもので整った形をしている。