北神戸 丹生山田の郷
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森林植物園下谷上関連リンク

森林植物園 長谷池森林植物園は、六甲山系の主山塊西部に位置する総面積142.6ha、東西1.5Km、南北(飛び地である学習の森を含めて)2.0Kmの植物園で、戦前の昭和15年(1940)に「六甲の山なみと自然を背景に、端正な樹形をした針葉樹を林として植栽し、四季を彩る落葉樹や花木をそえる」という構想のもとに創設された。

現在では六甲山をはじめ、日本・世界の約1,200種の樹木が植えられていて、特に神戸市民の花である「紫陽花」25種を揃えたあじさい園、六甲に自生する12種と日本原産の躑躅・石楠花25種のつつじ・しゃくなげ園がよく知られているほか、200本の種々の桜を植えた桜園、世界各地の原産地別に区分した樹林区、神戸の姉妹都市・友好都市であるシアトル(アメリカ)、天津(中国)、リガ(ラトビア)、ブリスベーン(オーストラリア)の樹木を植えた国際親善の森、そして展示館、リクリエーション施設などがある。

また、森林植物園は、山田道・徳川道という歴史街道の通り道でもある。園の西側樹林区を南北に走る山田道は、かつて、海沿いの兵庫・西宮方面と山田を繋ぐ街道のひとつであり、園の東の縁に沿って北上し正門前を通って西へ向かう徳川道は、明治維新前夜に山陽道のバイパスとして作られた道であった。

このページでは、今後、それぞれの季節の園内の写真を随時掲載の予定

なお、草木の名前は苦手なので、名前の間違いなどはご容赦を!(指摘いただけると大変ありがたいです)

1月 ロウバイ 絶滅危惧種エゾムラサキツツジの蕾 「雪」さくら
雪が降ったので行ってみたが、思ったほどの積雪ではなかった。そんな中、ロウバイが雪を乗せて可憐に咲き、3月ごろ開花するエゾムラサキツツジが紫の蕾を膨らませて春を待っている。4月の写真にある桜は花の変わりに雪を咲かせていた。
2月 紅梅 白梅 ロウバイ
この季節、ほとんど花は見られないのではないかという予想に反して、春節から間もない中国の「天津の森」ではロウバイが花盛りのほか、紅、白、黄の梅の花がそろい踏み。園内各地域でロウバイ、サザンカの花が咲き、多目的広場では、ジュウガツ桜の花も見ることができた。
3月 エゾムラサキツツジ アセビ ミツマタ
天津の森や薬樹園では、紅白の梅が今を盛りと咲き誇っている。まだまだ多くの花は眠りから覚めていないが、つぼみが膨らみ始めた木々も多い。その中でエゾムラサキツツジや、アセビ、ミツマタなど日頃あまりお目にかからない草木が園内各地で上品に、あるいは可憐に、あるいは変わった花を咲かせていた。
4月 ツツジ さくら もくれん
「夫婦」ぼけ 石楠花 ハナモモ
4月初旬、一見、園内に花はあまり見当たらない。それでも、散策路に入るとつつじ・しゃくなげ園にはちらほらツツジやしゃくなげが咲き、国際親善の森の斜面には盛りを過ぎた梅林、さくら園には三分咲きのさくらやもくれんの花が見られた。さくら園は、4月中旬にはソメイヨシノの他、しだれ桜、八重桜などのさくらが盛りを迎えていた。
5月 シャクナゲ オオデマリ ヤマツツジ
ホオノキ ハンカチの木 カキツバタ
5月上旬、しゃくなげ園の一部で花が見られるようになり、おおでまり、こでまりの花が盛りを迎えていた。植物園中央の長谷池から南へしばらく行ったところにいろいろな色調のヤマツツジが目にも鮮やかな花をつけていた。飛騨高山の朴葉焼きで知られたホウノキの花や、ハンカチの木と呼ばれる中国の木の花など珍しい花もいくつか。
6月 ??? ブリスベーンの森の赤い花 スイレン
アサザ ウツギ アジサイ
6月、森林植物園のメインイヴェントあじさいが開花し、雨が降っていても5月までとは比べものにならないほどの人が訪れていた。メインストリートだけでなく、むしろバリエーションを楽しむなら駐車場側の北苗畑、西洋あじさい園などで世界各国の多様な花が楽しめる。長谷池ではスイレンやアサザなどが水面を覆いつくしている。
6月
あじさい ブルースカイ アナベル
あじさい あじさい シチダンカ
【これもあじさい あれもあじさい】
7月 ねむの木 ナツツバキ(別名沙羅双樹、ただしインドの本当の沙羅双樹とは別物) フジウツギ
酷暑の中、あじさいもさすがに色褪せてきて来場者もだいぶ減ってきた。紫陽花以外には華やかな花が少ない季節でねむの木や夏ツバキ(最後のひと花)なども盛りを過ぎた様子。
8月 クサギ ??? ハスギ
一部の夏の紫陽花以外は中低木に群生する大型の花はあまり見なくなったが、上を見上げるとムクゲやサルスベリなどがぽつぽつと咲いている。強い日差しの下、木々の緑やシラカバの林が美しい。
9月 ミソハギ ??? ???
大型の花はほぼ姿を消し、ハギやキクの群生が多く見られる。紫に色づいた木の実や緑から茶色に変化しつつある松ぼっくりなども目を楽しませてくれる。
10月 ナンキンハゼ マルバノキ 季節外れのカキツバタ
本格的な紅葉までもう1ヶ月。大形の花はほとんど見られなくなった中、あじさい園の入り口のサザンカ、長谷池には季節外れのカキツバタが咲いていた。香りの丘にはじめて行ってみたら終わりかけ?のラベンダーにも出会った。
11月 化石植物メタセコイア並木の紅葉 紅葉シーズンに咲く11月の十月桜 長谷池畔のもみじ
長谷池の紅葉 これも長谷池の紅葉 シアトルの森の紅葉
森林植物園全域でさまざまな紅葉が彩りを競っている。長谷池のもみじ、ハナノキ。シアトルの森の高木のグラデーションのかかった紅葉。化石植物メタセコイアの古代の紅葉。そんな中で、なぜか春秋2回開花する十月桜も多目的広場の片隅で咲いている。
12月 さざんか 手作りのトナカイとサンタクロース ヒイラギ
紅葉シーズンは終わって園内各所で赤い山茶花が花盛り。クリスマスシーズンにふさわしいヒイラギの実も見られたが、今年の気候ではホワイトクリスマスは望み薄?
シアトルの森 天津の森 ブリスベーンの森
【友好の森】
植物園内には海外からの樹木も多く、神戸の姉妹都市・友好都市の名を冠した森もある。

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