新婚旅行記


南大門

たとえるなら浅草?
ハングル文字と同じ位に英語・日本語・漢字の看板が目立つ。

車をおりて町を探索。
ガイドさん…歩くの速い。
車なれした秋田人…遅い。
歩く速さが、ちょっとつらい。

南大門
「お姉さん!!革ジャン安いよ!!」
南大門市場に行くと私達より上手な日本語で客引きをしている。
観光地の人は、いくらかは日本語が出来るらしい。
ガイドブックに載っている店がちらほら見えた。

私の目的は激安めがねと韓国民族衣装である。
食べ物的には「トッポッキ」と「クルタレ」である。

ソウル市中区にあるクリスタルメガネという店に行った。
「すごく視力が悪いんで…」
というといかにも「韓国人」なメガネの男性が対応してくれた。

「メガネを貸してください。」と機械で測定し始めた。

女性店員が「日本人は謙遜して『目が悪い』っていってるのよ」
とかなんとかいってるようなそぶりで(聞き取れないのでたぶん)
こそこそ話し始めた。

「あなた本当に目が悪いね」
測定後、おどろいた店員のメガネの中の一重の目が大きく丸くなる。

だから最初からいってるぢゃん(−。−+

0.05以下の視力+乱視を機械は正確に測ったらしい

どうせ買うなら派手な赤がいいと言っているのに
「それはあなたに似合わない」
と地味な(ひそかにブランド物か?)物ばかり薦めてくる。

ピンクのに決めて見積もり開始。
「片目レンズ一枚1万3千円」
激安メガネも私の視力には勝てなかった。

「いまの眼鏡は2万円で買ったよ。」
(だって弐万円堂という店で買った)
というと
「この視力で?!」と、またびっくりされた。

そして「私がんばって値引きします。」と一万円近く割引してくれた。
旦那もバネが入っていて曲げても元に戻る眼鏡を購入。

日本円で見積もってくれたので日本円で払いました。
(それからのアフターサービスがいいようで、
誕生日と年賀状のカードが届くようになりました。
またいったら買おうかな)

その後いったのは駅ビルレベルのお店。
「おお、チマチョゴリ!!ポシャギ!!」

※チマとはスカート。チョゴリとは上着を意味します。
正確には「ハンボク(韓服)」といいます。
ポシャギは日本で言う風呂敷とかふくさのような布

早速試着したら、小さかった。
韓国人は私の2まわり小さかった。(ToT)
「あなた大きい」
オーダーメイドでもいいけど、これからベトナムに行くし…
「やせてから、また韓国に来ます。」
韓国再観光を決めた一瞬であった。

チャイナドレスの生地みたいなアジアンな伝統布発見!!
手芸で使えそう…と、少しずつ数種類購入。
テッシュケース貴重品・印鑑ケース韓国の伝統布

すると市場のおばちゃんとガイドさんが小声でもめている。
「もう少し沢山買うと思って安くしたんだって」

なんとなく申し訳なくなり、
ほかに何か買えないかな?と辺りを見回すと
「この色とりどりの布は何ですか?」
「ご祝儀のお金を包んだりするものです。」
「あ、これか・・・ポシャギ」

友達のお土産にしようと思っていた目的の物が見つかった。
「これ緑のと赤と水色とピンクと…」
ガラスケースの中が空になりそうな勢いで大量買いした。

もちろん大きくて赤いのを自分用に買うのも忘れていなかった。


しばらく歩くと日本人中学生の団体が屋台で買い物している。
「いまどきは、中学の修学旅行が韓国なんだ…」
「私は日光だったのに」

ガイドさんも中学生団体は珍しいと言っていた。

「屋台といえば…クルタレとトッポッキ食べたいんですけど」
というと「知らない」という。
発音が悪かったのか…
ガイドさんも観光土産すべて把握しているわけではないのか…
身振り手振りで説明したら判ってくれたようだった。

クルタレとは、たれぱんだが砂糖でくるくる巻かれたもの・・・
たれぱんだ ヘッドカバー ★エンジェルたれぱんだ 4ヶセット

・・・な訳がない。
蜂蜜を練ってコーンスターチをはたき、
「1本が2本。2本が4本。4本が・・・」方式で麺打ちみたいに増やして行き、
髪の毛より細く何千何万本まで増やしたら
胡桃・アーモンドなどを絡めた物を詰めた伝統のお菓子で
明洞と仁寺洞の名物なのである。

修学旅行の中学生が群がる屋台発見。
近づくと日本のテレビが取材したときの写真が飾られている
クルタレ屋が実演販売していた。

これからベトナムに行くのでお菓子のお土産は買ってられないのだが、
ホテルで食べようと思って2種類買いました。
「凍らせても美味しいよ」
・・・それは次回試してみるよ。
クルタレ1
クルタレ2
クルタレ3
クルタレ4
クルタレ少し食べました。

わたあめを潰していったらこんな感じになるかも。


トッポギ(トッポッキ)とは細長いむちっとした餅を
甘辛く味付けした物
韓流お惣菜フルコース3点セット(トッポギ700g、テジ・カルビ500g、韓国冷麺4食) [食学] トッポッキセット

「屋台じゃなくてもいい?」と聞かれ専門店に行くことになった。

歩いていると、いろんな屋台がある。日本のたこ焼き屋まである。
「旦那・・・いま虫の屋台あったよね。」「うん。」
そんな虫屋台の店を通り過ぎ、
電話ボックスの前を通り過ぎるとトッポギ屋があった。

「車呼んでくるので食べててくださいね」
ミックスを注文すると店を出て行ってしまった。

店に置き去りにされた。

よく見たら日本語表示に写真つき。
奥の暖簾がなぜか「寿司」と書かれた日本土産っぽいもの。

「クルタレ買ってきたの?」と店員の兄ちゃんも日本語。
「クルタレの店と同じ社長だよ。
クルタレは寄らないように駅弁みたいにちゃんと上にして
持って行ってね。」と箱を入れなおしてくれた。

やさしい(^^)

トッポキは粘りのない長細いソーセージのような食感。
中にはチーズやたらこ(明太子か?)が入っていた。
おつまみソーセージをコチュジャンと砂糖で煮たら
こんな感じなんだろうな。

ぺロッと一皿食べた後、ガイドさんが迎えにきてくれた。
次はどこに行くのかな?





トップへ
戻る
前へ
次へ