新婚旅行記


旅行最終日タンソンニャット→仁川→秋田

飛行場に到着
「私はベトナムを案内するのが好きです。
お友達にも言っておいてね♪」
自分の宣伝は忘れないガイドさんだった。

治安維持のため、利用者・関係者以外は入れないので、
通訳ガイドさんとここでお別れ。
ここからは『友達』とかいう空港関係者にバトンタッチ。

夜中1時過ぎ発の便なのでかなり時間があった。

空港税を払いカードをもらう。
その『友達』さんは
「あなた達のこと言っておいたし大丈夫、
10時からだからまってて」という。
日本語で放送が聞こえる。
隣の日本航空カウンターの大阪・成田の案内だった。

ふと、ベトナムのおばさんが話しかけてくる。
「ジャパニーズ?アイム ベトナミーズ」

いま考えたら、日本に行くので申告より多めに持ってきてしまった
荷物を預かって欲しくて近づいてきたのか?ひまだったのか?
互いに英語が自己紹介レベルだったので、それで終わってしまった。

待合室側のカウンターはすべて終了。
なのに『友達』は「もう大丈夫だから」と帰ってしまった。

空港の人が「どこに行くんだ?日本の受付は終わったよ?」
みたいな事をいってきた。
「こーりあ」と言うとあっちだという。

アジアナ航空

しかも、それも受付終了…

日本航空の姉さんに日本語で聞いたら一番奥だという…
一番奥にいったら

中華なんとか航空

チャイニーズでもジャパンでもなくコーリアンエアラインだよ!?
といっている間にまたまた不審者扱いされたのか、迷子扱いなのか
説明してくれた。英語で。

ようやく韓国の札がかかっているところで手続きが行われた。

待ってたところの一番遠い反対側に待たされてたのか…

人が多いからこっちに並べ…
といわれたところが外交官僚用窓口
後で一般客用窓口という札に変えてたけど、
なぜかドキドキしてしまった。

お土産を詰めに詰め込んだので
人一人分 約50kg の荷物を預ける。
ベトナム訛りのお姉さんが英語で丁寧に説明してくれた。

ほとんど外国語を聞きとる能力が無くなっていたが
「チケットはこっちのチケット入れに入れておいたからね」
「荷物は秋田に行くからね」
あと隣同士の席にしてあげたとか何とか。
航空券いれ2
これ日本語で書いてあるチケット入れだ。
まさかここでもらうとは思ってなかった。
(日本でもらったほうが英語版だったから。)

夜中1時までは、まだまだ時間が有った。
とりあえず乗る番号だけチェックして
韓国語が聞こえる団体の側で待つことにした。

旦那に荷物当番をまかせ、免税店めぐりをすることにした。
そういう気力だけは出すことが出来た。(笑)

外国にきたらその国の言葉の本を買うのが好きな文字フェチな私は、
ベトナムの雑誌を買ってみた。
空港で買った雑誌
なかなかオシャレだった。

お茶とかコーヒーとか基本的なお土産はここに全部売ってるのか。

お土産をまた沢山買いすぎて
カバンが足りなくなったのでリュックを買うことにした。
なんと、あのシーゲームズの牛のキャラが付いてるリュックだった。
リュック1 牛

「韓国でキムチを買うスペースが無いとね♪」
そう、韓国分のお土産はこれから購入予定だったのだ。

ようやく搭乗。
もう眠い…前に座っている以下にもアメリカンなつるっ禿げの人と
その人と会話するたび
「…、サー」と答える乗務員のお姉さんの会話が妙に気になったが、
直ぐに眠りにつくことが出来た。

そして、すぐ起こされた。
時差は二時間
韓国時間では6時でもベトナム時間じゃ早朝4時。
昨日の夜中便だったのですよ〜寝かせてくれ〜と思いましたが
ここで乗り換えなかったら日本に帰れないので起きた。

プレオーダーのコチュジャンセットが気になったが
それも搭乗前の注文らしく、
飛行機内での買い物はしなかった。

またSARS書類が来た。
「あ〜ゆ〜じゃぱにーず?」
「いえす」

日本に日帰りするベトナム経由の客が珍しかったせいか
「何しにきた」みたいな話はもう聞き飽きても説明しないと帰れない。

「秋田ー韓国ーベトナムー韓国ー秋田です。」
「それなら出国手続き要らないよ」
「でも時間が有るから外に出て買い物して
また戻ってきて夕方日本に帰るの。」
すごく丁寧な日本語で会話してたのに
「日本語はここまでしかしらないから、
いんぐりっしゅぷりーず」ときた。
「だから〜」とまた英語で説明。

最初から英語でやり取りしてくれれば…

学生時代に習えなかった単語1つわからなかった所為で
(咳き込みますか?とかそういうのはわかったんだけど…)
二カ国間のサーズ書類なしで入国OKしてしまった。

こうしてついたところは秋田から来たときと同じ手続き口
なのに知らないおっちゃんが立っている。

また「何しに韓国へ?」攻撃

「観光です」
「そうだここは韓国だ」
「(発音にてるからな・・・じゃあ)サイトシーング」
「英語わからない」
「くあんぐあん(観光)」
「???」

つうか、入国審査員じゃないのになんでそこにいるんだ?一人?

まあそこも「外国語の知らない日本人の若いやつがきた」
と思ったらしく
通れて無事入国できた。

出口でお世話になった乗務員のお姉さんがいた。
「バイバイ!!」
笑顔の彼女。肩の荷も降りたようだ。

荷物を受け取りに行ったが流れてこない!!
「もしかして『荷物は秋田に送るって』聞き取ったけど
本当にそういったのかな?」

心配で荷物紛失クレーム担当カウンターに行った。
「えにわん すぴーく じゃぱにーず おあ いんぐりっしゅ?」

出てきたのは日本語も英語もちょっとだけ話せるという係員
「秋田行きに積んである。
 空港券も取り替えてあるから後は
時間になったら飛行機に乗ってね」

助かった。あのベトナム姉さんのおかげだな。

空港の出国扱いになエリアで買い物することにした。
案内には英語とか日本語を話す外人専用案内人のおばちゃんがいた。

荷物を預ける場所と乗り場を聞いた。
「もう帰るの?サウナくらい入っていきなさいよ(^^)」

また絶対韓国来るんでそのときに韓国観光しますから。

外国にこそ、きつい睡魔がいるのであった。

海外の空港だというのに
無防備にもコーヒーショップで居眠りしてしまった。

ケンタッキーを食べて腹ごしらえ。
やっぱり、ピリ辛。
マックは今度来た時のお楽しみかな。

ここでも旦那は荷物番
私は土産を買うため最後の力を振り絞る。

「大根キムチ〜!!」

念願のキムチやドラえもんの韓国語版(学習用?)
チョコレートなどをかった。
ドラえもん学習漫画
高麗人参チョコ
ゆず茶

こだわり大根キムチ カクテキ (ご家庭用・100g)【還元祭1208】
 韓国おみやげバラエティ
残り$4
でも欲しかった箸とスプーンのセットは$7
韓国 スジョ赤の壽福(雑貨 食器 スプーン)
また来るから、その時ね。

と、なだめられて搭乗口へと向かった。

成田行き 大阪行き ハノイ行きのとなりだった。

「これで間違ったらどうする(笑)」

ニアミスを回避しなければならなかった。(笑)

夕方やっと秋田行きの飛行機に乗る。
秋田弁も聞こえてきた。
「やっと寝れるよ」

しかし…
「機内食です。」
5時頃ちらし寿司もどきが出た。

食べ終わると秋田に着いた。
寝る暇は無かった。

電気は少ないが飛行機から見る夜景は結構綺麗。

飛行機を降りると手荷物チェックがあった。
麻薬密輸取締り強化中らしい。
「韓国経由でベトナムに新婚旅行に行ってきました」
ここでも不思議がられた。

秋田知事!!
まだまだ秋田から世界へ!!の運動が足りませんよ!!


バックを開けてもいいですか?
お土産は全部スーツケースとリュックに入っていたのですが、
蛇酒もあったのに大丈夫だった。
ハムとかも厳しくてもって来れないのに。

そして、洗濯物を詰め込んだバックをなぜか念入に調べてた。
薬袋をみてたので「正露丸とドリスタンです」
というとそれ以上深く見なかった。

絶妙なバランスでしまわれていた洗濯物(下着)を、
また絶妙なバランスでしまわなければならず
ちょっとあせりましたが
なんとか再現した。

出口では父上母上が出発したときのように
車で迎えに来てくれていた。

父上はスーツケースは一人ではもてなかった様で
旦那が「50kgあるんですよ。それ」と
あきれたように言っていたが
うちの母上はもっと手荷物があるもんだと思っていたらしい。
(カナダの時にスーツケースが増えていたので)





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