交流回路(その2)

目次

RLC回路

RLC直列回路では,全電圧ベクトルは,R , L , C の個々の電圧ベクトルの和に等しく,電流ベクトルは各要素に共通.一方,RLC並列回路では,R , L , C の個々の電流ベクトルの和に等しく,電圧ベクトルは各要素に共通である.

RLC直列回路

RLC並列回路

直列共振回路

RLC直列回路において,電流Iが最大となるためには,I = V / Z で分母のZが最小とならなければいけないことになる.よって,

交流電力

交流回路では,抵抗Rでジュール熱の発生があって電力を消費するが,コイルやコンデンサーでは電力の消費は無い.よって,交流の消費電力は,P = 抵抗での消費電力 = IR VR = I V cosφ (cosφを力率という)となる.

変圧器は,相互誘導によって簡単に交流電圧を変える装置のこと.1次コイルの巻数をn1,電圧をV1電流をI1,また,2次コイルの巻数をn2,電圧をV2,電流I2とすれば,

電気振動回路

LとCからなる閉回路では,振動電流が流れる.振動回路で一回りして電位を求めていくと,

ここで,I = - (dQ /dt) とすれば, L ( d2Q / dt2 ) = - Q / C

これはバネの振動の式によく似ていることからもわかるように,

の関係がある.


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