フォトエッセイ集『フクロウの羽根』の感想

・ フクロウの羽根、愛読しています。野生ラン、とても憧れます。
 最近は必死に木や崖の岩なども見上げるのですが、こちらには自生していないのか、見つけられません。

・ 「コンクリートに咲く花の秘密」を興味深く拝読しました。
 実は小輩も、以前、車が激しく行き交う市道の車道と歩道のコンクリートの隙間に、びっしりと花を咲かせている野生のスミレを見つけて、
 夢中でカメラを向けたことがあり、パソコンのファイルに今も残しています。
 里山でさえ、希にしか見つからなくなったスミレが、市街地の、しかもコンクリートの隙間に育つているのはなぜかと、ずっと不可思議に思っていました。
 まさか、蟻の仕業であったとは。長年の疑問が解けて有り難く存じます。

・ 久しぶりに、「読んでみたい本」、「読んでいて心に深く残る本」に出会い、昨夜は読書の楽しみを味わいました。
 一気読みがもったいなくて、今夜も続きがを読めることを楽しみに残しています。
 文章がすぐれているし、写真の御腕前が抜群で、いつも感心しています。
 貴エッセイ集の冒頭、「フクロウの羽根」は、以前にもネットで拝読し、胸が詰まって涙ぐんだのですが、おまとめになられたエッセイ集をいただいて、読み返すうちにまた目頭が熱くなりました。
 フクロウの羽根を抱かれて天国へ旅立たれた故人は、今はもうフクロウに姿を変えられているのでは… …。夜更けに暗い森にお出かけになられると、どこかで神垣様の安全を見守られておられ るいるような気がします。
 それはともかくとして、暗い足許には十分お気をつけ下さいますように。
 当家にも小さなフクロウの透かし彫りの(奥にも極小のフクロウが彫ってある)置物があります。
 愛知万博の際にアフリカのどこかの国の民芸品として売られていて、家内安全のお守りにと、買い求めました。
 この年になるまで、野生のフクロウにまだ出会ったことがありませんが、マルタン2号様の「里山を歩こう」のおかげで、愛嬌のある姿を存分に観察させていただいております。

・ エッセイ集の中の神垣さんは少年のようなお顔をされていますね。
 うらやましいです。

・ ひっそりと美しく咲く野生ランや色鮮やかな昆虫、可愛い野生の小動物などの写真を見るだけでも心躍ります。
 「コンクリートに咲く花の秘密」をまず一番最初に読みました。
 私も、土塀やブロック塀と道路との隙間に可愛いスミレが咲いているのをよく見かけ、不思議に思っていたからです。
 きっと、風に流され流されて、小さな隙間に辿り着いた種が、そこに根付いて花が咲くのだと長い間信じ込んでいました。
 コンクリートやアスファルトに囲まれた地面は、普通の地面よりも暖かく、風の影響も受けず居心地が良いのだろうと。
 真実を知ると、今さらながらに植物の知恵に感心させられます。
 植物はいろいろな方法を駆使して、それぞれに子孫を繁栄させているのですね。 
 風や昆虫の力を借りて、綿密に計算された子孫繁栄のためのプロセス、ほんとうに凄いとしか思えません。
 フクロウの羽根、ゆっくりと味わって読ませて頂きます。

・ 僕が一番気になった「 題 」は「虫を操る」です。
 ハリガネムシは、とてもずるい生き物ですがそおやって生きて行かなければいけないのだなと
 そう思いました

・ 一度目は、まるで夏休みに読書感想の宿題を課された子どものように緊張して読みはじめました。
 けれどもすぐにマルタンさんの世界にはまりこみ、そんなことはすっかり忘れて読み進んでしまいました。
 二度目は写真も眺め状況を想像し、マルタンさんの案内で暗い森の中を歩いてみたり、フクロウの声に耳をすませたり、
 撮影の苦労にハラハラしたり、時には思わず笑ったり、不思議な体験に独り合点をしたりでありました。
 私の好きなエッセイを抜き出して短い感想書きます。もしかしたら的外れなものもあるかもしれませんが、それはお許しくださいませ。
 「フクロウの羽根」
 闇の森の異体験。やはり死者と生者の世界が合わさるところに足を踏み入れておられたのでしょうか。
 「夜の森で聞いた鈴の音」
 鈴というハンディを背負ったノネコのたくましさ。「北極カラスの物語」で、人間の仕掛けた罠に挟まれ、三本脚になった狐のコロンの冒険と大奮闘の物語を思い起こしました。
 「5番のヤマザクラ」
 樹木の持つ妖気が漂ってまいります。人も自然の一部分。
 「母とエビネ」
 ご母堂様の時代にはいっぱいあったエビネ。懐かしいですね。マルタンさんの「里山を歩こう」メルマガは本当に貴重です。
 「魔が差す瞬間」「引き返す勇気」「頭の中の赤信号」「生きていることの奇跡」
 「生」へと導いてくれる人間の知恵や意志とは別次元の力を感じる時。人生にはそんな経験が何度かありますね。
 自然が相手の時は一瞬の判断や行動を誤ると命にかかわります。星野道夫さんも熊の世界に入り込んでしまわれました。気をつけてくださいませ。
 「虫を操る」
 人間もウィルスや細菌に操られているのではないでしょうか。例えばがん。普段甘いものを食べない人が、急に甘いものを食べだしたらがんを疑えという医師がいます。
 がんは糖を栄養として大きくなるのだそうです。脳が甘いものを食べろと命令を出すそうです。
 糸状菌に冒されたバッタの写真思わず息をのみました。
 「めぐる命」
 雌を亡くしたフクロウの雄の鳴きつづける声がきこえそうです。
 『下蒲刈島のトンボ』出版秘話
 タイリクアカネの写真につくづく見入ってしまいました。一枚一枚の写真に語りつくせない秘話があるのでしょうね。
 「巣箱の物語」
 マルタンさんは自然の事件簿を読み解くシャーロック・ホームズのようです。
 「誰も見ていないけれど、花は咲く」
 一口に人知れず咲く花などと表現しますけれど、実際にそんな花たちを見るマルタンさんがうらやましいです。
 「ヘビの事件簿」
 ヘビを踏むだけでも気絶ものですのに、それがマムシでしかもお互いうっかり者と言われるマルタンさんには驚きです。
 アオダイショウがフクロウの雛を飲み込むところの目撃談は、さすが恐ろしい。
 「コミミの白ちゃん」
 あの素晴らしいコミミズクの写真は、大スター白ちゃんの晴れ姿だったのですね。すぐ近くに住んでいるというだけで、なぜだか鼻高々の私です。

 裏山で探検ごっこの続きも是非読みたいものです。メルマガもずっと楽しみにしております。

・ いつも何らかの余韻と感動を残してくださるたんたんとした文体と、話の内容が大好きです。
 今回の長門峡の鈴ヶ茶屋のおばさん・おじさんには、見知らぬ人ながら思わずエールを送りたくなりました。
 今時、宝物のようなこんなお店の鮎の背ごしを食べられるマルタンさんは幸せ者。
 花と動物とそして人間も大好きなマルタンさんへの贈り物なんですよ。きっと・・

・ 早速と思い軽い気持ちでパラパラ‥ いきなりフクロウの羽根!
 心の準備が出来てなかったので‥涙‥ 柴犬2号さん、きっと呉に来てフクロウに会われたと思います。きっと‥
 自分は子供の頃虫が好きで、好きで!と言っても、その辺の子がキャッキャッ言う程度、知識もなく動くものをおかまいなしに触って、捕まえて、噛まれるって感じでした。
 しかしいつしかあの時の興奮を忘れ、普通に学校に行き、就職して大人になって結婚‥子供(男の子)が出来てカブトムシの幼虫買って‥
 ウワァァァー あの時の興奮を思い出してしまいました。
 夢中になって周りがみえず、危険にさらされる‥気を付けて下さい、次のエッセイ集お待ちしておりますので(^^)
 後‥ブヨ対策、僕も気になります 腹が立つのでタバコ吹きかけてたのが効果あったとは‥

・ 心温まる写真の数々を拝見させていただき、有難うございます。心から自然を愛しておられるご様子が、よくわかります。
 それに対して、私は一応自然愛好家のつもりなのですが、日常の生活態度は、ぐうたらな毎日で自然環境を破壊する文明の利器のお世話になる一方の人間で、恥ずかしい限りです。
 せめて、自然を愛する気持ちのみは失わないようにと、貴方の写真とエッセイを読まさせていただいております。

・ いずれもすばらしいエッセイと写真ですね。
写真では159頁のコミミの白ちゃんが一番いいですね。あの顔はまさに人間の、しかもよい人間の顔です。びっくりは29頁と31頁のハリガネムシ。

・ 心暖められる本を有難うございました。

・ 読みやすい文章と興味深い内容で、一気に読みました。

・ 冒頭「はじめに」でボロボロと泣いてしまいました。
  というのは大袈裟ですが、『星野道夫さんは「大切なのは、出発することだった」という言葉を残しています』を読み、色んなものが溢れてきました。

・ 本当に面白く、考えたり、驚いたり、興奮したり、悲しくなったりと一冊の本で色んな感情を味わえました

・ 人間味あふれるエッセイ、読んでいて心地よい気持ちになりました。自然が好きな人は、人も好きなんだなと改めて感じました。
  自然や人に対しても、さりげない語り口がいいので、より多くの方に読んでいただければいいのになと思います。

・ 山の心地よい風や空気の香りがふわぁっと漂ってきそうなくらいに素晴らしい本ですね。

・ 良い本ですね。フィールドが好きな人の書いた文章は良いですね。文章には人柄が表れると思います。心地良い本です。

・ 生き物を慈しむ心が伝わってきます。





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