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毛症 脱毛症の説明 脱毛症とは、毛が抜けるまたは少なくなる疾患です。 毛が抜ける、硬い毛が軟化、毛がもろく切れやすく長く伸びない状態をいいます。 毛が抜けるのは、後天的な要因により毛が脱落する状態で、円形脱毛症、 トリコチロマニア(抜毛癖)などがあります。 毛が軟化するのは、毛が脱落するのではなく、毛が細く短い毛に置き変わるこ とにより頭髪が薄くなるもので、男性型脱毛症はこのタイプの 代表的疾患です。 毛がもろくなるのは、ネザートン症候群、連珠毛、白輪毛など毛髪奇形のために毛が脆弱となるもので、いずれも遺伝性で稀な疾患です。 脱毛症の補足説明 脱毛症は2つに大別できます。 ひとつは、毛を造る毛組織の細胞の働きに異常が起こり、途中で成長が止り、細胞が萎縮して、毛根の先がゴボウのような形の萎縮毛になって脱毛する病的な成長期毛性脱毛症。 もうひとつは、毛組織の細胞が成長期が終わって、生きていた細胞が角化し退縮期に入り、さらに、毛穴の奥深く大きく根付いている毛根の組織が数ヶ月に渡っ て自然に抜けてくるもので、病的ではない生理的な休止期毛性脱毛症で す。
脱毛症の原因 遺伝 遺伝傾向はありますが、不規則遺伝であり、まだ原因となる遺伝子は見つかっていません。 また女性よりも男性の方が、男性ホルモンが多いので遺伝の影響を受けやすいようです。 頭皮緊張 (頭の皮膚に緩みがなくなること) 人の皮膚は、年をとるにつれて弾力性がなくなってきます。 固くなった頭皮は、血液の循環が悪くなり、毛の元になる毛包も栄養失調になってしまうというわけです。 しかし末期の脱毛症でも頭皮が柔らかいケースもあるので、この説も推測の域を出ません。 老化 老人の毛髪が薄いのは、細胞自体の老化や動脈硬化などにより、毛包が破壊さ れるからです。老人性の脱毛は、頭髪全体が薄くなります。 ストレス 男性型脱毛は、ある一時期に急激に進行する場合があります。 医学的に実証されたわけではありませんが、仕事が特に忙しい、十分睡眠をとれなかった、心配事がある-など精神的ストレスを受けた時期と重なることが多い ようです。 暑さ 夏の暑さが終わるころ、脱毛が進行することがあります。 これは夏バテという全身的な衰弱のほかに、日光による頭皮の 温度の上昇が影響しているのかもしれません。夏期にヘルメットを常用する方は、特に注意をした 方がよいでしょう。 不適当なヘアケア 過度の洗髪、パーマ、ドライヤーの使いすぎなどもよくありません。 老化 細胞自体の老化や動脈硬化による循環不全などのため、次第に 毛包が消えていきます。 女性といえども、年齢とともにこの傾向が強くなり、特に60歳を越えると大なり小なり、誰にでもこうした脱毛症状が見られるようです。 極端なダイエット 若い女性に多いのですが、栄養失調状態になるまでダイエットをする人がいます。こうなると、毛の組織も栄養失調に陥り、成長期の毛もその状態を維持できな くなります。その結果、休止期毛が増えて脱毛が起きるようで す。毛根にも栄養が必要なのです。 経口避妊薬(ピル) 女性ホルモンと頭髪は、密接な関係にあります。 経口避妊薬は、プロゲステロンという女性ホルモンの一種で、これを一定期間内服した後で中止すると、一時的 に休止期毛が多くなり、時にびまん性脱毛を起こすといわれます。 過度のヘアケア これも若い女性に多いのですが、極端に髪を気にする方がいます。清潔さを求めるあまり、日に2度も洗髪しますと、界面活性剤などを含むシャンプーを大量に 使用することになり髪によくありません。 リンスのしすぎ、ムースやジェル、スプレーの使いすぎなども脱毛の原因になります。 免疫異常(アレルギー) 毛の根元へリンパ球が、集まってくることから起こります。 リンパ球は血液の中にあり、扁桃炎や肝炎などの炎症部位に集まってきて、炎症を鎮めようとします。この症状は、他の免疫異常疾患(甲状腺疾患、尋常性白 斑。糖尿病、アトピー性皮膚炎など)と同時に起こりやすいといわれています。 脱毛症の予防 男性型脱毛症を防ぐためには、バランスのとれた食事、十分な睡眠、禁煙が大切になります。 頭皮の汚れを取るためにはシャンプーも効果的なので、脂性の方は脂性肌用を、 フケ症の方は抗菌シャンプーを使いましょう。 脱毛症を防ぐには食生活に気を配ることが大切です。栄養バラ ンスのとれた食事が基本ですが、毛髪の材料であるタンパク質が 不足しないように。タンパク質は 肉類、魚介類、牛乳などに多く含まれますが、肉の脂身などで脂肪を摂り過ぎないよう注意してください。ミネラルは毛髪の成長を促し、健康に保つ働きがあり ます。とくに亜鉛や銅、鉄を多く含む食品を積極的に摂りま しょう。 ストレスは毛髪の発育に悪影響を与えるため、適度な運動や趣味の時間を持ってストレス解消を。夏は紫外線のあたり過ぎによって頭皮が炎症を起こすことが あります。帽子をかぶるなど、頭皮の保護対策も必要です。 |
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