[1998/05/05作成]

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双子のお風呂大作戦


 ママが一人の時は、双子の子供たちをお風呂に入れるのもなかなか大変です。
 わが家では、二人が小さい頃は一人ずつ交互にお風呂に入れていました。
 けれども、だんだんわかるようになってくると、片方だけお風呂に連れていくと、もう一人は置いて行かれたと思い、待っていられなくて、大泣きになったりして大騒ぎになります。
 パパがいるときは、パパとママが一人ずつお風呂に入れることもできるのでいいのですが、ママ一人の時は二人いっしょに入れることができるのがいいですよね。
 そこで、(参考になるかどうかわかりませんが、)わが家のお風呂の様子をお話しすると次のようになります。


双子を二人いっしょにお風呂に入れ始めた時期

 わが家では、1997年5月初め頃(生後10か月頃)からママが二人といっしょに三人でお風呂に入るようになりました。
 りかちゃんはまだ一人では立てなくて、さえちゃんも歩き始めの頃でした。おすわりは二人ともできるようになっていました。
 一人ずつ別にお風呂に入れるよりは、待たされている子が泣かない分、ママは気分的に楽になったようです。


双子を二人いっしょにお風呂に入れる(たなか家の場合)

1 幼児用のお風呂のいすにすわらせる

 二人とも座ることはできるようになっていたので、一人の体を洗っている間、もう一人はお風呂の洗い場に置いた幼児用のお風呂のいすに座らせて待たせることにしました。
お風呂のいす

2 おもちゃを持たせる

 いすに座って待っている子には、イルカやカエルなどのおもちゃを持たせて、それから、お風呂のお湯を入れたたらいをいすのそばに置いておいておもちゃで遊びながら待てるようにしました。
おもちゃ(その1)おもちゃ(その2)

3 お風呂から上がるときには、トレーニングパンツ

 お風呂から上がるときには、一人をいすに座らせておいて、素早く一人を上げてバスタオルで巻いて転がしておきます。
 すかさず、もう一人をお風呂へ迎えに行って、二人ともお風呂から部屋に連れて戻ってから、おむつをしたり服を着せたりしていました。
 けれども、この方法では、子供たちがおむつをしていない状態で部屋にいる時間がちょっと長くなるので、二人のうちのどちらかが部屋におしっこをしてしまうことがありました。
 そのため、一時期はパンツ型の紙おむつを、お風呂から上げると同時にはかせたりしていましたが、毎日このタイプの紙おむつ(結構値段が高い)を使っていたのでは大変です。

 そこで、結局、わが家が行き着いたのが、トイレトレーニング用の「トレーニングパンツ」です。お風呂上がりに即座にこれをはかせておけば、おしっこをもらすことはありませんし、洗濯すれば何度でも使えます。
 たなか家のママも、同じ双子サークルのママからお風呂上がりに子どもがおしっこをもらしたりする話を聞いた時には、わが家ではトレーニングパンツを使っていることを教えてあげたりします。


双子を二人いっしょにお風呂に入れる(歩けるようになってから)

 歩くことができるようになるまでは、一人ずつママが運ぶため部屋とお風呂の間を往復しなくてはいけないので結構大変ですし、お風呂のいすにすわっている子も長く座らせていると体が冷えてしまうので良くないかもしれません。
 けれども、一人で立つのも上手になり、歩けるようになってくると、少し様子が変わってきます。

 まず、一人で立てるようになったら、いすに座らせるかわりに、湯船に立たせて待たせておけば、体を冷やす心配はなくなります。ただし、湯船の中でこけておぼれたりすることのないよう、目を離さず、十分気をつける必要はあります。

 それから、歩けるようになってからは、部屋とお風呂の間を子供たちを運ぶ必要がなくなり、お風呂から上がるときも、トレーニングパンツをはかせて、二人を部屋に追い立てて行けばOKになりました。


たなか家のママから最後にひとこと

 双子を一人でお風呂に入れるときには、家の中とはいえ裸でうろうろすることはできませんが、バスタオルを巻いただけではずっと押さえていないとすぐにはずれてしまうので不便です。
 双子の育児関連の本を見たとき、お風呂に入れる時は、バスローブが必需品みたいなことが書いてあったので、たなか家のママは、長袖のバスローブを借りて試してみました。ところが、これが結構重いのに加えて、お風呂に入れるときは二人を運んだりして結構忙しいので、バスローブを着ていると、暑くなって汗だくになってしいます。
 そこで、ひとこと「バスローブは半袖の方がいい!」(わが家にはまだ半袖のバスローブはありません。)。


★この「双子のお風呂大作戦」をご覧になってのご意見・ご感想(わが家では別の方法でやっている等)をお待ちしております。★
 

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