[1997/12/12更新]
わが家も先日(12月初旬)にINS64に切り替えました。最近は、さかんにネットするならISDNと宣伝されています。TAもDSU付きのTAが市販されており、モジュラージャックにつなぐだけで簡単にできそうに思われますし、わが家の場合も結論から言って、わりと簡単に切り替えられました。 ただし、わが家の体験からは、やはり事前に十分な下調べをして情報を得ておかないといけないという印象でした。そうでないとNTTの方のいうことが何のことかよくわからないし、NTTの方の説明も素人向けに十分とは言えません。さらにはNTTの工事担当者との横の連絡も今ひとつという感じでした。 工事が平日だったので、大部分を(よくわかっていない)妻に任せたので、よけいちぐはぐな感じになったのでしょうが、わが家がISDNを導入するまでの経緯は次のようなものでした(^^; 97年○月○日(月) 今まで33.6kbpsのモデムを使ってホームページを見たりしてきましたが、機会があればそろそろISDNに切り替えたいなあと考えていました。今なら昔と違い電話番号を変えずにINS64に切り替えられます。ただ、基本料金が少し上がるのと、今契約しているテレジョーズがINS64にはないのがちょっと残念ですが、同期64kbpsの速さによってホームページも早く開けるようになるので、それによって割引料金がないところをカバーすれば(?)いいし、電話2回線分使えるので電話中でもインターネットできるしということで、妻を説得し、新聞広告に載っていたTA(DSU付き)を購入しました。 そして、そのパソコンショップで「INS64ネットコンサルティング申込書」を書いて、INS64の申し込みをしました。その申込書には、名前・連絡先電話番号・コンサルティング希望日・設置希望場所で既に使用している電話番号などを記入する欄があり、連絡先は職場、コンサルティング希望日は2日後にしました。 97年○月○日(水) 職場にNTTから連絡はありませんでした。 しかし、家に帰ると、妻がNTTから電話があったが何のことかわからなかったと言いました。NTTの営業の人は、また電話するので、「テレジョーズがなくなるがいいか、キャプテンも使えない場合があるがいいか、テレチョイスを申し込むかどうか」といった点について確認しておいてくれと言って電話を切ったそうです。 職場に電話がかかると思っていたので、妻によく話しておかなかったのが失敗でした。これで、いつかかるのかわからない電話を待たなくてはならなくなりました(注1)。 97年○月○日(月) あれから何日か経過しましたが、まだNTTから連絡がありません。明日改めてNTTのISDN申込みの番号に電話しようかと夜、妻と話していたら、10時頃NTTの営業の人から電話がかかってきました。 妻が先日の電話の際に、私は夜10時頃にならないといないと言ったので、この時間帯を選んでわざわざかけてくれたのかと思い、ちょっと悪かったかなと思ったので、「なぜ連絡先電話番号の職場にかけてくれなかったのか」とか「なんで次の電話が何日も後になるのか」とかつい言いいそびれました。 NTTの営業の人からは、パソコンショップから申し込んだこと、TAのメーカー名やDSU付きかどうかなどを確認され、テレジョーズがなくなることやキャプテンが使えない場合があること、テレチョイスやテレホーダイ、ダイヤルインを申し込むかどうか、室内の配線の変更が必要かどうかの質問がありました。 私は、テレチョイス、テレホーダイやダイヤルインなどは申し込まないこと、室内の配線の変更も必要ないこと、DSU付きのTAを現在の電話とモジュラージャックの間に入れてつなぐつもりであることを伝えました。 そうするとNTTの営業の人は、「そちらは平成7年に回線を新しくしているので宅内工事やチェック等は必要ないので、電話局内の工事のみで済む」と言いました。だから、NTTの職員がうちにくることはなく、私がTAをつなぐだけでよいはずだとのことでした。 手続きはというと「特に手続きは必要ない。こちらで行います。」ということで、INS64申込票を書いたりする必要はありませんでした(注2)。TAの型番等も(メーカー名は聞かれましたが)聞かれませんでした。あとTAに「チェッカー」は付属していないかと尋ねられたので、モジュラージャックの極性のことかと聞きましたが、どうもそうではない(?)ようないいぶりで、そのことはよくわからないまま、うやむやになってしまいました。 工事の日程は1週間後ということになり、工事する時間は午後2〜3時にし、変更があれば明日電話するとのことでした。 97年○月○日(火) NTTの営業の人から、工事を工事日の午後1時半から2時の間にするとの電話を妻が受けました。 97年○月○日(月) 午後1時頃、NTTの女性の人から電話があり、妻が応対しました。 NTT:「いつ工事にしましょうか」 妻:「1時半から2時の間にすると聞いていますが」 NTT:「それじゃ、今からしましょう」 妻:「終わったら連絡があるのですか」 NTT:「いいえ。テストだけあります。」 妻「もうTAをつないでいいのですか」 NTT:「さあ・・・。」 妻:「もう連絡がないのだったらTAをもうつないでいいのですよね」 NTT:「そうですね。」 妻は(事前に私が指示したとおりに)TAをつなぎましたが、TAのランプが点滅していました。極性が逆の時やISDNの工事が終了していない時に点滅するものなので、妻は工事がまだ終わっていないのかもしれないと思いしばらく待ちました(注3)。 30分くらい後に、今度は男性から電話がかかりました。 NTT:「NTTの工事はもう終わりましたか。」(注4) 妻:「1時頃電話があってこれから工事すると言われましたが」 NTT:「極性が逆になってるみたいですね。」(注5) そう言われて、妻はTAの極性反転スイッチを切り替えました。同じ人から電話がまたすぐにかかり、 NTT:「今度は大丈夫ですね」と言われました。 これでようやく電話も正常に使えるようになりました。 私も帰宅後に、データポートをパソコンにつなぎ、同期64kbpsで快適にインターネットに接続できるのを確認しました。若干どたばたした印象はあるものの、これでようやくわが家もISDNに無事切り替わりました。 (注1)申込書には、わざわざ「連絡先電話番号」欄が設けてあり、私は勤務先の電話番号を記入しているのに、「設置希望場所で既に使用されている電話番号」欄の電話番号(=同番移行したい自宅の電話番号)になぜ連絡してくるのでしょう? (注2)雑誌とかを見るとこれを書くようになっていましたが、私が書いた書類は、パソコンショップで書いた「INS64ネットコンサルティング申込書」だけでした。 (注3)きっと局内工事はすぐ済むのだったのでしょうが、どのくらいで工事が終わるのかNTTから説明がありませんでした。私か妻が工事にかかる時間をたずねなかったのがいけなかったのでしょう(?) (注4)これでまた(妻が)混乱しました。宅内工事のことを言っているのでしょうか?それとも電話局内の工事のことを言っているのでしょうか?宅内工事をしないことは営業の人と打ち合わせ済みですし、電話局内の工事のことなら、うちには終わったかどうかはっきりとはわからないのではないのでしょうか? (注5)モジュラージャックの極性が逆のままだとTAにつないだ電話は使えないと思っていましたが、NTTの側でなんとかできるようです。 |
そもそも私は、パソコン通信をやっていました。ニフティサーブというパソコン通信サービスです。ところが、最近はインターネットというものがあるらしいと雑誌などで見聞きして、どんなものかやってみたいと思うようになりました。 本などで調べると、個人では専用線接続は高くて無理で、ダイアルアップIP接続というのが現実的だとわかりました。 さて、パソコン通信に今使っているパソコンを使って、プロバイダとダイアルアップIP接続の契約をしてインターネットにつなげばよいと方針は定まりました。しかし、今度は、どんなソフトを用意すればよいのかわかりません。 その当時は、確かまだWindows95は発売されていなくて、私はWindows3.1に秀Termでパソコン通信をしていました。別のソフトがいるらしいのですが、フリーソフトウェアで間に合うのか、市販のソフトを購入するしかないのかよくわかりません。けれども、結局近所のベスト電器のコンピュータウンというパソコンショップのちらしに出ていたトランスコスモスの「InternetOffice3.0J」(今は「INTERNET IN A BOX」という名前になっているはずです。)というソフトを購入することにしました(買い物の控えによれば1995年の9月のことでした。)。 これを自分のパソコンであるNECのPC−9821AS/U2にインストールしました。 |
自分のホームページには、写真を載せたり、ページの背景に画像を使ったりしてなるべく見栄えのするホームページを作りたいものです。 たなか家のホームページの中でも、背景、ボタンやマークの画像(gif形式のもの)を使っています。 これは、本屋さんで買った「Internetホームページ用素材集」(インプレス)と「Internetホームページ用素材集 HOT&プライベート編」(インプレス)の中にあった画像を使っています。 これは、CD−ROM付きの書籍で、本のページをめくって画像を選んで、その番号の画像をCD−ROMからコピーすればよいので、結構便利でした。 このホームページを作成するのにもっぱら使っているIBMの「ホームページビルダー」にもサンプル画像がついているのでそれも少し使いましたが、このホームページで使われている画像(写真以外)の大部分がこのホームページ用素材集からのものです。 |
背景やボタンは素材集を使うにしても、自分自身や家族の写真など市販の既製品がないものがもちろんあります。 たなか家のホームページでは、限られた機材の中でいろいろ考えましたが、以下にお話しするような方法で写真をパソコンに取り込んでいます。 (考えられる方法)
ただし、この方法にはちょっと難点があります。それは、ここら辺が「いなか」だからなのか、お店に頼んでからできあがるまでに結構日数がかかることです。 (近所のベスト電器コンピュータウンに頼んだ場合) お店に依頼した日:4月6日−−>できあがりの電話連絡があった日:5月1日 |
続く・・
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