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人畜共通感染症

ハムスター以外の人畜共通感染症の紹介です。
ハムスター以外と書きましたが、ハムスターも関係あるかもしれません。
(と、思って掲載しました。)

トキソカラ症(回虫症)
感染源
  • 犬、猫、アライグマ。
  • 牛、鶏(レバーや生肉)。
症状
  • 肝機能障害、せき、喘息、てんかん発作など。
  • 網脈絡膜炎、ぶどう膜炎、網膜内腫瑠、硝子体混濁、網膜剥離など。
  • (感染場所により症状が異なる)
原因
  • 回虫。
予防・備考
  • 犬猫と遊んだ後、排泄物に触れた後は、きちんと手を洗う。。
  • 公園の砂場等で遊んだ後も、よく手を洗う。

糸状菌症
感染源
  • 犬、猫、ウサギ。
症状
  • [頭部白せん](しらくも)。
  • 楕円形の紅斑、脱毛などが見られる。
  • 疼痛、首リンパ節の腫れ。
  • [体部白せん](ぜにたむし)
  • 発疹ができる。
  • 水虫。
原因
  • 皮膚糸状菌(かび)の接触感染。
予防・備考
  • 触った後は、手を洗うことを習慣付ける。
  • 犬猫の皮膚病を放っておかない。
  • 人からペットへもうつる。
  • 湿気を取り除く。


パスツレラ症
感染源
  • 犬、猫、ウサギ。
  • 豚、鳥など(生肉)。
症状
  • 傷、リンパ節の痛み、腫れ。熱が出る。。
  • 骨髄炎、敗血症による関節炎(重症)。
  • 肺炎、髄膜炎、外耳炎、副鼻腔炎、結膜炎、膣炎(まれ)。
  • (猫)肺炎(まれ)、(ウサギ)上気道炎、(ラット)気道支炎、(マウス)敗血症。
原因
  • パスツレラ菌。
  • 犬猫に噛まれる、ひっかかれる。
  • 犬猫による呼吸感染(まれ)。
予防・備考
  • 噛まれるようなことはしない。
  • 噛まない、ひっかかない様に躾ける。
  • ペットと一緒に寝ない。
  • 口移しの飲食、キスはしない。

狂犬病
感染源
  • 犬、キツネ、フェレット、アライグマ、スカンク、ミーアキャット、コウモリ、プレイリードッグ。
症状
  • 発熱、頭痛、食欲不振、倦怠感、筋肉痛、悪心、嘔吐、喉痛、空咳(発症直後)。
  • 知覚異常、けいれん(まれ)。
  • 興奮、錯乱、幻覚、恐水、昏睡、死。
  • 潜伏期間1カ月〜1年。
原因
  • 狂犬病ウイルス。
  • 咬傷による唾液感染。
予防・備考
  • 狂犬病ワクチンの予防接種をする。
  • 野犬などに触らない。
  • 咬まれた、引っかかれた後は、石鹸などで洗浄する。
  • 2003年、ボリビアでハムスターからの感染が確認されました。

エキノコックス症
感染源
  • キツネ、犬、オオカミ。
症状
  • (肝臓)腹痛、黄疸、腫れ、腫瑠。
  • (肺)痰、せき。
  • (中枢神経)意識障害、けいれん。
原因
  • 単包条虫、多包条虫。
  • 糞に含まれる虫卵が口に入る。
予防・備考
  • 「北海道に行ってもむやみにキタキツネに触っちゃいけないよ」で有名になった病気。
  • 感染源がある地域では、河川・井戸水の直飲用も危険。

トキソプラズマ症
感染源
  • 猫。
  • 牛、豚、鳥、羊。
症状
  • 発熱、発疹。
  • 脳脊髄炎、リンパ節炎、脈絡膜・網膜炎、肺炎、脳炎、脳腫瘍(重症)。
  • 早産、流産、胎児中枢神経異常(妊娠中)。
原因
  • トキソプラズマ(寄生虫)。
  • 排泄物、生肉による経口汚染。
予防・備考
  • 触った後は、手を洗うことを習慣付ける。
  • 肉の加熱調理。

猫ひっかき病
感染源
  • 猫。
症状
  • 傷口の丘疹、水泡、化膿。まれに発熱。
  • 脳炎、心内膜炎、肉芽腫性肝炎、血小板減少性紫斑病(重症)。
原因
  • バルトネラ菌(細菌)。
  • 猫に咬まれる、ひっかかれる。
  • 感染猫に刺したノミに刺される。
予防・備考
  • 猫に咬まれる、ひっかかれた後の洗浄消毒。
  • 触った後は、手を洗うことを習慣付ける。
  • 猫ノミの発生予防。

オウム病
感染源
  • オウム、インコ、ハトなどの鳥類。
症状
  • 肺炎、結膜炎、非淋菌性尿道炎、不妊。
  • 潜伏期間1〜2週間。
原因
  • クラミジア(微生物)。
予防・備考
  • 粉塵状になった排泄物の吸入しないよう掃除する。
  • 鳥に咬まれない。
  • 口移し飲食をしない。

クリプトコッカス症
感染源
  • オウム、インコ、ハトなどの鳥類。
症状
  • せき、痰、血痰、発熱。
  • 頭痛、発熱、髄膜炎、脳炎(重症)。
  • 潜伏期間1〜2週間。
原因
  • クリプトコッカス菌(真菌)。
  • 糞による吸入感染。
予防・備考
  • 粉塵状になった排泄物の吸入しないよう掃除する。

疥癬症
感染源
  • 犬、猫、ウサギなど。
症状
  • かゆみ。
原因
  • ヒゼンダニ。
予防・備考
  • ダニ予防をする。

ツメダニ症
感染源
  • ウサギ。
症状
  • (刺された)丘疹、水泡、かゆみ。
  • (吸引した)アレルギー。
原因
  • ツメダニ。
予防・備考
  • ダニ予防をする。

ノミ症
感染源
  • 犬、猫などのノミが付くペット。
症状
  • (人)発疹、かゆみ。
  • (ペット)丘疹、かゆみ。ストレス、食欲不振、脱毛、貧血。
原因
  • イヌノミ、ネコノミなど。
予防・備考
  • ノミ予防をする。
  • ノミ駆除は、感染体とともに、住環境の駆除も重要。
  • ノミを指でつぶすと、爪の間に卵が感染する危険あり。
  • 発疹をひっかくと、2次感染を起こして悪化します。

フィラリア症
感染源
  • 犬などの食肉目。
症状
  • 多くは無症状。
  • 発熱、肺炎、発咳、皮下・目の腫瘤。
原因
  • フィラリアの子虫を含んだ蚊。
予防・備考
  • ペットのフィラリア症の予防をする。

Q熱
感染源
  • 犬、猫など。
  • 牛、羊など。
症状
    急性型
  • 2〜4週間の潜伏期間。
  • 悪寒、頭痛、筋肉痛、倦怠感、高熱。
  • 気管支炎、リンパ節の腫れ。
  • 肝機能障害、髄膜炎。(重症)

  • 慢性型
  • @慢性肝炎、心内膜炎、心筋炎、血管炎。
  • A(長期)倦怠感、肩こり、腰痛、動悸、不眠。

  • ペット
  • 無症状。まれに、軽い発熱。
原因
  • コクシエラ菌。
  • 母乳、尿、糞便に含まれる菌が口から入る。
  • ↑などと言われているものの、実際のところは謎が多い?
予防・備考
  • 触った後は、手を洗うことを習慣付ける。
  • 出産に立ち会う場合は、マスク、ゴム手袋などを付ける。
  • 人から人、人から動物へ感染することはないらしい。

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