かわいいかわいい愛猫たち☆ 愛のかけらをここに!
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ごんた
たま
 
Tama's Story


たま写真工事中
秋に出会ったあの娘はとても可愛いかった。
思わず抱きしめ、同じ時を過ごした。

週に一度のペースでしか会えない君。
どこでどうして暮らしているのか。
もう一度会いたい!!
でも、何処に行けば会えるの?

ふと窓を開けるとそこに君は居た。
エアコンの室外機の上でうずくまっている
ふるえる君にそっと毛布を掛けた…。

当時、お子様だった私は一緒に暮らすコトは許されず、
腐りきった日々を過ごしておりましたが、
ある日うちへ帰ると家の中で家族と遊んでおりました。

「"たま"って呼ぶと近寄ってくるんだぞ」
と、いう父の一声により、
以前から家族ぐるみで親しんでた猫のたまちゃんは
この日、正式に家族の仲間入りを果たしたのでした。

とってもおだやかで、しつけの行き届いた猫さん。
絶対もと飼い猫だから、もとの飼い主さんがいるはず。
たまちゃんとはずーっと一緒に居たいけど、
こんなに可愛い猫だもの、
もとの飼い主さんもきっと探しているはず…。
そう思ってあちこち探した日もありました。

鍵を忘れて家を出て、家に入れない時は
そっと窓を開けてくれました。

ケンカもとても強かった。
ボス猫さんが近寄ってきても
軽くあしらっていましたね。

遠出する時は、いつでも一緒に行きました。
車は苦手なのにいつでも優しいたまちゃんは、
何処でも誰とでもお友達になれました。

あの日……。
すっごくすごく苦しいだろうに、
いつもと同じように
お気に入りのストーブの前で眠るたまちゃん。
決して一人ではいかず、
家族が起きるのを待っていた。
最期の声。
なんて言ってたのかな…。


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