おまけ 












こんなとこまでみてくれてどうも。
研究棟内部はこんなかんじです。
ちなみに、左が全部ガラス張り。

ここではMEG(エムイージー。愛称:めぐ)を使用して
主に脳の可塑性について研究しています。
そのため、実験に際しては頭に電極をつけます。

「オウム真理教のときは本当に大変でしたよ〜。
この格好でうっかり外に出たりすると、
電極ギアと間違えられてね。
通報されそうになったこともありました」とは研究員サンの言葉。
…というか、あの格好で「うっかり外に出る」なんてことは
ありえないと思うのですが。
何があっても、知り合いには見られたくない姿です。

さらに頭に電極をつけるポイントの印は「赤いサインペン」
…つまり、実験後は額と頭に赤いサインペンの跡が。
この電極の位置の見極めもなかなか難しいらしく、
実験前は真ん中に置いた椅子にすわらされ、
あらゆる角度からその位置を見定めます。
ポイントの位置がまっすぐになっていないと、よいデータにならないのです。
自分が完全に「もの」になっている瞬間です。

「ほんとうは、墨ツボで線をひくと一番まっすぐいけると思うんですが、
アレも使いこなすの難しそうですしね〜」とのこと。
…いや、使いこなす云々ではなく、
そんなもんで人の頭に線ひかないでください。