金森 穣さんについて語ってみました!


1.あなたのお名前をお願いします(HN可)

静流

2.あなたの好きな役者さんをお教えください

金森 穣さん


3.はじめてみた舞台と配役は何ですか?

TV放送された『no・mad・ic・project-7 fragments in memory-』
(金森さんご自身が演出し、ダンサーとしても出演されています)


4.その舞台は、どんな経緯で観劇したのですか?

トップランナー」にご出演されていた時に見たワークショップ。
2人の男女が、それぞれ「人を待つ」ポーズを5つ取りカウントに合わせて思うままに
動いていくものでした。カウントを少しづつ増やし、途中にブレイクを入れた形で
曲に乗せてみると1つの物語になっているんです。
待ち合わせに遅れ、謝ったかと思うとソッポを向く。
お互いが向き合い、見つめ仲直り!これを見た時、TVの前で拍手してしまいました!


5.その役者さんの第一印象は?

発想が物凄く柔軟で、フラットな方


6.はじめてみた舞台の率直な感想をお願いします。

ダンス公演自体それほど観劇している訳ではなかったですし、
コンテンポラリーダンスを見たのは、今回が初めてだったので衝撃的でした。
捉え所のないものを表現すると言うものを想像していたのですが、
この作品には漠然と見えてくる風景があります。
時の流れと寄り添うように存在する私たちの存在、音の波や日常の風景。
そんなものを感じさせられます。この作品で使われるのは曲と呼ばれるには
程遠いノイズ音や朗読で踊ると言うこと事態に驚きを隠せませんでした。


7.その役者さんにはまった舞台と配役をお教えください。

昨日観た金森さん演出の舞台『SHIKAKU』
ご本人は出演されてはいませんでしたが、その世界観に惚れました!!


8.何が決めてでしたか?魅力を存分にどうぞ!!

かなり漠然としていますが、今までにない発想力でしょうか


9.その役者さんのこれまでに見た舞台や映像(ドラマ・映画)をお教えください。

*演出・出演
『no・mad・ic・project-7 fragments in memory-』

*演出
Noism'04『SHIKAKU』


10、そのなかで一番好きなものはなんですか?理由を存分に語ってください!

2作品しか触れていないので、どちらも魅力的で決められないです!!
これから、見つけていきたいと思います。


11.これまでみた衣装の中で一番似合っていたと思うものは?

『no・mad・ic・project-7 fragments in memory-』
オープニングパフーマンスの時の、白シャツ姿。
昨日は演出と言うことで踊らなかったし、アフタートークはジャージ姿だったので(苦笑)


12.反対に「申し訳ないけどこれは…」と思うものはありますか?

ないです!
あるとしたら、これからでしょう


13.その役者さんを色に喩えると何色でしょうか?

例える色がない…
あえて言うなら、水そのものといった感じでしょうか。
柔軟で、固定観念からスルリと抜け出す感覚。
自由でいることに対しての意義と責任を十分に理解し、存在意義を提起している感を受けます。


14.差し入れをするなら、なにを選びますか?

風景画のポストカードと叙情的なオルゴール。
少し視点を変えると言う事で言えば、カレイドスコープも面白いかもしれません!


15.その役者さんと舞台以外で遭遇したことはありますか?どんな方でしたか?

舞台の延長線上ではありますが、アフタートークで素の状態での金森さんを拝見しました。
TVインタビューの時と同様、気取らず自然体の方でした。
このアフタートークはQ&A方式だったので、客席から投げかけられた質問に
金森さんが答える形で行われました。海外生活が長いせいか金森さんは、
とにかく目線をそらさない!
質問者をジッと見て質問を聞き、その人に向かって答えるんです。
私も質問をしたのですが、あまりに真っ直ぐに視線を向けて下さるので緊張してしまいました。


16.その役者さんが演じられた役の中で、お気に入りの台詞はありますか?

ダンサーなので、台詞はないのですが先日放送された質問の答えが名言でした。
「日本の舞踊って如何思われてますか?金森さんにとって遠いですか?」の問いに
『遠いものなんて何もないですよ。今実際ここで、今この時代、
この時に行われている事は全部近い』
この答えにインタビュアー2人が「格好いい〜、言ってみて〜」と言いながら、
ひっくり返っておりました。

ちなみに、ひっくり返った2人は扉座座長の横内さん・花組芝居の植本さんです。


17.過去に見逃した舞台で、タイムマシンを使ってでも見てみたいものは?

本当に全部です!挙げたらキリがないので、やめます


18.これから見てみたい作品と配役をお教えください。

金森さん御本人が作り出すものを観たいと思うので、希望はないです。


19.その役者さんのこれからの観劇予定は?

年末に金森さん主催のカンパニーNoism'04の新作公演があるので、
そちらを観劇したいと思っています。


20.最後に、その役者さんへのメッセージをどうぞ!

金森さんを知ることで、ダンスにこれだけの可能性と広がりがあることを知ることが出来ました。
体がここまで、雄弁にものを語り言葉の壁を越えたニュアンスや感覚・概念を
伝えることが出来ることに衝撃を受けました。

“全主義否定”を転換し“全主義肯定”としたカンパニーNoismの
これからの活動を楽しみにしております!