Column




1    高コレステロール血症のお話
血液中にコレステロールが増えすぎる状態を高コレステロール血症といいます
コレステロールには、血管壁にたまり動脈硬化の原因となる悪玉(LDLコレステロール)と、血管壁にたまったコレステロールを減らす善玉(HDLコレステロール)があります
コレステロールは体の細胞を作る大事な材料ですが、悪玉が増えすぎると血管の壁に固まって血管が狭く詰まるようになります
この状態が動脈硬化です
血管が狭くなると脳卒中や狭心症・心筋梗塞などの病気が起きやすくなります
日本人の3は心臓病や脳卒中で亡くなるといわれており、予防することが重要です
 
コレステロールの目標値は一般に、総コレステロール220mg/dl以下、LDLコレステロール140mg/dl以下、HDLコレステロール40mg/dl以上ですが、危険因子(高血圧や糖尿病・喫煙など)が多いほど目標値は低くなります
更新日時:
H17年9月28日(水)

2    インフルエンザのお話
インフルエンザはインフルエンザウイルスの感染によって起こります
インフルエンザにはA型とB型があります
症状は、せき、たん、鼻、のど痛、発熱など”かぜ”と同じですが、症状が重く、長く続きます
感染は、”飛沫感染”(直接口から口へ)と”空気感染”(空中に漂うウイルスを吸い込む)があります
毎年12月から翌年3月にかけて流行しますが、その年によって違います
予防にはワクチン有効で、50-80%の効果が期待できます
ワクチンは接種後2週間から3-4ヶ月は有効と考えられますので、11月から12月前半に打つと良いでしょう
小学生以下のお子さんは大人よりワクチンの効果が低く、3-4週間隔で2回打つことが推奨されています
他の予防法としては、うがい手洗いマスク・流行時人ごみを避けるなどがあります
かかってしまったらインフルエンザの薬と症状にあわせてせき止め、たん切れのお薬、解熱剤などを使いますが、小児では強力な解熱剤と脳症の関係が問題になっており、強力な解熱剤は使用できません
インフルエンザかどうか鼻やのどをぬぐって20分ほどで検査が出来ますが、約20%は陰性ですので、疑わしいときにはお薬を飲んでいただくことがあります
発病して3日以上経ちますとインフルエンザの薬の効果が期待できませんので、早めの受診をお勧めします
更新日時:
H17年9月28日(水)


PrevIndexNext