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* @ 9月議会の見どころ  *
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 A 9月議会を終わって  
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@ 見どころと結果        請願・討論内容はこちら

平成24年第3回定例会(9月議会)の見どころ、結果

平成24年度菊川市一般会計補正予算(第3号)に対する修正動議
 否決

私、鈴木 榮と 落合良子議員が提出した。詳細
内容は、 新幼保園建設の「幼保園施設整備費 9,147万7千円」を削除する。
理由は、23年9月に可決された基本設計費 2,570万円が今年の6月に終了したばかりである。
また、24年3月に可決された詳細設計費 2,951万円も先月(8月)に契約されたばかりで年度末
までかかる見込み。次々に予算を確保しても実行が伴わない。次、または、3月議会でも間に合う。
今が終了したら次が来る。当然である。無駄をなくせ。
なお、修正動議が提出されるのは、めずらしい。提出したことが無い議会がほとんどである。

請願
「市立幼保園建設計画の凍結を求める請願」(菊川市加茂地区連合自治会役員OB 7名)
「公立幼保園建設地の再検討を求める請願」(菊川市在住教職員OB 85名)
詳細

いずれも「この時代にわざわざ川の中へ0歳児を含む幼保施設を作ることはない」とするもの
教師は、こどもの命を一番大切にする気性がある。過去の身近な例を話された。
審議は、教育福祉委員会(8議員)へ付託され、9月25日に請願者から内容説明が行われ、
協議の結果不採択とされた。
説明請願者は、自治会 2名、教師OB 5名、傍聴者 十数名。
なお、請願説明がされるのは、めずらしい。
この時用いられた当局の資料が 過去の水害 地図であり、事実と異なる不正な資料であった。

請願書議会採決
教育福祉委員会で審議された請願内容は、10月4日の本会議で採決が行われ否決された。

それぞれ賛成討論と反対討論が交互に行われるが、請願賛成 4名、反対4名 各2件行われた
ので、約2時間費やされ重量のあるものであった。

平成23年度各歳入歳出決算認定

10月4日に議会で認定された。
今回は、ルールを大幅に変更し、特別委員会で審査を行った。
良否の判断は、今後の課題である。

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A 終わって                  戻 る

今回感じたことは、審議をルール化し過ぎ、発言を制約する方向へ動いていることである。
だらだらと長時間・・・は良くないが、議会は言論の府である原点を忘れている。
明治の国会で田中正造という与党議員がいたが、彼は、足尾鉱山の鉱毒で住民が苦しんでいるのを
訴え 6時間の演説を行ったという。演説者も大変だろうが、それを許した議長や議員も立派だった。
名を残した人物である。
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