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議員研修講演     メモ    2005.08.31 静岡市グランシップ  


「観光振興を通じた地域活性化」   講師 ちばぎん総合研究所社長 額賀 信 氏

要旨
 @ 少子化の今こそ世界観光に力を入れるべき時
 A 観光統計がなければ何もできない。国で至急作れ
 B 地域発展は アイデアと観光誘致と個人の努力



1 今なぜ観光か

  −世界は急速に強まる「観光立国」への動き

   @世界は今大交流時代、観光は世界最大の産業に成長
   A観光は人口減少社会の活力源

    世界遺産登録
      日本       13件
      スペイン     37件

       日本には 富士山など 世界遺産候補がいっぱいある
       スペインは 世界遺産を観光に生かしている

2 世界一 スペインの観光

  −観光誘致を競う地方自治体
  −観光統計の充実

     観光政策は リピーター(おなじみの客)を作ること
     国の観光省は 観光省とスポーツ省の合同組織である
     サッカーなどのスポーツ観客は 観光資源と考えている
 

3 外国人が来ない 日本の観光の現状

  @呼ぶ必要がなかった/モノづくり・輸出の日本
  A外国人は危険、来ない方がよい/と思う国民意識 
  B観光を産業と考えない国民性

   日本は海外へ出かけるが 海外から呼び込もうとしない
    物づくりの工業立国だったから 来てもらう思想がなかった

4 今後の地域の指針

  @観光統計の作成

     ・9/20は 全国の宿泊者は**人あった
      ・内訳は 海外**人  国内**人
     日本には そういう資料がない

  A誘致活動のアイデア

     静岡県は 静岡空港を活用し「富士山」をメインに海外から呼び込むべきだ
     地域活性化とは 雇用増 所得増のことであり 人が集まる地域だ
     観光メニューを作る
     誘致活動をする
     効果を検証する

 
     静岡県のホームページ
     ・仕様書形式で魅力がない
     ・自慢話がない


  Bまちづくりへの市民参加

     地域は人で持つ 定住人口+交流人口
     地域づくりは たったひとりの努力による