戻 る


鈴木 栄 議会報告 H14.5.27 後援会内部資料
 
菊川町議会 全員協議会模様(H14.5.25)
 
1 中部電力浜岡発電所2号機 事故速報
  中電から2名が出席し、次の事故説明があった。
  @ 事故概要
    平成14年5月25日午前2時20分ごろ2号機の給水管(外径27mm)の止水弁から水漏れがあることを発見し、4時34分原子炉を停止した。
    2号機は、昨年11月の1号機の事故後各所の点検を終了し、前日、午後から試験運転を再開したばかりである。
    水漏れは、600cc/分、全20g、配水管より処理された。この事故による外部への放射能漏れはない。
  A 報告事項
   ・前回、約束した緊急時の速報体制は、手順どおり正常に行われた。@FAXによる通報(4:59) A電話による経過説明 B報道機関前説明(8:59)
   ・事故は、該当管へ70パスカルの試験圧力をかける予定で、10パスカル掛けたところで発生した。
 
2 掛川市満水の清掃センター組合報告
  @ 焼却炉の機種は、キルン式ガス化溶融炉方式(タクマ(株)熊本県宇土市)に決定したいと掛川市より説明があり、菊川町は了承した。これで各町でOKが出たことになり採用を最終決定した。これにより、直ちに用地買収交渉に入る。
  A 計画焼却能力は、140トン/日であるが、今後の予測も配慮しながら最終設計にあたる。(今後、ゴミは減少するという予測もある)
  B キルン式は、ドイツのメーカーが基本特許を持っているが、過去に外国でガスが爆発するという事故を起こしている。国内では、採用事例はあまりない(全機種とも開発途上にあるので採用例は少ない)。
  *機種決定については、6月に記者発表を行うので公表はしないこと。
 
3 菊川浄化センター建設工事
  @ 下水道事業団へ全面委託し、加茂3408(長池)へ平成14年10月着工。
    地下1階、地上2階鉄筋コンクリート造。
  A 一期工事対象人員 2930人(約800世帯)。平成17年3月完成予定。
 
4 市町村合併研究会報告
  @ 3町合併研究会は、100頁にわたる検討資料を作成した。
  A 検討資料には、下記の9組合わせを想定して、それぞれの規模と内容を分析表示してある。
  (1)3町「菊川・小笠・浜岡」、(2)5町「3町+大東・大須賀」、(3)5町「3町+御前崎・相良」、(4)6町「左記5町+榛原」、(5)7町「3町+大須賀・大東・御前崎・相良」、(6)8町「左記7町+榛原」、(7)1市5町「掛川+小笠郡」、(8)1市7町「左記1市5町+御前崎・相良」、(9)1市8町「左記1市7町+榛原」
  B 添付資料 一部抜粋 別紙 特に、裏面、下から3行目「住民一人当たり地方債残高」は参考になると思う。
 
5 町長報告
  @ アエル前菊川河川敷工事・・・従来の治山、治水の管理から環境重視へ変わってきている。水辺に親しむ環境ができたので一度見てほしい。H14.3完成。
  A 県道 吉沢〜金谷線が一時中断していたが、今年度着手、H16.3完成予定。  B H10の洪水により氾濫した菊川JR架橋付近の治水工事が、H14.3暫定完成した。              
 
その他
1 西方川改修
  @ 菊川合流部から400m/年 づつ上流部へ向け工事が開始された。
   ・方吹橋(かたぶきばし)までの完成予定は17年度末。
   ・平成9年に河川法が改正された結果、橋脚周辺のみブロック固め、他は、勾配を緩やかにして、草を生やし、水辺に近づけるようにする。
   ・長池橋以外は、掛け替えの予定。
  A 西袋地内の堂坂橋の架け替えと関連道路は、現在、予算が付かず中断している。(H13〜14 予算0)袋井土木事務所へ早期開通を西方川河川協から要望した。
 
2 6月議会 一般質問
  @ 鈴木 栄の一般質問は、6月11日(火)の予定。(10、11の両日)
    ぜひ、傍聴してください。
    @「菊川町における幼童教育の充実について」
      *菊川町は、近隣市町村に比べて教育予算が極端に少ない。米百俵の精神を見習い、基礎となる人材を大事に育てるべきだ。
    A「集落内を通過する幹線道路の確保について」
      *特に、東富田奥組地区は火剣山の中腹の山間地で、幹線道路が長さ500m・幅2mの細い道で救急車も消防車も入らない。町の事業として拡幅すべきだ。
  A 議会は、6月5日開会、6月17日閉会
   
3 県営 平尾団地
  値段が高く売れない。県は、値下げを検討している。