戻 る


鈴木 栄 議会報告 H14.9.9 後援会内部資料        NO.6
 
1 「牧ノ原市」構想が動き出す
  「菊川・小笠合併調査研究会」へ、榛原・相良・吉田町が参加の見通し
 
経過1
9/4 榛原・相良・吉田町長(榛南地域広域行政推進協議会)3名が訪問し、文書で    「菊川・小笠合併調査研究会」への参加申し入れがなされた。
9/5 菊川・小笠両議会ではそれぞれ協議を行い、「受け入れる」の意見が多数を締め    た。
9/6 「菊川・小笠合併調査研究会」(町長、議長、副議長、合研委員長、事務担)を    開き、「前向きに検討する」と決め、菊川・小笠両町長が榛原町長(3町代表)    を訪問し、回答することとした。 
 
経過2
@ 牧ノ原を中心とした合併論議は、個人的には以前から出ていたものの、関係市町村間では正式に議論されることはなかった。
A 個別議員間の交流が 8/28 相良町で行われ(榛原・吉田・相良・御前崎・浜岡・金谷・菊川・小笠・榛原郡の県会議員2名 計35名)、「牧ノ原市」構想に対する意見交換を行った。
 その中で、私が「今、出ている議論では、平成17年3月の合併に間に合わない。菊川・小笠では、9月に合併協議に入る予定である。この話は、その次の機会の話であると思う」と発言。県会議員からは「我々は、今回の合併を念頭に置いて話をしている」。私「時間的に間に合う話ではない」(榛南3町は、合併論議が菊川町よりかなり遅れている)とのやり取りがあった。その結果、急きょ、話がまとまったのではないかと思う。
*注 合併協議=法定合併協議会と任意合併協議会がある。合併を前提に各種料金等の調整や決定が行われる。その数は、2700とも3000項目とも言われ、少なくとも20月を要するとされる。
B 金谷町議会議員(町長も含む)との全員交流が 8/21 に菊川町で行われ、両町の合併論議で意気投合した。
 
解説
@ 今回の榛南3町との研究会は、「見合い」をし「おつきあいをしばらくする」というものである。その後、条件が整えば「婚約=合併協議会」へ進むことになる。 
A 情勢は、楽観視出来ない。吉田町は、自主財源があり、最近まで合併に前向きではなかった。榛原町は、合併は「是か非か」の論議を行っており、しかも、来年1月に議会の選挙がある。協議している間があるかどうか。相良町は、どこかと合併したいと考えている。
B 金谷町は、島田市・川根町・川根3町・菊川町との間で悩んでいる。
C 大東町も、公式には1市2町(掛川・大東・大須賀)で変更はない。としているが
、まだ「決定」まで踏み込んでいない。流動的であると考えられる。
D 以上のことは、「平成17年3月までに合併しなければならない(逆算すると年内に合併の相手を決める)」という合併特例法に沿ったものである。
 最近、片山総務大臣が「期限までに合併できなくても、期限内に合併をするという議会の決議があれば良いとしたい」(期限の延期要望は、菊川町はもとより、日本各地から出されており、その都度拒否してきた)という新聞報道があった。これが、真実ならば、まだ2年の猶予があることになり、「枠組み作りもずいぶんと変わってくる」ことになる。
 
2 8月臨時議会より
 @ 「菊川町国民健康保険税(保険料)」の値上げ条例が可決
   平成14年4月から、所得割額を100分の5.20から5.50へ0.3%増額する。
 解説
@平成12年度の医療費の実績を元にした不足額を、今回値上げする。(毎年行っている)
A医療費の延びの内訳は、投薬費の延びが大きく、医院費も増加している。
B保険料の算定は、応能割(所得割5.50/100・資産割33.80/100)+応益割(均等割21000・平等割23500)からなっている。政府の指導は、応能割50:応益割50が理想とされている。
議会質問
@ 負担増は、いくらになるか。 
  A 例示 夫婦+子供一人 年収250万円の世帯は、年額7500円の負担増となる。
A 増税ではなく、基金の取り崩しで対応できないか。 A 基金は、他の使用目的がある。
B 所得割合を増額した理由はなにか。  A 低所得層への配慮である。
 
3 9月議会
 @ 9/5〜24 までの20間
 A 9/10〜11 一般質問  午前9時から 14名
 B 9/19〜20 質疑討論 採決
 C 主な議題は、平成13年度決算報告。補正予算。
 
鈴木 栄の一般質問 午前9時から
9月11日 5人目 午前中の後半か午後一番   質問事項
@ 自主防災隊を町内で統一した組織とし、指示命令系統をはっきりさせるべき
A 防災無線設備が旧式化し支障が出ている。デジタルの新設備に至急更改すべき
  全世帯へ宅内受信設備を再配備すべき(現在は一部世帯しか入っていないし
 故障が多い)
B 計画されている町立幼稚園や保育園の民営化は、理由がはっきりしないし、町  立全廃は、教育上からも好ましくない。考え直すべきである。

傍聴は、簡単です。何時行っても、いつ帰っても良く、予約や理由はいりません。
役場4階までエレベータで上がり、住所氏名を記入し、傍聴席へ入ってください。
分からないことは、事務員に聞いてください。