事件の概要


2002年4月25日午前1時38分、勤務先から55ccバイクで帰宅途中の息子(悟)25歳は、

神奈川県平塚市の国道1号線馬入橋(幅
7.5メートルの片側1斜線、脇はガードレール、橋なので逃げ場

はありません。)の上でひき逃げされました。

犯人は、平野善行、25歳、住所不定(本籍は神奈川県平塚市西八幡)、無職、前科3犯、

免許取り消し手配中(免許停止中に違反をし、一年間ずっと出頭していないまま)

親への障害で指名手配中(母親と、その愛人を金属バットで殴り母親から訴えられていた)覚せい剤所

持の執行猶予中(実刑
13ヶ月、執行猶予4年)

盗んだベンツ(1週間前、駐車場にあった車を深夜に盗み、別の車のナンバーを取り付けていた。)

飲酒運転(平塚市のキャバレーで焼酎5杯、店長の証言では、かなり酔っていた)

80キロのスピード(制限速度40キロのところ、80キロとは、目撃者がいないため犯人の証言)

追い越し禁止の黄色いセンターラインを超えて反対車線を逆走し息子に正面衝突、そのまま逃げた。

息子は、ベンツのフロントガラスに頭から突っ込み、脳挫傷で、ほぼ即死状態でした。

犯人はそのまま綾瀬市まで車を運び、車に消化剤を撒き証拠隠滅、

その後も、仲間や元妻と子供たちと、飲んだり、遊んだりしていた。

4月28日通夜、29日告別式をしました。

警察が犯人逮捕協力お願いで配っていたビラを元に、ビラを製作。

息子の職場、息子の友人、父母の友人、知人、地域のサッカークラブ、息子の高校、近隣の市労働組合

など、多くの方に協力をお願いしました。

4月29日、元妻と子供たちと飲み食いした後、子供を抱いて、盗難届けのナンバーが付いているベンツ乗り込

むところを窃盗罪、親への障害罪で逮捕された犯人は、ひき逃げの容疑者でした。

5月20日、業務上過失致死、ひき逃げで逮捕、起訴された。

その他、高級車2台の窃盗が立証され、求刑9年に対し、実刑6年の判決でした。


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