★新潟市立上山小学校6年生から届いた感想文★

20101126日の講演を聞いて、感想文を書いてくださったものの一部を紹介いたします。皆さんが、とても真剣に聞いてくださり、自分の思ったことを素直に、自分の言葉できちんとまとめていて感心しました。イラスト入りのものもあって、とても楽しく読ませていただきました。6年生ともなれば、自分のこれからの生き方、人生に思いを重ねることが出来るんですね。感想文をいただいて、私こそ勇気をもらいました。ありがとうございました。


★ ぼくは、片桐さんの話を聞いて、こ児が2500万人もいて、その子どもが路上で生活していて、残飯を食べ、ドラッグに手を染めているなんて、日本とは全くちがい、とてもおどろきました。成長期なのに、こんな生活をしていてはいけないと思いました。でも、片桐さんが教えてくれた、「上山小学校の子も、インドの子も、みんな同じ」という気持ちを持って、まともな生活ができるようにしてあげたいと思いました。
ぼくは、片桐さんから、人はみんな同じ人なんだから、みんな平等だということ、生きる希望をなくしてはいけないということを学びました。生きる希望をなくしてはいけないということは、生きる上で一番大切なことだと思います。なぜなら、生きるよろこびを捨ててしまっては、どんなことも乗り越えて行けないと思うからです。
Iさん、希望をもって、強く生きていこうね。)

★ 私は、同じくらいの子どもが路上で生活しているなんて考えただけで悲しくなりました。出発はいっしょなのに、どうしてこんなに差が出てしまうんだろうと、すごく疑問になりました。でも、インドの子どもの少しは、片桐さんが助けてくれたので良かったと思います。世界には、まだ大勢のストリートチルドレンがいるので、みんなで協力して助けてあげ、笑顔をとりもどしてほしいです。
 片桐さんが言った、「やれば出来る」という言葉には感動しました。なぜなら、私もすごく感動し、がんばれば夢はかなうと思うからです。努力して、ストリートチルドレンがいない国になってほしいです。私が考えたことは、いらなくなった物を送るということで、これくらいしか出来ることがないのですが、こんな小さな事でもやっていけたらと考えました。本当にありがとうございました。
(Nさん、とてもかわいいイラスト入りの感想文でした。ありがとう!

★ 私は、片桐さんのお話を聞いて、   
・ねるときは黒い布にくるまってねている。
・水洗トイレがない。

・ゴミの中から食べ物を探す。
・0〜
17才の子で親のいないのは2500万人。
ということが、インドでは起きているということを、日本のような先進国の人たちに伝えていくべきだと思いました。そうすることで、開発途上国への援助が増えると思います。日本のあたりまえは、世界のあたりまえと思わずに生活したいです。
 それに、インド、日本、その他さまざまな国の人たちも、生活環境がちがうだけで、人間というのは、みんな、どの国の人たちも一緒だから、差別するのはおかしい。同じ人同士で助け合うのはあたりまえだと感じることが大事だと思いました。
(Sさん、伝えることは、とても大切ですね。私もがんばります。

★ 私は片桐さんのお話を聞く前に、開発途上国の水不足について調べました。安全できれいな水が飲めない人々は、土の上にたまっている茶色っぽい水を飲み水などに使っています。しかし、そのことが分かっていても、私が今、出来ることは、自分が水のむだ使いをしないこと、それだけしか思いつきませんでした。それに対して、片桐さんは、ほとんど自分だけで、たくさんのお金を集め、実際に苦しんでいる人達の所に行き、支援活動をして、すばらしいと思います。最初は住む場所もなかった子ども達が、学校にも行けるようになる。とても、とてもうれしいと思います。
 これからも、「子どもの憩いの村」建設をがんばってください。そして、私も、もっともっと苦しんでいる人々の事について調べて、役にたちたいと思います。
(今は、いろいろ勉強することがKさんの仕事です。がんばって!!)

★ 片桐さんのストリートチルドレンの子どもに対する気持ちに感動しました。道路などでねているのを見て、「人間としてほおっておけない」と思ったことが、とてもすばらしいと思いました。片桐さんの「きれいな水を飲ませたい。安全で、温かい物を食べさせたい。」という気持ちにも、とても感動しました。
 ストリートチルドレンの人たちは、最初は、安全でない物を食べ、死亡する人もいたと思います。そんな人たちを、片桐さんが救ったんだと思います。いくつもの命を救ったので、すごいと思いました。私は、温かく、安全な物を食べるのが当たり前だと思っていました。他の国では、この当たり前はないことに、少し悲しかったです。
 片桐さんの言った、「夢をあきらめちゃだめ。」と、片桐さんのお母さんの言った、「心まで貧しくなっちゃだめ。プライドをしっかり持つ。」、この2つの言葉を胸に生きていきたいです。これからは、自分の事だけではなく、世界を考えたいです。ひどいいじめを受けていた片桐さんは、苦しい思いをしたと思います。だからこそ、こんな事ができたと思いました。私も、片桐さんの様な、心のやさしい人になりたいと思います。
(Yさんは、今でもきっと、心のやさしい、友だち思いの人だと思います。私こそ、Yさんの感想文を読んで、とても、勇気をもらいました。大人になった時のYさんに会いたいです!!)