新潟市立中之口西小学校
6年生の感想文(手紙)

日時:2012126日(木)5,6限

会場:中之口西小学校・ランチルーム

 新潟市立中之口西小学校は、自然豊かな農村地帯です。私どもの話を聞いて、思ったことを素直にお手紙に書いてくれました。文字も一文字一文字、丁寧に書いており、普段から行き届いた教育を受けていることが分かります。全員のお手紙を掲載したいのですが、スペースがないことをお許しください。  
                           (教育と環境の「爽」企画室)

★ 講演で心に残った言葉は、「一歩ふみ出すことが大事」です。私は、将来、「ウエディングプランナー」という職業につきたいと思っています。人気の職業で、マナーを守れる人じゃないとだめだということを聞いて、不安で心配でした。でも、講演を聞いて、「がんばってみよう」と夢に自信が持てました。ありがとうございました。
(A.Mさん、あなたは文字も文章もしっかりしていますから、きっと、マナーもきちんとした、素敵な「ウエディングプランナー」さんになれると思いますよ。がんばって!)

★ 今まで私は、“自分のやりたい仕事”ではなく、“自分がうまくできそうな仕事”ばかりを夢にしてきていました。“自分のやりたい仕事”の内容をみると、難しそうだし、自分には無理だなあと思い、すぐあきらめてしまっていました。でも、“夢は思い続ければ叶う”とおっしゃったので、私もチャレンジせずにあきらめるのは、もったいないと思いました。私は、これからは、仕事や夢を思い続けたいと思います。
(A.Aさん、私も中学の時、“広い門よりもせまい門を選びなさい”と、先生に言われました。あなたなら、難しい仕事でも、努力して、きっと夢を叶えると思いますよ。)

★ 私は講演を聞いて、すごく勇気をもらいました。片桐さんが全く関係のないインドの子どもたちのために、たくさんのお金を使うのはなぜだろうと思いました。でも、片桐さんが助けたから、インドの子どもたちも、夢への階段に立てたのを知って、自分もだれか困っている人がいたら、声をかけてあげられるようになりたいと思いました。
N.Kさん、あなたが優しく声をかけるのを待っている人がたくさんいますよ。その人達の力になってあげてください。そんなあなたの優しさが、私は好きです。)

★ インドの子どもが、夢の階段の入り口さえ入れない事にびっくりしました。でも、「思い続ければ夢は叶う」、また、「夢は必ず待っている。あきらめなければ自分の夢は叶う」と、「自分の夢を一歩ずつ、一歩ずつ大切に」という言葉を聞いて、勇気をもらいました。私は、まだ夢は決まっていません。けれど、これから決める自分の夢を、自分の未来をあきらめないで、思い続けたいと思います。
(N.Tさん、あなたの描く夢を応援していますよ。一歩ずつ、夢に近づいているNさんを、夢はじっと待っていますよ。)

★ 片桐さんは、誰もしないような、「インドに学校をつくる」ということをして、とても勇気のある方だと思いました。私たちも勇気と希望をもらうことができました。次に、夢の話をお聞きして、「一歩ふみ出す勇気」という言葉が心に残っています。一歩ふみ出す勇気で、世界を変えられると思いました。私は、「パティシエール」になるという夢があります。思い続ければ夢は叶うということを忘れずに、夢を叶えたいです。
(H.Sさん、あなたが思っているかぎり、夢は必ず叶います。がんばってくださいね。)

★ 私には夢があります。でも、あきらめかけていました。片桐さんは、インドの子どもたちには、夢への入口さえもないと言いました。おどろきました。私たちには夢があって、一歩一歩を進んでいくと、夢へたどりつくのに、その入口さえもなかったらどうしようもない、そんな思いでした。だから、夢があるなら、逃げずに夢に立ち向かって、夢を叶えればいいんだ、夢をあきらめなくていいんだと思いました。
(H.Mさん、あなたはがんばりやさんだから、夢は必ず叶いますよ。あきらめないで!)





★ インドの子どもたちが、昼間はお金になりそうな物を拾って歩くことや、大麻などを吸わないと身がもたないくらいの悲惨な生活をしていると知ったとき、「私たちはとても幸せなんだ」と感じました。「苦手なおかずが出ると残す。」そんなのぜいたくと心の中で反省しました。「自分に与えられたものをありがたく思おう。」そう感じられるような授業でした。自分を振り返って反省できた、いい授業でした。
(M.Kさん、あなたが家や学校で伸び伸びと育てられているから、こんなに素直に自分の生活を反省出来るのだと思いました。これからもまっすぐに成長してくださいね。)

★ 私の将来の夢は、声優になることです。お話を聞く前は、声優になるためには東京に行かなければならないと思って、あきらめようとしていたけど、「夢は自由に持てる。逃げてはいけない。」とおっしゃって、私は、自分の夢の声優になる!というのに勇気をもらいました。だから、今からできることは、すぐ今から始めようと思いました。
(Y.Yさん、素敵な夢ですね。きっと素敵な声優さんになって、日本中(世界中?)の人々を楽しませ、感銘を与えてくれるでしょう。私も応援していますよ。)

★ インドの子どもを助けることがとてもすごいと思いました。貧しいインドの子どもたちに、学校を作ってあげたのはすごいです。心に残った言葉があります。それは、「命はシャボン玉のようにはかない」と言ったことです。ぼくも命を支えたいと思いました。
(A.Yさん、あなたが命を支えたいと思ってくれて、とてもうれしいです。きっと、社会を支えるりっぱな人間に成長することでしょう。がんばってください!)

★ インドでは、貧しい人が多くて、一日一日を生きていくことで精いっぱいで、夜は寒いのに、うすい布きれ1枚で眠り、服も家もトイレもないと聞いて、日本では当たり前なのに、インドではそうでないということにおどろきました。世界では、そんな人がたくさんいて、日本は幸せな国だと思いました。片桐さんのように、困っていたら助けるということをたくさんしていきたいです。
(O.Sさん、世界には、戦争や貧しさのために苦しんでいる人がたくさんいます。そんな多くの人を支える、りっぱな大人になってください。)

★ 講演はためになりました。自分のことだけでなく、他の貧しい子どもたちにも気づかうことが出来て、優しい人たちだなと思いました。貧しい子どもたちを支援するのは大変なことだと思いますが、どうして、そんなに続けられるのか不思議に思います。ぼくは、プロ野球選手になりたいです。その夢に向かって、これからもがんばっていきます。
(プロスポーツ選手も、多くの人たちに夢と希望と勇気を与える、りっぱな仕事です。K.Kさんが、人々に感動を与えるプロ野球選手になるように、私も願っています!)

★ 私は、「思い続ければ夢は叶う」と、「夢は逃げない。自分が逃げているんだ」という言葉に心を打たれました。私は、将来、外科医になりたいと、ずっと思っていました。でも、その一方で、外科医は器用でないとだめだとあきらめている自分もいました。私は、やっぱり逃げていました。でも、お話を聞いて、私の夢は、外科医だ!と確信できました。大人になったら、外科医になって、多くの人を助けたいと思える2時間でした。
(今年
1210日、ノーベル賞を受賞した山中教授も、手術が下手で時間がかかり、教官から「じゃまなか」と呼ばれていたそうです。大丈夫ですよ、M.Kさん。あなたはすでに、夢への階段を一歩ふみ出しました。私どもも心から応援しています!)