87日、8時過ぎには到着予定の筈が、デリーの国内空港の停電のため、大幅に遅れ、さらに空港事務の混乱で、4人ともスーツケースが届かず、お昼近くとなりましたが、ようやくビシャカパトナム空港を出て、現地に向かいました。インドではよくあることです…。代表生徒10人が笑顔で、黄色い花のレイと綺麗な花束を差し出し、迎えてくれました。
「子どもの憩いの村」では、美しい女神様の招きの儀式も待ち切れず、わっと押し寄せ、たちまち、黄色い花弁の粉を頭にふりかけられ、体中花まみれになりました。3時間も待たせた報いと観念しましたが、笑顔いっぱいで迎えてくれる2年ぶりの子どもたちは、それぞれに成長し、胸が熱くなりました。
 今回の訪問の一番の目的は、学校の建設状況を確かめることでした。目隠しされて行って、玄関を見た時は感激でした。正面には、大時計が設置され、正確な時を刻んでいました。ポーチは、明るく広々とし、入口は、鳥居のように柱が2本厳かに建っています。
 早速、子どもたちと記念撮影です。子どもたちもこれから初めて入る校舎に、胸弾ませています。今までの苦労が吹き飛んだ瞬間でした。机やいす、黒板のある8つの教室、両脇の水洗トイレ、屋根には、太陽光発電のパネル、教室棟の別棟には、2つの特別教室も仕上げに入っていました。

「村」の子どもが勢ぞろいして記念撮影


2009年8月の学校地鎮祭の記念碑


初めて学校に入る記念式典(ヤシ割り)


100mトラックでデモンストレーション


ポーチ入口の扉開きテープカット


待ちに待った学校開きに我先にと


教室の真新しい木の机に目を輝かせて


七夕の短冊に、将来の夢を託して


手作りの二人机に、市販のいす


教室前廊下(ベランダ)に、靴入れ棚


先生方の勢ぞろい(来年からは13人)


バイオ・ガスコンロに初めての点火


屋上には、太陽光発電のパネル


生ごみのバイオ・ガスプラント


女子トイレの工事(便器取り付け)


工事のひとたち(男子トイレ)


幼児は、ホームでぬり絵のお勉強です


日本人大学生の日本語授業の様子


ジャガイモの皮むき、全て手作業です


大鍋は外の窯で煮ます(カレー、ご飯)


ヤシの葉の屋根の大食堂です(200人)


超派手トラックで建築材料の搬入


恒例のダンス・パーティーは大フィーバー

お別れも笑顔でシーユーアゲイン!
2011.8.6〜11 インド「子どもの憩いの村」・学校建設及び施設の現状視察

 代表一人の視察予定でしたが、急遽、週刊誌「女性自身」の取材が決まり、記者2名とカメラマンが同行されました。デリー国内空港の停電のために、2時間近くもフライトが遅れたり、ビシャカパトナム空港では、スーツケースが4人とも届かなかったりと、波乱含みでしたが、現地の状況は、厳しいジャーナリストの取材にも、十分応えることが出来たと確信しています。

 写真を見ていただきながら、現地の様子をお伝えいたします。

 2011.9月  大グラウンド建設プロジェクトが動き始めました 
 インド「子どもの憩いの村」の校舎に隣接する、400メートル・トラックが出来る、グラウンドの土地(200m×120m)を、私どもの資金提供と、現地NGO「NEW HOPE」の尽力で、購入することが出来ました。
 建設を予定しているのは、公式の規定に則った400メートルトラックです。現在は、藪の荒野ですが、やがて、数年後には、整地されたグラウンドとなり、トラックを、晴れ晴れと疾走する子どもたちや若者の姿を思い描いて…。どうか皆様、これからも、後押し宜しくお願い申しあげます
 
←左の図をクリックすると大きな画面で見られます。