●2013年7月20日、ついに学校給食棟の図面が決定しました。食堂と調理室が配膳台でつながる建物です。建物の建設がすぐにも始まります。今年は給食棟の建設のみです。来年は、食堂のテーブルといすが入る予定です。キッチンの施設・設備と、給食専用の井戸も掘削する予定ですが、資金作りの目途が立たないままの出発です。皆様のお力にすがりながらですが、ぜひとも有終の美を飾りたいと思います。何とぞお力添えをください。
 


●2013年9月28日に給食棟の地鎮祭を滞りなく、子どもたちと実施しました。給食棟は2014年3月31日に完了する予定でした。しかし、この建設については、幾つかの問題に直面し、なかなか思うようにはかどりませんでした。現地NGOは、下記のような嘆願書を私どもと支援団体・NPOサンライズ ファンドに提出しました。

A) この2年間、アンドラプラディッシュ州は、政治的な問題で2つに分かれることで協議していました。
そのため、私たちの建設許可が遅れています。政府は、この問題に対しは、賛成してくれていますが、許可証は、選挙の後になると言っています。

B) 作業の過程で、建設の土台を掘った時、地下水(飲み水にならない)のレベルが高く、柱の埋め込みに使うセメントと鉄骨によくなく、作業員はしばらく工事は出来ないと言います。

C) 現在、井戸水が不足になっています。干ばつのためです。私たちの子どもたちが使う水と工事に使う水が足りず、近くのため池の水を汲んできていますが、近在の農民から非難されています。農民にとっては、生活水と動物の飲み水になっているのです。


その他、ハリケーンなどの天候不順も重なり、3月末までに仕上げる予定の工事日程を50日間程延ばして欲しいと詫び状を提出してきました。私どもは、それを了承せざるを得ないと判断しました。ご支援の皆様のご理解をお願い申しあげます。