■ 公営住宅蛭子崎団地 (設計プロポーザル受注)     長崎県松浦市(1999〜2001)


 公営住宅団地の建て替えです。

基本計画・設計から最終工事完了まで3年に渡るプロジェクトで、住戸は2DK〜3LDKという内容、住戸数32戸にも

拘わらず、1棟2戸から5戸、戸建てに近い棟が9棟建っています。

 敷地は払い下げにより櫛の歯状となっていて、空間的まとまりのある団地の計画が困難な状況でしたが、あずま屋

のある中央付近の広場を中心に、各住棟を歩道が繋ぎ、その歩道は境界なく周辺地区へと、コミュニケーションの領域

を広げていきます。

レイアウト

近景

歩道

各1階住戸はバリアフリーとし、駐車場が住戸と近いにも拘わらず、敷地内歩道と車道は安全に分離されます。

また、住戸は南向きにこだわり、一部の住棟では2階同士で往来出来る渡り廊下が設置されています。

歩道よりあずまやを見る

国道よりの歩道アプローチ


MASAKI ARCHITEC DESIGN