■ 城山公園展望台     長崎県松浦市星鹿町城山 (2000)


 

  その昔は、探題守護であった加藤左衛門重氏が、「石童丸」の伝説で有名な「刈萱城」を築いた

中世の山城跡で、元寇が攻め寄せて来たときはのろし場となり、戦時中は高射砲台の軍用地、

現在は公園と、様々な変遷があったところです。

  海抜百二十メートルの山上、地上十数メートルのところに展望デッキが空中に突き出しています。

この力強い造形は吊り橋をモチーフとし、スロープによって地上より展望デッキまで導かれます。

次第に高度を上げ、頂上にたどり着くと、そこには遮るものの無い大パノラマが待ち受けています。      

石童丸 

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