・どんな家でも建てられる? 家を建てるには、地域のコミュニティの一員としての、守るべき法律が義務付けられています。土地に関 しては、原則として家を建てられないところもありますし、同じ広さの土地でも地域によって建てられる家の 面積が変わってきます。都市計画区域では用途地域ごとに 建ペイ率 と 容積率 が決められているの です。 また、個々の家では使うことの出来る柱のサイズ、外壁材や内装材の種類、軒、屋根の高さ、排水の処 理等まで、実に様々な法規制があり、すべてをクリアすることではじめて建築可能となります。 以上のことから土地を購入してから建築する予定の場合は、土地の購入前に設計事務所などにチェック してもらったほうが賢明です。 ・建築主は何をすればいい? 先ずは自分達が建てたい家のイメージを、家族で統一することが必要でしょう。ご主人は和風が好みで、 奥様は洋風が好み、といったような場合は、どちらかが我慢をすることになり、完成してもその喜びは半減 してしまいます。あわてずに時間をかけて、家族のコンセンサスを得るのが第一だと思います。 そしてそれらのイメージを、相談する相手にしっかりと伝えることが大切です。 次に、無理の無い資金計画を立てることも大切です。ローンシュミレーションや住宅金融支援機構等を
覗いて見てもいいでしょう。思いの外諸経費も必要になってきます。
また、土地がある場合は、その境界線を確認しておくことも必要です。 建築主としては、「家づくりの全体の流れ」を見て頂ければ、その時々でどういったことに対処すればいい のかが、おおまかには解ると思います。 細かいことは、誰でも解らないことですから、遠慮せずに設計事務所等に相談されるのがいいでしょう。 例えば施工業者との工事費の折衝などは、設計事務所にやってもらうのが一番良い方法だと思います。 とにかく判らない事があったら、設計事務所にどんどん尋ねましょう。 ・まだ迷ってるが相談だけでもいい? 当然です。普通の設計事務所であれば、いつでも無料で相談にのってくれると思います。 ハウスメーカーなどは、その後の営業展開がしつこいかもしれません。
MASAKI ARCHITEC DESIGN