・ リフォームの話
リフォームと一言で言っても、建物の構造体を扱って、外形が変わるような大規模の改築レベルの
物から、壁紙の張り替えのような模様替えレベルの物まで幅広い意味で使われていると思います。
ではどんなリフォームがあるのでしょう。
まず建物の老朽化が考えられます。この場合のリフォームは、うまくやれば思い入れのある建物を
イメージを壊さずに、更に安全で快適な建物にする事も出来ます。今は民家再生などにも注目が集
まっています。これは資源を大切にする考え方と共に、日本の建築文化を引き継いでいくことにも一
役買っています。
次に、家族構成の変化に伴い、内部の間取りを変更する必要が出てきたりした場合があります。こ
れは元々の間取りが、変化に対応しやすいフレキシブルな間取りとなっていれば、簡単な工事でリ
フォームが済む事もあります。そうでなければ、取れない柱が新しい部屋の中ほどに残ったりするこ
とも出てくるでしょう。
最後に、古くなった浴室をユニットバスに、和式のトイレを洋式に変更など、設備がメインのリフォーム
が考えられます。これらの工事では、より快適な生活を送る事が出来るようになるでしょう。
ちょっとしたリフォームでも、建築家か設計事務所に相談してみて下さい。はやりのTV番組のような
ことになるかどうか判りませんが、あなたの予想以上の素敵なリフォームが出来るかもしれません。
 
・ メンテナンス
家は経年劣化に伴い、痛みや汚れが出てきます。これらは放っておくと建物の寿命が短くなる原因
にもなります。自家用車も購入したら掃除、洗車、ワックスがけなどの手を入れるのと同様に、家もメ
ンテナンス(手入れ)が必要です。何年かに一度家の検診をして、メンテナンスをする事で大事な家
の寿命を延ばす事ができます。多いのはやはり外まわりですが、中でも雨樋の未掃除が最も多いよ
うです。樋も軒先にあったり、ベランダの床まわりにあったり、四角い箱屋根の中にあったりと、個人
には手入れが難しいところもあります。こういったところはメンテ会社か、施工業者に依頼したほうが
安全でしょう。外壁の汚れを落とすことも、コケなどから家を守ります。但しむやみに外壁をこすったり
すると、傷む外壁材もありますので、施工業者などに尋ねてみて下さい。
以外に考えられていないのが、室内の換気です。換気をしっかりすることで、室内の湿気から家を清
潔に保ち、カビを防ぐことに高い効果があります。簡単なことですが誰にでもできるメンテナンスが以
外に重要です。
 

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